更新日: 2019.01.07 その他暮らし

【就活ルール廃止!?】今だから知りたい 採用担当が思う採用したくなる人の3つの共通点とそのワケ (新卒編)

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

【就活ルール廃止!?】今だから知りたい 採用担当が思う採用したくなる人の3つの共通点とそのワケ (新卒編)
入社した新社会人もはじめての夏を迎えて、少しずつ働くことに慣れてきた頃かもしれません。
 
文部科学書の調査によると、平成30年3月大学等卒業者及び高等学校卒業者の就職率は、大学卒が98%、短期大学卒が99.1% 高等専門学校及び専修学校(専門課程)は、それぞれ100.0%と94.7%となっており、高い数値を記録しています。
 
また、学歴別にみた初任給は、厚生労働省が調査した平成29年賃金構造統計調査(初任給)の概要より大学卒で約200万円、高専・短大卒で約180万円となっています。
 
平成25年と比較すると、どの学歴においても平成29年は初任給の額が+5万円程度上昇しています。
 
就職率も、初任給も上がっていて学生にとっては売り手市場。
 
しかし、学生から社会人になるために避けて通れないのが、面接です。「人の印象は3秒で決まる」と言われているように、採用担当者は面接の短い時間でも相手を見極めます。
 
では、実際に採用担当者は、どのような観点で面接をしているのでしょうか?
 
FINANCIAL FIELD編集部

Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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採用したくなる人の共通点 (1)話を聞く姿勢と積極性

まず、「目を見て話せる、聞ける」というのは、当たり前のことですが、すごく気になるポイントです。
 
説明会でも面接でも、説明をする社員の話はもちろん、他の被面接者の質問なども、きちんと聞ける人は高評価です。
 
「その会社がどのようなビジョンを持っているのか」「どんな社員がいるのか」ということは、真剣に就職活動に取り組んでいる人であれば気になって当然です。採用する側も、会社に興味を持ってくれる人と働きたいと考えています。
 
入社後、その会社で長く働きたい、よりよい社会人生活を送りたいと考えるのであれば、その会社に興味を持ってみてください。興味がわけば、自然と話を聞きたくなるものです。
 
多くの方とお会いしている人事担当者なら、聞く姿勢で興味の「あるなし」はわかります。人数が多い説明会でも、気を抜くことなく参加しましょう!
 
また、会社への質問は「興味があること」をアピールできるチャンスです。
 

採用したくなる人の共通点 (2)熱い思い

仕事をするうえで、熱い思いは大切です。
 
目標を達成するためには、目標を着実にこなす管理能力が必要です。しかし、最後には「絶対に達成する」という強い思いが、結果を左右します。
 
面接では、学生時代の部活など、何かに打ち込んだエピソードや、実績を上げたエピソード、頑張ったエピソードなどを話していただけるとよいかと思います。
 
概要と結果、さらに、それによって得たことなどを説明してもらえると興味がわきますね!
 

採用したくなる人の共通点 (3) 責任感があり、負けず嫌いであること

同じ仕事や繰り返しの仕事では、毎日工夫したり、改善しながら作業を向上させることが大切です。
 
そのような意識を持つには、任されたことへの責任感を持つことが大事。また、自分でも、他人に対してでもいいので、負けず嫌いであることがポイントになります。
 
負けず嫌いでも、他人を攻撃したり貶めたりする手法ではなく、「自分を高める努力ができる人」が求められます。
 

自分が採用担当者だったら…客観的にイメージしてみることが大事

今回ご紹介した「採用したくなる人の3つの共通点」は、確かに当たり前のことなのかもしれません。それでも、人事はその当たり前のことがしっかりできているかを見ています。
 
もちろん、受ける会社の方針などによっては、上記のポイントを重視していない場合もあります。ただ、先述の内容をうまくアピールできれば、多くの場合でよい印象をもたれるのではないでしょうか。
 
あなたが人事となり、人を採用する立場になったら、どんなポイントを見ますか?
 
なかなか難しいことですが、自分を客観的に見て、採用したいと思うような振る舞いを心がけてみましょう。それが、採用への近道になるかもしれません。
 
出典:
文部科学省 平成29年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)
厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給
 
Text:FINANCIAL FIELD編集部

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