更新日: 2019.01.07 家具・片付け

食欲の秋でも“時短”と“省手間”を!?女性が今使ってみたいのは “ほったらかし系”調理家電

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

食欲の秋でも“時短”と“省手間”を!?女性が今使ってみたいのは “ほったらかし系”調理家電
食欲の秋。とくに鍋物など楽しみたい季節です。さて、近頃注目されている「調理家電」。
 
人気があるのはどんなものでしょうか?株式会社リビングくらしHOW研究所が行った「調理家電」についてのアンケート(※1)を見てみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

調理にかける時間にかかわらず、多くの女性が“時短”と“省手間”を望んでいる

この調査は日頃から調理をする女性1028人を対象に「調理家電」についてのアンケートを実施したものということです。
 
まずこのアンケート結果で注目したいのは、調理にかける時間別に「普段の食事作りについて思うこと」を聞いた結果です。
 
もっとも多かったのが、「もっとメニューのバリエーションを増やしたい」という回答。次に多かったのが、「もっと手間をかけずに作りたい」という回答でした。
 
「もっと手間をかけずに作りたい」と回答した人の調理にかける時間別の内訳には、少しおもしろい傾向が見られます。
 

「もっと手間をかけずに作りたい」

30分未満 50.0%
30分以上45分未満 50.3%
45分以上60分未満 56.7%
60分以上 64.7%
 
調理にもっとも長く時間をかけている「60分以上」の人が、一番多くこの回答を選んでいるんですね。
 
この傾向は、同じく多くの人が選んだ「もっと調理時間を短くしたい」という回答にも見られます。
 

「もっと調理時間を短くしたい」

30分未満 31.7%
30分以上45分未満 40.7%
45分以上60分未満 50.5%
60分以上 57.8%
 
つまり調理に長い時間をかける人の方が、調理に「手間をかけたくない」「時間を短くしたい」と望む傾向にあるのです。
 
さらにこの調査では、「調理家電に求めること」をたずねているのですが、ここでも同じような傾向が見られました。
 
結果のトップ3は、「おいしい料理が作れる」「調理の手間が省ける」「調理時間が短縮できる」。このうち「調理の手間が省ける」と「調理時間が短縮できる」の2つについて、調理に長い時間をかける人が、より多くこの回答を選ぶという結果になりました。
 

多くの女性が使ってみたいのは “ほったらかし調理家電”

では今女性は具体的にどのような調理家電を求めているのでしょう。
 
この調査では「今気になる・使ってみたい調理家電」をたずねているのですが、もっとも多かったのが「電気調理鍋など」(26%)でした。
 
ここでいう「電気調理鍋など」とは、鍋の中に具材や調味料を入れて、スタートボタンを押せば、あとは電気調理鍋が自動で料理してくれるというもの。いわゆる“ほったらかし調理家電”と呼ばれるものです。
 
まさに“時短“や“省手間”につながる調理家電が多くの女性に求められているという結果となったわけですね。
 
ちなみに、“ほったらかし調理家電”の代表的なものとしては、ティファールの「クックフォーミー」や、シャープの「ヘルシオ ホットクック」がありますが、クックフォーミーの市場価格は2万円台〜4万円台、ホットクックの市場価格は4万円台〜7万円台です。
 
“ほったらかし調理家電”は気軽に買える価格帯ではないようで、今回取り上げた調査でも、購入率は2.5%にとどまっていました。ただ持っていない人たちの86.5%が「興味がある」「まあ興味がある」と答えるなど、高い関心があることもわかっています。
 
それではこうした調理家電の購入タイミングは? やはり「新生活」に向かうときではないでしょうか。
 
CRITEO株式会社の報道発表資料(※2)でも、新生活時に購入したいものは、オンライン・リアル店舗ともども、1位「家具」2位「家電」3位「洋服」「調理器具」という結果が出ているようです(この調査では“調理家電”という分類はないようです)。
 
調査によると、新生活に向けた購入単価の平均金額は「19万1901円」で、とくに30代女性の平均は「25万3842円」と高い値を示しています。先ほどの“ほったらかし調理家電”はもちろん安いものではありませんが、今後、この予算内に入り込むのでしょうか?
 
※1 リビングくらしHOW研究所報道発表より
※2 CRITEO株式会社「引越し・新生活に関する意識調査」より
 
Text:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集