更新日: 2019.01.09 その他暮らし

8割のカップルが2019年秋までに結婚式を挙げたいと思っているワケとは

8割のカップルが2019年秋までに結婚式を挙げたいと思っているワケとは
2019年秋の消費増税をひかえ、駆け込みで一時的に消費が活発になるという予想も出ている今日このごろ。
 
大きな買いものだけでなく、旅行などのサービスに関しても駆け込み需要が予想されます。
 
そんなサービスに分類される「結婚式」について、株式会社テスティーが興味深い調査結果(※1)を発表していました。さっそくチェックしてみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

やっぱり!約8割のカップルが、消費増税前に結婚式を挙げたいと思っていた

【結婚式は、増税前?増税後?】
<男性>
1位:増税前             44.1%
2位:どちらかといえば増税前     32.9%
3位:気にしない           17.8%
4位:増税後&どちらかといえば増税後  5.3%
 
<女性>
1位:増税前             43.8%
2位:どちらかといえば増税前     36.5%
3位:気にしない           16.8%
4位:増税後&どちらかといえば増税後  2.9%
 
男女ともに約8割の人たちが、「増税前・どちらかといえば増税前」と答えています。
 
結婚式は、一生に一度の一大イベント。
 
その分、なにかとお金もかさみますよね。そこにかかってくる消費税率が2%違うだけで、かなり出費も変わってくるというものです。そう考えると、男女ともに上記の回答は妥当な順位になっていると言えるのではないでしょうか。
 

イマドキカップルに聞く!ずばり結婚式にかける費用は?

結婚情報誌「ゼクシィ」でおなじみの株式会社リクルートマーケティングパートナーズが、「結婚トレンド調査2018」(※2)を発表しました。さっそく、結婚式の規模感や費用を見てみましょう。
 
【披露宴・披露パーティの招待客人数の平均値】
1位:80〜90人未満  14.1%
2位:60〜70人未満  13.3%
3位:70〜80人未満  12.9%
4位:50〜60人未満   8.8%
5位:90〜100人未満  8.0%
 
60〜90人に回答が集中し、およそ4割となりました。
 
なかには大々的な結婚式として160人以上(1.5%)という回答や、両家の親兄弟だけ呼ぶようなこぢんまりとした10人未満(2.4%)という回答もありましたが、多くの人がそこそこの規模の結婚式を挙げていることがわかります。
 
そこそこの規模の結婚式となると、費用もそれなりにかかるもの。では、実際みなさんは結婚式にどのくらいお金をかけているのでしょうか?
 
【挙式、披露宴・披露パーティ総額】
1位:400〜450万円未満 16.8%
2位:300〜350万円未満 13.6%
3位:350〜400万円未満 12.9%
4位:500〜550万円未満  9.6%
5位:450〜500万円未満  9.4%
 
350〜450万円に回答が集中し、およそ4割強という結果に。平均では357.5万円となりました。この平均金額をもとに消費増税前と後で比較してみると、単純計算で7万円ほど違いが出てくることになります。これはかなり大きいですよね……。
 
【挙式、披露宴・披露パーティにおけるカップルの自己負担額】
1位:100〜150万円未満 19.7%
2位:150〜200万円未満 16.7%
3位:50〜100万円未満 14.0%
4位:200〜250万円未満 13.4%
 
カップルの自己負担額は、上記のとおり。平均すると142.8万円になりました。結婚式の平均額と照らし合わせると、残りの約215万円は、ご祝儀や親族からのサポートで補っていると考えられますね。
 
やはり結婚式は、まとまった費用がかかるものです。これだけのお金をかけてたくさんの人に祝福されたからには、責任持って一生添い遂げる……という覚悟も生まれるもの。
 
でもやっぱり、せっかくなら増税前に結婚式を挙げて、少しでも節約したい! というのが、世間の心理なのかもしれません。
 
※1 TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co/
※2 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ「結婚トレンド調査2018」
 
Text:FINANCIAL FIELD編集部

※一部内容を修正させて頂きました(最終更新:2019/1/9対応)