最終更新日:2019.01.07 公開日:2019.01.02
暮らし

50、60代の“かくれ資産”って?フリマアプリから読み解く“かくれ資産”の実態とその内訳とは?

みなさんは“かくれ資産”という言葉を聞いたことがありますか?

“かくれ資産”とは、不要品の二次流通想定額のこと。一般家庭に眠っている、「使ってないんだけど捨てられない品」をフリマなどで売った場合、どのくらいのお金になるのか試算したものです。

この時期は、大掃除などで家に眠っていた不要品を処分することが多い季節。
青春時代の思い出や、昔懐かしいアイテムなど、掘り出し物が多いと思われる50、60代の“かくれ資産”事情を見てみましょう。

驚き!日本国民は1人あたり50万円もの“かくれ資産”を持っている!?

「みんなのかくれ資産調査委員会」(※1)の調査(監修:株式会社ニッセイ基礎研究所、データ提供:株式会社メルカリ)によると、日本のかくれ資産の総額は、なんと推計37兆177万円にものぼるのだとか。
 
これは、1世帯あたり約70万円、1人あたり約28万円ということになります。けっこうな額になりますよね。
 
性別・年代別の“かくれ資産”の平均は、以下のとおり。
 
【性・年代別“かくれ資産”平均値】
<男性>
1位:60代:35.1万円
2位:50代:30.6万円
3位:40代:29.7万円
 
<女性>
1位:60代:49.8万円
2位:50代:41.6万円
3位:40代:28.7万円
 
これを見ると、50、60代の女性がずば抜けて“かくれ資産”を持っているということがわかります。
いったいみなさん、なにをそんなに隠し持っているのでしょうか?
 

50、60代は、フリマアプリでどんな“かくれ資産”を売っている?

では、フリマアプリの運営でおなじみの株式会社メルカリが発表した「50、60代の利用動向」(※2)をチェックしてみましょう。
かくれ資産を多く持つ50、60代は、いったいなにを出品しているのでしょうか。
 
【出品カテゴリーランキング:50・60代】
1位:レコード
2位:美術品
3位:ゴルフ
4位:テニス
5位:アンティーク/コレクション
 
そう、これはまさしく「趣味」ですね!今の若い世代はひょっとしたらピンと来ない人も多いかもしれませんが、この年代はCDではなくレコードの時代。
 
若い頃聞いていて愛着があって捨てられなかったレコードを思い切って処分したり、昔集めた美術品やコレクションを整理のために出品したり、ゴルフやテニスなど使わなくなったグッズを手放したり……と、それもこれも趣味に関するものばかり。
 
ちなみに20、30代のトップは、「おむつ/トイレ/バス」「授乳/食事」「ベビー服」など、子ども用品の出品が多いという結果に。年代でここまでハッキリ分かれるものなのですね。
 

50、60代は、フリマアプリでどんな“かくれ資産”を買っている?

では、今度は購入のほうを見てみましょう。
 
【購入カテゴリーランキング:50・60代】
1位:ゴルフ
2位:美術品
3位:オートバイアクセサリー
4位:ペット用品
5位:カーテン/ブラインド
 
これもまた、TOP4までは「趣味」のアイテムが並ぶかたちに。5位でようやく実用的なアイテムが食い込んできました。
 
出品のほうで1位だったレコードがないことから、もう聞く機材が手元にないから手放した……ということもわかりますね。ペット用品がランクインしていることからも、子育てが一段落してペットに愛情を注いでいるライフスタイルが思い浮かべられます。
 
ちなみに20、30代のランキングは、「授乳/食事」「おむつ/トイレ/バス」「外出/移動用品」「ベビー服」と、やはり子ども用品を中心に生活関連商品が人気の様子。
 
フリマアプリひとつとってみても、余生を楽しむ世代と子育て世代でそれぞれカラーが違うということがわかりました。
 
みなさんも大掃除がてら、家に眠っている“かくれ資産”を引っ張り出してみませんか?思わぬ高値がつくかもしれませんよ。
 
※1 「みんなのかくれ資産委員会」:日本の家庭に眠る不要品の有効活用について、さまざまな角度から検証・提案を行うべく、株式会社ドリルが主体となり2018年9月に発足。
※2 株式会社メルカリ「50、60代の利用動向」
 
Text:FINANCIAL FIELD編集部

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FINANCIAL FIELD編集部

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