更新日: 2019.06.28 その他暮らし

作ってみませんか?「やりたいこと100リスト」。意外と効果的、気持ちにもお金にも余裕が出てきます

執筆者 : 宮﨑真紀子

作ってみませんか?「やりたいこと100リスト」。意外と効果的、気持ちにもお金にも余裕が出てきます
今年のお正月は「平成最後」がキーワードになりました。5月には新しい元号になりますので、本年は新元号の元年でもあるわけです。
 
毎年1月に今年の目標を手帳や日記に書いて、決意を新たにする人は多いのではないでしょうか。とりわけ今年は特別な1年です。皆さんは、どのような1年にしたいですか。
 
宮﨑真紀子

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

今年やりたいこと、100個ありますか?

今年はじめて、友人の勧める「やりたいこと100リスト」にチャレンジしてみました。言うまでもなく、やりたいこと100個を書き出すのです。100個は簡単なようで難しいです。
 
「やりたいこと」の言葉にこだわっていると書けませんので、「やらねば」「無理と思うけど出来たら嬉しいな」「将来やりたいな」等々をひっくるめて書いてみました。これには、性格が表れると思います。
 
自分に甘い性格だと、直ぐに出来そうなことや簡単なことを多く書くでしょう。夢見心地な性格だと、少々無謀な妄想を書くかもしれません。そんなことを考えながら100個を書くことにトライしていると、あることに気づきました。
 

「やりたいこと100リスト」の3つの効用

(1)やりたいことを具体的に考える時間を持つことが出来る
30個までは調子よく進んだのですが、ここで一旦休憩です。さらに新しい70個を考えることは無理かも、と方向転換しました。大きな“やりたいこと”を成し遂げるには過程も必要です。
 
例えば、「今年は100万円貯金をしたい」を実現するために「毎月5万円貯金する」「ボーナスから20万円貯金する」といった具体策を掲げることです。細分化することで目標は身近になりますので、達成確率は上がりそうです。
 
(2)予算も書いておく
「やりたいこと」の中には、お金のかかるものも多いです。「夏休みに帰省する」「父の還暦のお祝いをする」等々は予算も記入しておくと安心です。「やりたいこと」にお金をかけることは悪くありませんが、何事もバランスは大事です。
 
(3)なりたい自分が見えてくる
このリストは思いつくままに書いています。例えば「水族館に行く」「毎月、趣味の映画を1本観る」「営業成績で社内トップになる」全てが同列に並んでいます。「水族館に行く」のように明日にも実現できそうなことと同等に扱うことで、一見無謀なテーマも出来そうな気がしてきます。
 
書き進めると、忘れていた「やりたいこと」を思い出したり、「こんなことが出来る人になりたかったのか」と気づかされたり、収穫は多いと思います。
 

無理そうなことほど、意外と出来てしまう?

このリスト作りを勧めてくれた友人曰く、昨年の達成率は22%だそうです。無理そうなことほど実現するから作っていて面白い。全部出来たら最高の1年!と思いながら毎年作っているそうです。書くことで夢が実現する、という話も聞きます。私は、100個まで残り17個。頑張って書きたいと思います。皆さんも如何ですか。
 
執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)
相続診断士