最終更新日:2019.07.17 公開日:2019.04.16
暮らし

新現役交流会というマッチングイベントに参加するには?

関東地方を中心に、地銀、信用金庫、信用組合などの金融機関が中心となって「新現役交流会」というマッチングイベントを開催しています。「新現役交流会」は50歳以上のビジネスパーソンと中小企業をつなぐものです。
 
中小企業とマッチングされたビジネスパーソンは、中小企業を訪問し、販路拡大や人事制度の整備、海外展開のアドバイスを3回まで行います。その間の謝金は国から支払われるので、中小企業の負担はほとんどありません。時給5000円(税別)と交通費が支給されます。
 
3回の支援後、中小企業とあらためて契約して顧問になる人も少なくありません。
 
そこからの条件は、当人同士で決めることになり、国や金融機関は関係なくなります(金融機関とそのまま連携して中小企業を支援することももちろんあります)。中小企業側もそのビジネスパーソンの力量や人柄がよくわかっているので、ウィンウィンといえます。
 
本年度も5月から新現役交流会がスタートし、東京、埼玉、神奈川、茨城、群馬、栃木、静岡など27ヵ所での開催が予定されています。では、その新現役交流会に参加するにはどうしたらいいのでしょう?
 
藤木俊明

執筆者:

執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

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藤木俊明

執筆者:

執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

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まずは関東経済産業局に登録

新現役交流会に参加するには、まず関東経済産業局のマネジメントメンターという制度に登録しなくてはなりません。「マネジメントメンター」と検索すれば、関東経済産業局のページにすぐたどりつきますので、そこで申請書類をダウンロードします。
 
申請できる主な資格は次の通りです。
 
・ほぼ50歳以上であること
・中小企業の特性(大企業とはいろんな意味で違うこと)をよく理解し、ボランティア精神があること
・1つの専門分野に通算してほぼ10年以上の経験があり、実務支援能力があること

 
何となくハードルが高そうですが、大ざっぱに言えば大企業または大企業ではなくても専門分野に精通して、中小企業に指導できればいいようです。
 
この申請が認められれば、「マネジメントメンター」として登録され、新現役交流会の開催の通知を受け取ることができるようになります。
 

新現役交流会の通知が来る

実際に新現役交流会の通知が来ると、そこには「出席中小企業リスト」が記載されており(個別の事前交渉はできないので匿名になっています)、「こんな課題があり、こんな人を探している」という内容が書いてあります。
 
気をつけなくてはいけないのは、これは求人募集ではなく、あくまで専門性を持って中小企業の課題解決を3回まで行ってくれる人を求めていることです。その結果、中小企業とマネジメントメンターの相性が良ければ、結果として顧問契約に進んだり、雇用されたりするわけです。
 
国と金融機関がお世話してくれる新現役交流会は、かなり信頼度の高いマッチングイベントだと思います。
 
これはまったくの主観ですが、「人事制度に詳しい人」「工場など生産管理に詳しい人」「販路拡大に力になれる人」などの募集が多いように思います。また、さらに「IT知識がある」ということも喜ばれます。中小企業は、IT機器導入が進んでいない場合が多いようです。
 

こんな準備と姿勢でのぞむ

では、申し込んで出席を決めたらどんな準備がいるかというと、長々とした職務経歴書ではなくて「自分の強みや特徴をA4一枚程度のシートにまとめたもの」がいいようです。
 
また、マネジメントメンターが新現役交流会にのぞむ姿勢としては、「売り込み」ではなく、「中小企業の課題を聞く」つまり「傾聴」がよいと多くの人がいいます。じっくりと課題を聞き出して、ポイントを述べればマッチングされる率が高まると思います。
 
現在は関東圏が中心になってしまいますが、定年前のトレーニング、他流試合として、マネジメントメンター制度に登録してみてはいかがでしょうか? 
 
執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)
副業評論家
 

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