公開日:2019.07.11 暮らし

親の本音「意外とお金必要だな」子供の受験費用ってどのぐらいかかるの?

新年度が始まり、はや数か月。子どもの成長を感じるとともに、気になるのが子どもにかかるお金。特に「教育費」ではないでしょうか。
 
学校にかかる費用は把握していたとしても、習い事の費用というのは予算を組みにくいものです。子どもの興味などが大きく影響するため、意外と実情を突き詰められていない人も多いのです。
 
とりわけ受験生は、毎月の塾代や夏期・冬期講習代、そして受験費用と支出がかさみます。実際、どれぐらいの金額がかかるのか、見ていきましょう。
 
秋口千佳

執筆者:

執筆者:秋口千佳(あきぐちちか)

CFP@・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員2種・相続診断士

秋口千佳

執筆者:

執筆者:秋口千佳(あきぐちちか)

CFP@・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員2種・相続診断士

どれくらいの子どもが受験するのか?

当たり前ですが、小学校と中学校は義務教育であるため受験する義務はありません。とはいえ、文部科学省の「学校基本調査」によると、2018年度は14人に1人(約7.3%)が私立中学校に在籍しています(※1)。
 
32人に1人(約3.1%)の割合だった約30年前と比べると、格段に増えています(※2)。
 

受験生だからこそ必要なお金って?

では、そもそも受験生を抱える親には、どのようなお金がかかるのでしょうか。
 
・塾代(毎月)
 受験の年だけではなく、その数年前から予算に組み込む必要があります。
 
・塾代(夏期講習・冬期講習・合宿など)
 毎月の費用とは別に発生する費用。特に受験生は高額になります。
 
・模擬試験代
 主催者によって金額が異なることはもちろん、受ける回数によっても変わります。
 
・洋服代
 小学校受験や中学校受験には親子面接があり、親子で服などを準備することがあります。
 
・受験代
 国公立か私立か、文系か理系か、何校受験するかにより金額は異なります。
 
・旅費(宿泊も含む)
 大学受験は全国で行われるため、交通費だけではなく宿泊費も考える必要があります。
 

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一体、いくら用意すればいいの?

小学校・中学校・高等学校・大学をそれぞれ受験すると、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。以下はあくまで参考です。
 

・塾の月謝:10~15万円/年
・模試代:1~2万円/回
・受験代(国立):3300円/校
・受験代(私立):2~3万円/校
 

・塾の月謝:10~40万円/年
・模試代:1~3万円/回
・受験代(国立):5000円/校
・受験代(私立):2~3万円/校
 

・塾の月謝:15~40万円/年
・模試代:1~3万円/回
・受験代(国立):9800円/校
・受験代(私立):2~3万円/校
 

・塾の月謝:20~50万円/年
・模試代:1~3万円/回
・受験代(センター):1万2000~1万8000円
・受験代(国立):1万7000円/校
・受験代(私立):3~6万円/校
 

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受験すると決めたら、するべきこと

子どもが受験を意識、あるいは決断したらすべきことがあります。小学校や中学校は親の意思が反映されがちですが、高等学校や大学については、まずは親子で話し合い、親が負担できる金額についても確認すべきです。その後にすべきことは以下の通りです。
 
・子どもの受験に対して支出できる予算枠を決める
・塾や家庭教師を調べる
・受験校を調べる

 

進路については、親子で話し合おう

進路については、親子で語り合える環境を作れるかがポイントです。子どもの教育費を全額負担できる親は多くありません。ひとりの子どもの教育費に1000万円かかると言われる時代です。先述したように国公立か私立か、文系か理系かで、金額は変わります。
 
子どもの教育費を全額負担して親の老後が破綻するのは、違う気がします。今や半数以上が大学・短大に進学します(平成30年度の現役進学率は54.8%)。大学や短大を受験しようとする子どもは、もう分別のわかる年齢です。親が負担できる金額を提示することが大切です。
 
受験したら終わりではなく、その後の入学金や学費などについてもしっかり調べたうえで、進路について決定してください。
 
出典:(※1)文部科学省「平成30年度学校基本調査(確定値)の公表について」
   (※2)ベネッセ教育総合研究所「中学受験の経年変化」
 
執筆者:秋口千佳
CFP@・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員2種・相続診断士
 

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