更新日: 2019.08.05 その他暮らし

新しいキャンプの形「グランピング」その魅力に迫ってみた

新しいキャンプの形「グランピング」その魅力に迫ってみた
いよいよ梅雨も明け、夏ならではの遊びをしたいですよね。夏のアクティビティと言えば「家族でキャンプ!」「山や湖に行くぞー!」というイメージがありませんか?
 
ところが楽天インサイト株式会社(本社:東京都世田谷区)の「キャンプに関する調査」※によるとちょっとイメージと違ってくるようです。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

1年以内にキャンプに行った人は約1割

この調査でわかったことは「思ったよりキャンプに行く人が少ない」ということです。調査では直近1年以内にキャンプに「行っていない」(87.3%)との回答が最も多く、キャンプに行った人は約1割しかいないようです。けっこうキャンプの記事など見ている気がしていましたが、実態はそんなものなんですね。
 
そのなかでも“20代は、他の年代に比べ、キャンプに行った経験があるという回答が8ポイント以上多かった”とあり、また、「行く予定がある」(15.3%)、「行く予定はないが、行きたい」(31.8%)と回答した人が多いようです。ここからみるとキャンプはファミリーで楽しむというよりは、20代の若い人たちが友達どうしで楽しむもの、というように見受けられます。小さな子どもがいると、山や川で目を離すと危険だったり、トイレなどの設備が整っていないキャンプ場ではお世話が大変かもしれません。ましてや、テントや寝袋で小さな子どもを寝かせるのは抵抗があるのではないでしょうか。
 
直近1年以内にキャンプに行った人に、キャンプ用品はどのように揃えたかを聞いたところ、「購入した」(51.2%)と回答した人が最も多く、次いで「家にあるもので済ませた」(32.3%)「有料で借りた」(28.3%)「無料で借りた」(20.5%)となりました。キャンプは年に1回行くか行かないかなので、借りて済ます人が多いようです。特に女性は、キャンプ用品を「借りた」人が有料・無料あわせて男性より30.9%も高い結果に。女性はキャンプにあまりお金をかけたくないのだと思われます。
 
直近1年以内にキャンプに行った人に、1回のキャンプにかける一人あたりの費用はどのくらいかを聞いたところ、最も多いのは「5000円以上~1万円未満(37.0%)」で、2万円以下が83.5%という結果となりました。なお、1回のキャンプにかける一人あたりの平均費用は1万3150円でした。
 

公式サイトで申し込み

【PR】アイフル

aiful

おすすめポイント

WEB完結(郵送物一切なし)
・アイフルならご融資可能か、1秒で診断!
最短1時間でご融資も可能!(審査時間込)

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 3.0%~18.0% 1秒診断(※)
WEB完結 無利息期間 融資スピード
※融資まで 30日間 最短20分
※お申し込みの時間帯により翌日以降になる場合があります。
※診断結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。
 実際の審査では、当社規定によりご希望にそえない場合もあります。

キャンプ用品を買うのは男性中心。バーベキューは全世代が楽しみにしているキャンプのハイライト!

今後、キャンプに行く予定があるかを聞いたところ、「誘われれば検討する」も含めると、50.1%と半数は行きたいと考えているようです。
 
今後キャンプに行く予定もしくは意向がある人に、自分で購入して持っていきたいアイテムを聞いたところ、全体では、「寝袋」(47.1%)との回答が最も多く、「テント」(43.5%)がそれに続きました。男性では「テント」が20代・40代で平均より10ポイント以上高いのが特徴的で、ほかにも「ランタン」「カセットコンロ」といった回答が多くみられました。女性は全体的に購入意向が低く、女性平均で唯一男性を上回ったのが「皿やコップなどの食器」で、女性30代・60代で50%を越えたぐらいです。男性が張り切って、女性はそれほど興味がない構図が垣間見えます。
 
キャンプでしたいことでは、「バーベキュー」(84.2%)と回答した人が最も多く、特に女性20代で95.8%、30代で94.9%と100%近い回答が得られました。やはりキャンプの醍醐味はバーベキューであり、キャンプに興味のない女性でも楽しみにしているようです。
 

アウトドアでホテル並みのサービスが受けられる「グランピング」に若い女性は興味津々!

キャンプでの不安や心配ごとのトップは「虫に刺されそう」(73.7%)で、続いて「トイレが汚そう」(55.7%)、「シャワーやお風呂に入れなさそう」(48.4%)、「トイレが無さそう」(42.4%)となりました。女性のすべての年代で、男性に比べ「日焼けしそう」が20ポイント以上高くなりました。ここですね!女性にとっては日焼けが問題。もちろん虫や汚いトイレなども避けたいですよね。
 
そんななか女性に支持されているのが「グランピング」。グランピングとは、山野に設置された豪華なテントやロッジに宿泊してホテル並みの快適なサービスを受けながら、自然との触れ合いを楽しむ、ちょっとセレブ感のある新しいタイプのキャンプです。
 
「グランピング」という言葉を知っているかを聞いたところ、「知っている」が45.5%にとどまり、半数が知らないことがわかりました。一方、女性20代では67.1%、30代では71.7%が知っており、アンテナの高さがうかがえます。
 
グランピングを知っている人に、グランピングに行ったことがあるかを聞いたところ、「行ったことがある」はわずか6.6%で、まだまだ知られざるアクティビティのようです。
 
また、「行ったことはないが、行ってみたい」は69.0%と、多くの人が興味を持っていることがわかりました。特に20代では男女とも8割以上が「行ってみたい」と回答しており、豪華なグランピング体験に興味津々なようです。アウトドアでホテル並みの寝室、トイレやシャワーも完備したグランピングは、虫刺されやトイレ、お風呂、さらに日焼けの不安が解消されるので、キャンプにあまり興味がない女性に人気があるのでしょう。まだまだ認知の低いグランピングですが、今後認知が高まれば、さらに人気になるかもしれませんね。
 
※「キャンプに関する調査」(楽天インサイト)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部