公開日:2019.08.24 暮らし

お昼の「高速バス」乗り換えなしでゆっくり座れて運賃もお得?利用事例3つ

かつてはたくさん運行されていた夜行列車(夜間に出発して翌日の朝以降に目的地に到着する旅客列車)ですが、今や定期運行されているものはほとんどなくなり、その機能や旅のスタイルは夜行高速バスに受け継がれています。
 
上野慎一

執筆者:

執筆者:上野慎一(うえのしんいち)

AFP認定者,宅地建物取引士

不動産コンサルティングマスター,再開発プランナー
横浜市出身。1981年早稲田大学政治経済学部卒業後、大手不動産会社に勤務。2015年早期退職。自身の経験をベースにしながら、資産運用・リタイアメント・セカンドライフなどのテーマに取り組んでいます。「人生は片道きっぷの旅のようなもの」をモットーに、折々に出掛けるお城巡りや居酒屋巡りの旅が楽しみです。

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上野慎一

執筆者:

執筆者:上野慎一(うえのしんいち)

AFP認定者,宅地建物取引士

不動産コンサルティングマスター,再開発プランナー
横浜市出身。1981年早稲田大学政治経済学部卒業後、大手不動産会社に勤務。2015年早期退職。自身の経験をベースにしながら、資産運用・リタイアメント・セカンドライフなどのテーマに取り組んでいます。「人生は片道きっぷの旅のようなもの」をモットーに、折々に出掛けるお城巡りや居酒屋巡りの旅が楽しみです。

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高速バスは、夜行だけではありません

高速バスは、そもそも夜行だけではなく昼行もたくさん運行されています。鉄道に比べると、[切符を買ったり予約をする手続きが面倒そう]、[時間がかかる]、[渋滞に巻き込まれたりすると時間通りに到着しない]~こういったイメージから敬遠する方も少なくないかもしれません。
 
一方で、確実に座れて途中乗り換えの手間や面倒もなく、そして特急列車などに比べると運賃もかなりおトク。そんな昼行高速バスの使い勝手について少し見てみましょう。(以下、各データは2019年8月15日時点の公表値。鉄道は、運賃を切符利用、指定席特急料金を「繁忙期」で計算しています)
 

<事例1> 新幹線とほぼ並行している区間

◇利用区間    バスタ新宿(新宿駅)→ 静岡駅
◇料金例     3000円(数量限定で超特割2100円や特割2400円などあり)
◇ダイヤ例    9時25分発 → 12時43分着(所要時間3時間18分)
◇鉄道便の例  [新幹線利用]運賃6550円(通常期は200円安・指定席利用)
         9時36分発 → 11時3分着(乗換1回、所要時間1時間27分)
        [在来線利用]運賃3350円
         9時50分発 → 13時11分着(乗換3回、所要時間3時間21分)
 
・所要時間は新幹線利用よりも2時間近くかかりますが、在来線とほぼ同じ。
 
・運賃も、新幹線利用の半額以下で在来線よりも安価。割引利用ならば、在来線を「青春18きっぷ」(利用時期限定、1回当たり2370円)で利用するのと遜色ありません。
 
・着席して3時間余のまとまった時間は、読書やちょっとした作業にも向いています。乗り過ごしの心配もないので、ひと眠りするのも良いでしょう。天気が良ければ、車窓から富士山や駿河湾などの眺めも楽しめます。
 

<事例2> 特急があるが在来線は乗り換えが多い区間

◇利用区間    阪急三番街(大阪駅・梅田駅)→ 鳥取駅
◇料金例     3700円(6枚つづり2万100円の回数券あり)
◇ダイヤ例    9時10分発 → 12時3分着(所要時間2時間53分)
◇鉄道便の例  [特急利用]運賃7290円(通常期は200円安・指定席利用)
         9時25分発 → 11時57分着(乗換0回、所要時間2時間32分)
        [在来線利用]運賃3890円
         8時21分発 → 13時42分着(乗換4回、所要時間5時間21分)
 
・所要時間は特急利用と遜色がなく、在来線よりも大幅に短いです。
 
・運賃も特急利用の半額程度で、在来線よりも少し安価。在来線での「青春18きっぷ」利用と比べても、所要時間と運賃のバランス面で使い勝手は良いといえるでしょう。
 
・着席して約3時間のまとまった時間は、読書やちょっとした作業にも向いています。乗り過ごしの心配もないので、ひと眠りするのも良いでしょう。
 

<事例3> 定期運行の特急などがない区間

◇利用区間    東京駅 → 佐原駅(千葉県香取市)
◇料金例     1750円(2枚つづり3100円の回数券あり)
◇ダイヤ例    9時40分発 → 11時着(所要時間1時間20分)
                (注)佐原駅が終点ではありません
◇鉄道便の例  [在来線利用]運賃合計1660円
         9時18分発 → 11時10分着(乗換1回、所要時間1時間52分)
 
・所要時間は在来線よりも短いです。かつては特急の定期運行があったエリアですが、今や臨時特急がシーズンごとに少数運行されるだけ。
 
・ダイヤ例の運行会社便では、佐原駅到着前に近傍観光地の「香取神宮」や「忠敬橋」(“小江戸”といわれる旧市街の中心地)で降車することもでき、佐原駅から行くよりも便利にアプローチできます。
 
・ダイヤ例の運行会社の東京駅行最終便は15時55分(佐原駅発)と早めです。
 

まとめ

今回はほんの3例だけでしたが、いかがでしょうか。[とにかく早く到着したい]場合には不向きかもしれませんし、渋滞の心配などもあるでしょう。
 
しかし[少々時間がかかっても確実に座って行きたい]、[乗り換えの手間や面倒は避けたい]、[ある程度まとまった時間を取って、読書や作業をしたい、眠りたい]、[ぼんやりと車窓の変化に身を置きながら旅を楽しみたい]……、そんなニーズに応えてくれるのが昼行高速バスです。
 
旅の目的やスタイルは千差万別ですが、所要時間と運賃のバランスにおいてはかなりのスグレモノも見つかります。自分のニーズに合えば、一度利用してみる価値があると思います。
 
執筆者:上野慎一
AFP認定者,宅地建物取引士

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