更新日: 2020.03.12 子育て

子どものスマホ依存に悩む家庭は多い?未成年のスマホ規制に関する本音と月々の携帯電話料金とは?

子どものスマホ依存に悩む家庭は多い?未成年のスマホ規制に関する本音と月々の携帯電話料金とは?
大人だけでなく、子どももスマホが当たり前の時代になってきました。本体の金額もさることながら、月々の携帯電話料金に頭を悩ませる親御さんも多いのではないでしょうか。特に近年は、通信量だけでなく、スマホのゲーム内の課金などで、思わぬ請求金額になってしまうことも。
 
そのような背景を受けて、香川県議会が発表した、18歳未満のスマホやゲームの時間を規制する「ネット・ゲーム依存症対策条例」の素案が話題になったことも記憶に新しいところです。
 
そこで今回は、未成年の子どもを持つ親御さんたちが、スマホ規制についてどう思っているのか、株式会社エアトリが発表した「未成年のスマホ規制に関する調査」の結果(※1)を見てみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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約半数の親が子どものスマホ依存を心配している!

【(スマホを見る18歳未満の子供がいる人)子供のスマホ使用において制限をかけているものはどれですか?(複数回答)】
1位:課金ゲーム     35.6%
2位:インターネット閲覧 33.7%
2位:制限はしていない  33.7%
4位:スマホ使用時間   28.8%
5位:動画視聴      26.9%
 
1位は、課金ゲームという結果に。2位は「インターネット閲覧」と「制限はしていない」が同率になりました。やはり制限なくお金を使ってしまう可能性のある、課金ゲームを制限する親御さんが多いということが分かります。
 
課金時にゲームにて年齢確認画面が表示されますが、特に書類確認などをするわけではないので、20歳以上を選んでタップをすれば、誰でも無制限に課金ができる状態になります。そのような背景もあり、課金ゲームの制限は必要なのかもしれませんね。
 
【(スマホを見る18歳未満の子供がいる人)自身の子供はスマホ依存症だと感じますか?】
1位:感じる   48.1%
2位:感じない  33.7%
3位:分からない 18.3%
 
なんと、ほぼ半数の親御さんが、自分の子どもがスマホ依存症であると心配しているということが分かりました。多かれ少なかれ、スマホがないとなんだか落ち着かないというお子さんが多いのかもしれません。

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家庭内で子どものスマホ利用をコントロールできる?

お子さんのスマホ利用を不安に思う親御さんが多いようですが、家庭内でスマホの使用時間をコントロールすることはできるのでしょうか。
 
【家庭内の努力で子供のスマホ使用時間を減らすことはできると思いますか?】
1位:難しい部分がある 59.4%
2位:できる      32.8%
3位:分からない     7.8%
 
ダントツ1位は、難しい部分があるという回答でした。
 
お子さんが小さい場合、仕事や家事が忙しくなかなか構ってあげられないとき、ついついスマホで遊ばせてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。中学生、高校生にもなると、自室での行動にいちいち首を突っ込むのもやぼだと考える親御さんもいらっしゃるかもしれません。
 
そのような背景からも、スマホ使用時間を減らせるものなら減らしたいが、なかなか現実的ではないという印象を受けました。家庭内でコントロールが難しいのであれば、やはり条例で規制するのが効果的なのでしょうか?
 
【未成年のスマホの使用時間を条例で規制することについてどう思いますか?】
1位:賛成        43.4%
2位:どちらとも言えない 34.9%
3位:反対        21.7%
 
賛成と答えた人は、反対と答えた人の倍という結果に。条例で規制することに対して、親御さんたちはおおむね賛成しているようです。みなさんのご家庭では、どう考えていますか?

携帯電話料金、毎月いくら支払っている?

最後に、携帯電話料金に関する意識調査の結果を見てみましょう。総務省が発表した「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査」(※2)をチェック!
 
【毎月の支払額】
1位:1万0001円以上  14.8%
2位:1001円〜2000円 14.7%
3位:2001円〜3000円 12.8%
4位:3001円〜4000円 10.5%
5位:5001円〜6000円  8.1%
 
僅差ではありますが、もっとも多い料金帯は、1万0001円以上という結果に。毎月の出費としては、決して少なくない金額と言えます。
 
【先ほど、ご回答いただいた現在あなたが携帯電話会社に支払っている金額は安いと感じますか。】
1位:高いと思う        43.9%
2位:安いとも高いとも思わない 33.5%
3位:安いと思う        20.0%
 
半数近くの人が、いま支払っている携帯電話料金を高いと感じていることが分かります。近年はさまざまなMVNO(仮想移動通信業者)が登場し、格安でスマホを利用するという選択も可能になりました。
 
このような格安スマホで子どもの携帯電話料金を抑えるか、料金プランを見直すか、そもそも子どものスマホ使用を制限するか……。親も子どももストレスにならない、いい解決法の模索が必要と言えそうです。
 
出典
※1 株式会社エアトリ「未成年のスマホ規制に関する調査」
※2 総務省「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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