更新日: 2020.03.19 その他暮らし

外食も自炊もめんどくさい!そんなとき便利な出前アプリ、利用頻度が高いのは何曜日?

外食も自炊もめんどくさい!そんなとき便利な出前アプリ、利用頻度が高いのは何曜日?
新型コロナウイルスの感染拡大で、外食はなんとなくしたくないけれども、料理をするのは面倒くさい、という人は出前を利用しているかもしれません。
 
エヌピーディー・ジャパン株式会社の調べによると、2018年度の出前市場規模は4084億円で、前年比5.9%増加しました(※1)。
 
2019年10月の消費増税に伴う軽減税率適用の対象である出前市場は、さらに伸びると予想されています。また、新型コロナウイルスの感染拡大で、出前のニーズはますます高まると思われます。
 
最近ではスマホの出前アプリも増えています。出前館やUber Eatsのように、複数の店から好きな店を選択して出前の注文ができる「総合型出前アプリ」や、ファミレスやピザチェーンなどが公式で配信している「専門型出前アプリ」がありますね。
 
株式会社ジャストシステムは、事前調査で「1年以内に出前アプリを利用した」と回答した20歳~69歳の既婚男女716名を対象に、「出前アプリ利用に関する実態調査」を実施しました(※2)。みんなは、出前アプリをどれくらい利用しているのでしょうか?
 
FINANCIAL FIELD編集部

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いろいろお店を選べる「総合型出前アプリ」を利用する人が8割以上

「1年以内に出前アプリを利用した」と回答した人のうち、「総合型出前アプリ」を利用したことがある人は86.6%、「専門型出前アプリ」を利用したことがある人は56.1%でした。ピザやファミレスなど、いろいろなお店が選べる「総合型出前アプリ」の利用が多いようです。
 
「総合型出前アプリ」で利用率が高かったのは、1位「出前館」(80.5%)、2位「楽天デリバリー」(46.0%)、3位「Uber Eats」(43.1%)でした。店舗数No.1の出前館が一番人気があるようです。
 
「専門型出前アプリ」では1位「ピザハット」(63.9%)、2位「ピザーラ」(63.2%)、「銀のさら」(58.5%)でした。ピザといえば宅配のイメージがあるので、納得の結果です。お寿司も自分では作れないので、人気があるのもうなずけます。

20代、30代の利用頻度が高い。土曜日の夕食に出前を取る人が多い

「出前アプリ」の利用頻度は「月に1回程度」が19.8%と最も多い結果となりました。
 
「ほぼ毎日」「週に2~3回程度」「週に1回程度」利用する人を合わせた「週に1回以上」利用する人は33.5%で、そのうち20代(38.9%)、30代(39.3%)が4割近くにのぼりました。また、「ほぼ毎日」利用する人は14.2%で、ここでも20代(22.3%)、30代(16.2%)が多いようです。
 
若い人では結構出前アプリを利用しているようです。お店まで移動する時間や交通費を考えると、配達費はかかっても出前をしてもらった方が楽かもしれません。出かける準備をしなくて済むうえ、家でリラックスしながら好きなご飯が食べられるのはいいですね。
 
また、「出前アプリ」の利用頻度が最も高いのは「土曜日」(28.9%)で、時間帯は「17時~19時台」(50.6%)でした。土曜日の夕食くらいは、料理を作るのを休んでゆっくりしたいと思う人が多いのでしょう。

出前アプリの利用で、食事の用意が楽になった、出前の楽しみができたという人が7割以上

電話やWebよりも「出前アプリ」で注文すると答えた人に、その理由を聞いたところ、最も多かったのは「簡単に注文できる」で、全体の66.5%でした。
 
スマホなら、思い立ったらいつでもどこでもすぐに注文できます。例えば、残業で遅くなり、食事の準備が面倒だなと思った時、電車の中で注文して帰宅したらすぐ食事、ということもできますよね。次いで「キャッシュレス決済ができる」(50.5%)、「メニューや店を選びやすい」(48.2%)でした。
 
出前アプリを利用する前と後での暮らしの変化を聞いたところ、「食事の用意が楽になった」(74.9%)、「出前の楽しみが増えた」(70.6%)、「新しいお店を知ることができた」(68.9%)、「食べたことのないメニューを知ることができた」(67.0%)というような回答が多くみられました。
 
出前アプリには、思いのほかたくさんのお店が登録されています。使ったことのない方は、試しにダウンロードしてみてはいかがでしょう。もしかしたら、お店に行くより出前派になってしまうかもしれませんよ。
 
出典
※1:エヌピーディー・ジャパン株式会社「外食・中食の出前市場動向分析レポート」
※2:株式会社ジャストシステム「出前アプリ利用に関する実態調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部