公開日: 2020.03.26 暮らし

片づけの美学65 自宅の収納お悩みを解決【5】 子どもが片づけない、散らかしっぱなし

今回は、「子どものおもちゃが増えていく。子どもは片づけないし、散らかしっぱなし」というお悩みです。子どもの年齢や人数によって、おもちゃの片づけ方法、しつけ、工作やおもちゃの処分など、悩みは尽きないと思います。
 
子どもの年齢別で、取り組み方をご紹介します。
 
奥野愉加子

執筆者:

執筆者:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

https://www.bigakurashi.jp

詳細はこちら
奥野愉加子

執筆者:

執筆者:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

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未就学児には、片づけを寝る前の遊びとして「アトラクション化」

未就学児には、片づけを遊びの1つとして、協力してもらいましょう。「お母さん(お父さん)と〇〇ちゃんで、どっちがたくさん集められるか、競争だよ!」など、思わず張り切ってしまう声がけがあると良いですね。
 
タイミングは、寝る前の1回だけ。1日に何度も片づけさせる必要はないと思います。子どもだけではなく、片づけに付き合う親も疲れてしまいます。小さい子どもの場合、「片づけて!」の声がけだけでは、上手に動くことはできません。片づけ作業を親が一緒にやってあげると、子どもが動いてくれやすくなります。
 
その際、大まかな分類ができていると、片づけも翌日の遊びもスムーズです。「ブロック」「のりもの」「おままごと」など、子どものおもちゃに合わせて、大きめの収納を準備してあげましょう。余計な手間が増えるだけなので、フタはないほうが良いでしょう。
 
また、片づけや収納が大変になるので、おもちゃはできるだけ増やさないように生活したいですね。おまけは受け取らない、祖父母にも伝えるなど、できるだけ工夫してみましょう。
 
それでも、ちょっとしたおもちゃは知らず知らずに増えていくことが多いですよね。「増えてきたから、古いのをバイバイしないと新しいのは買えないよ」など、与えるタイミングで処分を促すと、おもちゃの処分は少し楽になるはずです。

小学生には、ご褒美と、約束で協力してもらう

「片づけないと全部捨てるよ!」などの強制力で片づけをさせるのはおすすめしません。それよりも、片づけを仕事として依頼するのがおすすめです。驚くほど、進んで片づけをしてくれるかもしれませんよ。
 
「片づけしたら、10円」や「片づけしたら、明日ゲームして良いよ」など、子どもが喜ぶご褒美を与えると効果絶大です。ご褒美の内容はぜひ子どもと一緒に相談してくださいね。
 
他にも、「約束をする」こともおすすめです。「この場所に本を置かない」など、守ってほしいことを伝えます。守っていなければ、親が預かっておきましょう。
 
「〇〇ないんだけど」と言ってきたら、「約束守ってなかったから、お母さん(お父さん)がもらったよ」と伝え、一定期間保管、その後返却して「約束は守ってね」と伝えます。
 
大切なモノであるほど、約束をしっかり守ってくれるはずです。目を光らせる必要はありますがしつけの一環ですので、こまめに見守っていただけると、より効果が期待できます。

中学生以降には、大人扱い

小学生からの「ご褒美・約束作戦」で片づけをする習慣がない場合、これまで親が片づけていたり、限界まで放置したりして、自分で片づけるという状態だったと思います。これまでとは変わり、突然「こまめに自分で片づけよう」と言われても、思春期の子どもは素直に行動してくれないでしょう。
 
そんな時は、これからは大人扱いするから、自分のモノには自分で責任を持とうと伝えてみましょう。
 
片づけができなかったことで必要な書類を紛失するなど、困った経験をして、自分のことができるようになることを待つしかありませんね。この時期になると、親ができるのは、伝えて、見守ることだけではないでしょうか。

共通は「お母さん(お父さん)を助けてね」という言葉がけ

「モノをなくして困るよ!」「片づけなさい!」などの言葉は子どもにはあまり響きません。それよりも、「お母さん(お父さん)、疲れちゃったから、自分で片づけてくれると助かるな」「助かったよ、ありがとう」など、親の気持ちを伝えるほうがずっと効果があります。
 
どの年代の子どもも、親に喜んでもらうのは、うれしいことです。片づけに関することで、イライラしたり、ストレスを感じたりしているなら、その気持ちを素直に伝えてみましょう。
みんなで解決できると、もっと気持ちよく暮らせますよ。
 
執筆者:奥野愉加子
美学のある暮らし 代表

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