更新日: 2020.06.29 その他暮らし

7月1日から始まるレジ袋有料化。いくらまでならレジ袋を買ってもいい?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

7月1日から始まるレジ袋有料化。いくらまでならレジ袋を買ってもいい?
2020年7月1日から、小売店でのレジ袋有料化が必須となります。既に有料化されているスーパーもありますので、既に日常的にマイバッグ(エコバッグ)を利用している人も多いですよね。
 
株式会社プラネット (所在地:東京都港区)は、レジ袋とマイバッグに関する意識調査を実施しましたので、結果を見ていきましょう。(※)
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

レジ袋有料化は7割が賛成。スーパーでは既にマイバッグを利用している女性が8割

レジ袋の有料化に賛成か反対かを尋ねると、「賛成」が35.3%、「どちらかといえば賛成」が37.9%と、あわせて7割以上が賛成だと回答しました。
 
無料を希望する人が多いと思いきや、圧倒的に賛成が多く、環境問題に理解があることがわかりました。男性より女性の方が、また年代が高いほど「賛成」が多くなっていました。
 
ふだん食料品や日用品の買い物時、買ったものを何に入れて持ち帰っているかを聞きました。「スーパー」での1位は「マイバッグ・エコバッグ」でした。
 
「マイバッグ・エコバッグ」は女性では30代以上すべての世代で8割以上が利用しているようです。スーパーによっては既にレジ袋が有料となっているところも多く、マイバッグを持っていくとポイントがついたりするので利用が浸透しているようです。
 
「ドラッグストア」「コンビニ」ではいずれも「無料のレジ袋」が1位でしたが、ドラッグストアが56.0%であるのに対し、コンビニでは73.3%と高い数字となりました。コンビニは外出時にふらっと立ち寄ることが多いので、マイバッグを持参していないのかもしれませんね。

マイバッグを使うきっかけは有料化。女性ではポイントや値引きにつられてマイバッグを使うようになった人が多い

次に、レジ袋有料化に反対する理由や気持ちを聞いたところ、1位は当たり前ですが「買い物のとき不便だから」(68.9%)でした。2位は「自宅のくず入れなどに気軽に使えなくなるから」(50.9%)ですが、女性の方が男性より15.7ポイントも上回りました。
 
女性はゴミ箱にあらかじめセットしておいたり生ゴミを捨てるときに使っている人が多いのではないでしょうか?3位は「無料だったものにお金がかかるのがいやだから」(44.6%)。タダだったものが有料になることに抵抗があるようです。
 
マイバッグ・エコバッグを使い始めた理由やきっかけを聞いたところ、1位「レジ袋が有料になったから」(56.4%)、2位「レジ袋の使用は環境汚染につながるから」(37.8%)となりました。
 
3位は「レジ袋を断ると特典が得られるから」(37.3%)となりましたが、女性では2位となっており、値引きやポイント付与が魅力でマイバッグを使うようになった人が多いことがわかりました。男性では4位となっており、特典はあまり刺さっていないことがわかります。

マイバッグはあまり洗わない。レジ袋は5円より高かったら買わない

レジ袋は使い捨てですが、マイバッグは繰り返し使うもの。新型コロナウイルスの感染リスクを心配する人もいるかもしれません。
 
どのくらいの頻度で洗濯しているのか聞いたところ、「買い物で使用するたび洗濯する」は1.8%、「(数回使って)汚れなどが気になってきたら洗濯する」が27.4%、「(しばらく使って)汚れなどが目立ってきたら洗濯する」が37.9%、「基本的に洗濯しない」が32.9%でした。基本的にあまり洗濯しないようです。
 
面白いのが男性20代では「買い物で使用するたびに洗濯する」が11.4%と、他のどの年代・性別よりも高くなっていました。
 
ふだんの食料品や日用品の買い物で、レジ袋が何円までなら買うと思うか聞くと、最も多い回答が「5円」(28.1%)、次いで「1円」(19.2%)で9割近くが5円以下で平均値は「5.3円」となりました。もしレジ袋が1枚5円より高ければレジ袋を買わず、マイバッグを持つようになると思われます。
 
レジ袋有料化が実施されたらどうする予定か尋ねると、1位は「(基本的に)マイバッグ・エコバッグを利用する」が75.5%で、4人に3人にのぼりました。女性では85.1%で、男女で20ポイント近くの差が開きました。
 
2位は「自宅でストックしたレジ袋を持参して再利用する」(30.6%)、3位は「そのまま手で持ち帰る」(14.0%)となり、お金を払いたくないという人が多いようでした。
 
7月1日からのレジ袋有料化に向けて、マイバッグを買ったり、もらったレジ袋をためておくなど準備しておいた方がいいでしょう。
 
出典 ※株式会社プラネット「レジ袋とマイバッグに関する意識調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

ライターさん募集