更新日: 2020.08.07 その他暮らし

新型コロナで帰省を自粛する人はどれくらいいる?帰省しない代わりに贈り物をする人も

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

新型コロナで帰省を自粛する人はどれくらいいる?帰省しない代わりに贈り物をする人も
新型コロナウイルスが再び完成拡大する中、夏休みに実家に帰省しようかどうしようかと迷っている人は多いのではないでしょうか。親に感染させてはいけないので帰省を諦めるという選択肢もあるでしょう。帰省しない代わりに、何か贈り物をしようと考えている人もいるかもしれません。
 
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区)は、帰省の手土産の実態を分析しました(※)。みんなは今年の夏の帰省はどうするのでしょうか。
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この夏、6割以上が新型コロナで帰省を自粛

この夏、実家へ配偶者とともに帰省する予定はあるかと尋ねると、「自身の実家へ帰省する予定」は24.9%で、昨年より8.9ポイント減、「配偶者の実家へ帰省する予定」は17.2%で、昨年比5.3ポイント減となりました。「帰省しない/する予定はない」は66.4%と昨年比11.8ポイント増加しました。
 
その理由は「新型コロナウイルス感染症拡大の影響による自粛のため」が37.8%と最も多く、家族に感染させることを恐れて、この夏の帰省を控えようと考えていることがわかりました。
 
また、オンライン帰省については4.5%が「してみたい」、19.5%が「機会があればしてみたい」と回答しました。オンライン帰省の意向はそれほど高くないようです。
 

1割が帰省しない代わりに宅配便で実家に贈り物を手配。妥当だと考える平均金額は3429円

帰省しないと、子どもや孫に会うのを楽しみにしていた親をがっかりさせてしまいますね。自身や配偶者の実家へ帰省の手土産の代わりに贈り物をECで届ける予定があると回答した人は10.4%でした。贈り物として妥当な金額については「3000円〜4000円」と考える人が25.9%で最も多く、平均額は3429円でした。
 
次に、受け取る側に、宅配便で帰省の手土産が届くことに抵抗があるかと聞いたところ「全く抵抗はない」(37.7%)、「あまり抵抗はない」(25.9%)と、あわせて6割以上が抵抗はないと回答しました。贈る気持ちが大切なので基本は喜びますよね。withコロナ時代では、宅配便での贈り物はいつも以上に受け入れられることでしょう。
 
今度は送る側に、宅配便と持参して渡す場合と受け取った側の反応に違いがあったかを尋ねました。「サプライズ感がでる」「地域の名産品を送ることができて、直接伺わなくても喜ばれた」というように喜ばれたという声が多く寄せられました。一方で「相手が受け取り時間に苦慮するようだった」ということもあったようです。
 

withコロナ時代は個包装がポイント。自分の実家より配偶者の実家向けの方が高い手土産

withコロナ以降、贈り物を選ぶ際にいつもより重視した点は、1位「自分が食べておいしかったもの」(21.0%)、2位「賞味期限が長いこと」(17.8%)に続いて「個包装であること」(12.4%)が3位にランクインしました。個包装の方がより衛生的に感じるので、withコロナ時代では重視する人が多いようです。
 
手土産を購入する際の予算については、自分の実家に持っていく手土産の平均額は2376円、配偶者の実家へ持っていく手土産の購入金額は平均2698円となりました。配偶者の実家向けの手土産は、自分の実家より322円高く、昨年と比べて140円アップしていることがわかりました。配偶者の実家にはより気を遣っていることが伺えます。
 

配偶者や恋人の実家向けのお土産は喜んでもらえるか不安だという人が半数

また、配偶者の実家へ持っていく手土産を選ぶ際、どのようなことを重視するかを尋ねると、「相手の好みにあっているもの」が52.4%と最も高く、次いで「日持ちする・賞味期限に余裕がある」(40.1%)となりました。
 
帰省時の手土産を選ぶ際に、喜んでもらえるか不安に思ったことはあるかという質問には、「非常にそう思う」(19.0%)、「そう思う」(43.7%)と、6割以上が不安だと回答しました。特に「配偶者・恋人の実家」に渡す時には50.3%が不安だということがわかりました。
 
一番の理由は 「相手の好みがわからないから」(43.1%)で、次いで「自分自身が食べたことのない手土産だから」(35.4%)となりました。手土産を毎度違うものにしようとするとだんだんネタ切れしてきますよね。自分が食べたことがないものだと、味がわからないので喜んでもらえるか不安になるのはわかる気がします。いっそのこと、毎回決まった絶対に外さないお土産を贈るのも手です。贈られる側も毎度楽しみに待つようになるかもしれませんね。
 
[出典]
※株式会社ぐるなび「帰省の手土産に関するアンケート」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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