更新日: 2020.08.31 その他暮らし

約半数が新型コロナでお酒を飲む機会が減少。1ヶ月の飲み代はどう変わった?

約半数が新型コロナでお酒を飲む機会が減少。1ヶ月の飲み代はどう変わった?
新型コロナウイルス感染拡大前後を比べてみて、お酒を飲む機会は減りましたか? オンライン飲み会が増えたといわれていますが、実際にZoom飲み会などをしている人はどのくらいいるのでしょう? また、飲み代も減ったのでしょうか。
 
SUPALIV株式会社(本社:東京都渋谷区)は、コロナ禍における「お酒の消費」に対する意識と行動変化について、2020年7月14日~15日の2日間、WEBアンケートを実施しました(※)。それでは結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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コロナ前と比べて、半数近くがお酒を飲む機会が減ったと回答。4割がオンライン飲み会を経験

普段お酒を飲む頻度は「ほぼ毎日」が47.4%、「週に2~3回程度」が26.8%、「週に1回程度」が11.6%で、週1回以上お酒を飲む人は85.8%でした。また、飲む量については、「2~3合」が32.8%と最も多く、次いで「1~2号」(31.2%)、「1合未満」(19.2%)で、「4合以上」飲む人も16.8%いました。
 
コロナ前と比べてお酒を飲む機会が増えたか減ったか尋ねると、48.6%が「減った」と回答。「増えた」と回答した人は12.6%にとどまりました。感染を恐れて外で飲みに行くことが少なくなりました。また、仕事がテレワークになり、仕事の帰りに飲むということがなくなったということも理由の一つでしょう。
 
最近話題のZoom飲みなど、オンライン飲み会を経験した人は39.6%と約4割でした。意外と多いという印象ではないでしょうか。一方で、緊急事態宣言解除後にリアル飲み会に参加した人は51.6%でした。逆に半数はリアル飲み会に参加していないことになります。

職場の同僚や上司と飲むより一人飲みを好む?

普段誰とお酒を飲んでいるかというと、「親しい知人や友人」が75.3%と圧倒的に多い結果に。他は「配偶者」が33.9%、「職場の同僚・上司」が33.1%、「一人で」が36.7%となりました。配偶者や職場の同僚、上司と飲むよりも、一人飲みを好む人が多いようですね。
 
お酒を飲む順番については、男性は「ビール→焼酎→ウイスキー」が1位でした。特に1杯目がビールと答えた人は80%にのぼりました。
 
一方、女性の1位は「ビール→ワイン→ワイン」で、女性からはワインが支持されているようです。男性では一杯目にワインは5位以内に入りませんでしたが、女性では2位(8%)となりました。
 
お酒のおつまみに絶対欠かせないものを聞いたところ、男性では1位「枝豆」、2位「刺身」、3位「チーズ類」でした。女性もベスト3のおつまみは同じですが、1位は「チーズ」となりました。女性にはワインが人気であることから、おつまみはチーズなのかもしれませんね。

コロナ前と比べて6割以上が飲み代が1万円以上減った

コロナ前と後で1ヶ月の飲み代はどう変わったかというと、「増えた」は8.2%にとどまり、55.2%が「減った」と回答しました。外に飲みに行く機会が減ったら飲み代は減るのでしょう。
 
では、飲み代はどのくらい変化したのでしょうか。最も多いのが「1万円以上減った」で30.2%、次いで「5000円以上減った」が21.4%でした。さらに「2万円以上減った」が16.0%、「3万円以上減った」も15.4%と、2万円以上減った人も3割以上いるようです。
 
最後に、行きつけの店がいくつあるか聞いたところ、「2~3軒」が42.4%、「4軒以上」が23.4%と、6割の人が行きつけの店をいくつか持っていると回答しました。しかし、4割が緊急事態宣言解除後に行きつけのお店に行っておらず、お店で飲むというにはまだ早いようです。
 
新型コロナウイルスの感染者数は、7月に入り再び増加しています。しばらくは家飲み中心が安全かもしれません。行きつけのお店を応援したいときは、テイクアウトなどを利用してはいかがでしょう。
 
[出典]※SUPALIV株式会社「コロナ禍におけるお酒の消費に対する意識と行動変化について」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部