公開日: 2020.09.01 暮らし

在宅ワークで実家の活用に好機到来? 考えられる4つのパターンとは

新型コロナウイルスの感染拡大予防策として推奨された在宅勤務ですが、今後もこの働き方は「新しい生活様式」を担う存在になりそうです。最近では「通勤を意識して居を構える必要がないのなら」と地方移住を考える人も増えています。
 
地方? これは、これまで眠っていた実家にスポットを当てる好機となるかもしれません。
 
宮﨑真紀子

執筆者:

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

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宮﨑真紀子

執筆者:

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
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テレワークの活用で、仕事を変えずに実家に移住

実家の活用を4つのパターンに分けて考えます。

(1)自分が居住する場合

■親と同居
「ゆくゆくは介護が必要になるかもしれない」という不安がある中、これまでは仕事が理由でかなわなかった同居がしやすくなります。親子ともに安心感が得られます。
 
■空き家になっている実家
すでに両親が他界もしくは介護施設に入所していて、空き家になっている実家を活用するもの。実家なので土地勘もあり、なじみやすいというメリットがある。

(2)自分が住まない場合

■賃貸物件として活用
■売却する

これまで地方の物件は、なかなか借り手や買い手がつかず、せっかくの不動産が負動産となるケースも多く見受けられました。相続においても「お荷物」とされることもありましたが、地方移住の希望者とのマッチングがうまくいけば、有効活用の機会は増えると思います。
 
ある知人は会社員ですが、会社の方針で今後も在宅勤務を続けることが決まったそうです。出社は月1回。都内にある自宅を賃貸し、将来住みたいと思っていた新潟に賃貸物件を探そうかと思案中だと聞きました。

実家の片づけはプロに相談

実家に自分のスペースを作る、あるいは賃貸や売却などによる有効活用を考える上で、第一関門となるのは親の荷物の「片づけ」ではないでしょうか。コロナ禍の自粛生活で自宅の片づけをした人は多いようですが、実家はいかがでしょう。県をまたぐ移動の自粛が続きますので、帰省できないことも多いです。
 
自分の住んでいない家の片づけは、想像以上に手間や時間がかかります。親と一緒に片づける場合は、途中でケンカになってしまった例は多いと聞きます。そこで実家の片づけを多く手掛ける、家事セラピストの船木麻里さんに片づけのヒントを聞いてみました。

■親と一緒に片づける「生前整理」の場合

親が安心安全な生活を送れるような、動線を意識した整理・片づけが優先。ただし、親はこれまでの家具などの配置に慣れているので、大きなレイアウト変更は慎重に。
 
モノを処分する際の取捨選択は家族でも基準が違うので、無理強いしてしまうと、後々の関係が悪くなる懸念もある。モノ中心ではなく、ヒト中心に片づけを考えることがポイントになる。

■親はすでに他界し、「遺品整理」の場合

親の意向が分からないので、生前整理よりも、物の整理・処分がはかどらないことが多い。遠距離で時間が取れない場合など、業者に依頼することも一案。遺品整理を取り扱う業者は多種多様なので、必ず比較検討すること。
 
特に、丁寧に整理して不用品を仕分けてもらえるのかは重要なポイントになる。「処分に重点を置いてしまい後悔した」という事例は多いので、慎重になるべき。
 
実家がどのような状況にあり、どう活用するのか? 依頼内容によって業者探しも変わってきます。船木さんにお話を伺い、片づけの奥深さを思い知りました。どのような方法があるのかを含めて、プロに相談することの必要性を感じました。

住む場所、暮らし方を柔軟に考える時代に

在宅ワークが普及することで、仕事と介護の両立もしやすくなりました。「離れて暮らしているために介護できない」「介護の委託先が見つからず、介護離職に踏みきらざるを得ない」という状況から少し選択肢が増えたのではないでしょうか。
 
ただ注意する点もあります。子育てと同様に、両立ということで「頑張りすぎる」ことです。介護サービスを上手に利用して、バランスをとることが必要です。
 
長らく、地方の空き家問題が取りざたされてきました。今回、コロナ禍により働き方が在宅ワークにシフトしたことは、この問題に風穴を開けるのではないかと考えます。実は筆者も、実家は現在空き家状態です。テレワークで済ませられるのならUターンもアリかな? と考える今日この頃です。
 
執筆者:宮﨑真紀子
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

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