最終更新日: 2020.09.16 公開日: 2020.09.17
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大きく変わる2021年度大学入試!共通テストって?AO入試、推薦入試、一般入試はどう変わる?

執筆者 : 新美昌也

2021年度大学入試が大きく変わります。受験校の入試方法を確認しましょう。
 
また、合格すると入学手続きとして、入学金等まとまったお金が必要になります。納付時期は入試方法によって異なります。新しい入試方法における納付時期を確認し、資金不足から入学金等が払えないということがないよう備えましょう。
 
新美昌也

執筆者:

執筆者:新美昌也(にいみ まさや)

ファイナンシャル・プランナー。

ライフプラン・キャッシュフロー分析に基づいた家計相談を得意とする。法人営業をしていた経験から経営者からの相談が多い。教育資金、住宅購入、年金、資産運用、保険、離婚のお金などをテーマとしたセミナーや個別相談も多数実施している。教育資金をテーマにした講演は延べ800校以上の高校で実施。
また、保険や介護のお金に詳しいファイナンシャル・プランナーとしてテレビや新聞、雑誌の取材にも多数協力している。共著に「これで安心!入院・介護のお金」(技術評論社)がある。
http://fp-trc.com/

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新美昌也

執筆者:

執筆者:新美昌也(にいみ まさや)

ファイナンシャル・プランナー。

ライフプラン・キャッシュフロー分析に基づいた家計相談を得意とする。法人営業をしていた経験から経営者からの相談が多い。教育資金、住宅購入、年金、資産運用、保険、離婚のお金などをテーマとしたセミナーや個別相談も多数実施している。教育資金をテーマにした講演は延べ800校以上の高校で実施。
また、保険や介護のお金に詳しいファイナンシャル・プランナーとしてテレビや新聞、雑誌の取材にも多数協力している。共著に「これで安心!入院・介護のお金」(技術評論社)がある。
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大きく変わる2021年度大学入試

2021年度(2021年4月入学)の大学入試が大きく変わります。まず、大学入試改革の背景を確認しましょう。
 
高度情報化、グローバル化で社会が大きく変化する世界で競争が激化しています。日本が生き残っていくためには、これらに対応する人材の育成が急務です。そのために教育内容も、これに見合ったものする必要があります。それには大学入試を改革する必要があります。大学入試を改革すれば、初等・中等教育の内容も変わるからです。
 
学力の3要素(1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)のうち、従来の入試は知能・技術に偏重していました。知能・技術に偏重した人材では世界で戦えません。
 
そこで、大学入試も単に知識等を問う問題だけではなく、思考力・判断力・表現力を発揮して解く問題に変わります。また、社会生活や日常生活の中から課題を発見し、解決方法を構想する場面や、資料やデータ等を分析して考察するなど場面設定も重視した問題になります。
 
これら改革により、暗記力だけで解ける問題は少なくなるので、難易度が上がると推測できます。しっかりした準備が必要です。

センター試験はどう変わる?

従来の大学入試センター試験(センター試験)に代わり、2021年度から大学入学共通テスト(共通テスト)が導入されます。
 
共通テストの導入が決まった当初、英検などの英語民間試験(聞く・読む・話す・書く)の活用および、国語・数学への記述式試験の導入が予定されていましたが、現場からの批判が多く実施が見送られました。
 
センター試験との変更点を見てみましょう。「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」の試験時間が、60分から70分に変更になります。他教科では時間の変更はありません。理科科目「物理」「化学」「生物」「地学」に関し、従来出題されていた選択問題は設定しないこととしました。
 
問題作成の方針では、新たな出題形式として、連動型問題(連続する複数の問いにおいて、前問の答えとその後の問いの答えを組み合わせて解答させ、正答となる組み合わせが複数ある形式)を出題する可能性があります。

共通テストの日程

大学入学共通テストの出願の期間は,2020 年 9 月 28 日(月)から 10 月 8 日(木)まで。検定料は3 教科以上を受験する場合1万8000 円、2 教科以下を受験する場合1万2000 円です。
 
実施期日は,入学志願者が新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れに対応できる選択肢を確保するため、次のとおりとなっています。
 
第1日程 2021 年 1 月 16 日(土)および 17 日(日)
第2日程 2021 年 1 月 30 日(土)および 31 日(日)
特例追試験 2021年2月13日(土)、14日(日)
 
第2日程については、「学業の遅れ」のため当該日程で受験することが適当であると、在学する学校長に認められた者が対象です。また、第1日程に実施する試験を疾病、負傷等やむを得ない事情により受験できない者の追試験も兼ねています。
 
さらに、第2日程に実施する試験を疾病、負傷等やむを得ない事情により受験できない者を対象として、2月13日、24日両日に特例追試験が行われます。

AO入試、推薦入試、一般入試はどう変わる?

AO入試は総合型選抜に名称が変わります。大学が実施する小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目にかかわるテスト、資格・検定試験の成績など、または共通テストのうち、少なくともいずれか1つが必須化されます。また、本人の記載する資料(活動報告書、大学入学希望理由書、学修計画書等)が積極的に活用されます。
 
推薦入試は学校推薦型選抜に名称が変わります。大学が実施する小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目にかかわるテスト、資格・検定試験の成績など、または共通テストのうち、少なくともいずれか1つが必須化される点は総合型選抜と同じです。
 
学校推薦型選抜では、学校長からの推薦書の中で、学力の3要素に関する評価を記載すること、および大学が選抜の際にこれらを活用することを必須化します。
 
一般入試は一般選抜に名称が変わります。一般選抜では筆記試験に加え、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」がより積極的に評価されるため、調査書や本人の記載する資料(活動報告書、大学入学希望理由書、学修計画書等)が積極的に活用されます。
 
その他、大学に対し英語試験を課すときに、4技能を総合的に評価することや共通テストなどの活用も促しています。
 
例えば、早稲田大の政治経済学部、上智大、青山学院大、立教大、学習院大などでは一般選抜で共通テストを組み入れた新たな入試を導入します。

入試日程と入学金等納付時期の関係

総合型選抜の出願時期は9月以降、合格発表は11月以降、学校推薦型選抜の出願時期は11月以降、合格発表は12月以降です。一般選抜の実施時期は2月1日~3月25日、合格発表は3月31日までです。
 
私大の多くは、合格発表後1~2週間程度で入学手続きとして入学金や前期分の学費を支払わなければなりません。期限までに入学手続き時納付金を支払わないと入学を辞退したものと取り扱われます。
 
総合型選抜、学校推薦型選抜では、早ければ11月頃から合格発表があります。志望校の入試スケジュールと入学手続き時納付金の金額と納付期限を確認しましょう。
 
もし、資金が不足するようでしたら教育ローンを活用すると良いでしょう。高校で予約した日本学生支援機構の奨学金は入学前には利用できないので注意しましょう。
 
執筆者:新美昌也
ファイナンシャル・プランナー。

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