賭け事はしたくないという意見もあれば、娯楽として楽しみたいという意見もあるでしょう。実際、世間のカジノに対する印象はどういうものなのでしょうか。
今回は、カジノアカデミア事務局が発表した「IR・IR法案(カジノ法案)・カジノに関する意識調査」の結果(※)を紐解いてみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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世間が持っているカジノのイメージとは
まずはカジノに対して持っているイメージのフリーアンサーを見ていきます。
【あなたが「カジノ」に対して持っているイメージを教えてください】
<ポジティブなイメージ>
・華やか・楽しい
・経済にプラスになる。バケーション。
・大金が動く・一攫千金
・公的かつ合法なものであれば、特に問題ない。
・ほどほどに遊べるのなら悪いものではないと思っています。
・リゾート地にあって、旅行と一緒にギャンブルを楽しむ施設のようなもの。
・治安も管理されているので印象よりも安全そう
・裕福な人が娯楽としておとずれるもの
<ネガティブなイメージ>
・怖い・危険
・ギャンブル依存症
・パチンコと同じくイメージが悪い
・勝っても負けても、ギャンブル依存症になってしまうイメージがあります。
・華やかなイメージがある一方で、不健全なイメージもある
・ハイリスクハイリターン
・街の治安が悪くなる
・楽しい反面怖さもあるもの
いい面もあれば悪い面もある、ある意味予想通りといった結果に。
なぜこのようなイメージを持ったかという回答については、「映画・ドラマ等でカジノが登場するシーンを見たことがあるから」「ラスベガスやマカオなどのド派手なカジノをテレビで見たりしたので」といったドラマや映画などの影響や、「テレビやインターネットで、ギャンブル依存症の人の特集を見たことがあるから」「逮捕者が出たことがあるため」といったニュースやドキュメンタリーの影響が挙げられていました。
現在では海外でしかカジノは遊べないため、やはりドラマや映画、テレビなどから得るイメージが強くなるのは当然なのかもしれません。
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カジノで使った1日の最高金額は?
では、実際にカジノで遊んだことがある人はどれくらいいるのでしょうか。
【あなたは海外カジノで遊んだことがありますか?】
・ある 17.3%
・ない 82.7%
およそ2割弱の人が、海外カジノで遊んだ経験があると回答しています。年代別に見てみると、20代、20代、40代は10%台であるのに比べ、50代は22.2%、60代は36.8%と、年齢が上がるにつれカジノで遊んだことがある割合が増えていることがわかります。
気になるのが、カジノで遊ぶ金額です。1日の最高金額はどれくらいになるのでしょうか。
【あなたがカジノで使った1日の最高金額を教えてください】
1位:遊んだことがない 82.7%
2位:1万円未満 8.5%
3位:1万円以上~5万円未満 5.2%
4位:5万円以上~10万円未満 2.7%
5位:10万円以上~50万円未満 0.6%
6位:50万円以上~100万円未満 0.2%
遊んだことがないと回答した人を除くと、もっとも多いものは「1万円未満」でした。海外旅行の際、カジノで試しに遊んでみようという人が主なのかもしれません。金額が上がるにつれ割合は下がり、50万円以上使ったという人はわずか0.2%でした。
これが国内になるとどうなるかはわかりませんが、海外旅行などでのカジノであればそこまで散財することにはならないのかもしれません。
日本にカジノができたら行きたい? 行きたくない?
では、日本にカジノができた場合、遊びに行きたいと思っている人はどれくらいいるのでしょうか。
【もし日本にカジノができた場合、あなたは遊びに行きたいですか?】
・行きたい 29.3%
・行きたくない 70.7%
およそ3割の人が、行ってみたいと考えているようです。たしかに、ものは試しで一度行ってみるのはいいのかもしれません。
【日本におけるカジノを含むIR施設の設立に賛成しますか?】
・賛成する 35.9%
・反対する 32.4%
・どちらともいえない 31.7%
この質問に対しては、賛成派と反対派が拮抗する結果に。年代別に反対の割合を見てみると、20代と40代は20%台、30代は32.4%であるのに対し、50代は43.3%、60代は63.2%とガクっと上がっているのがわかります。
実際に海外カジノを経験したことがある人が多い年齢層のほうが、日本におけるIR施設の設立に反対しているという図になっているようです。経験があるからこそ、ハマってしまいそうで危ないというような意見があるのかもしれません。
日本にカジノができて遊びに行く場合は、節度を持って娯楽として割り切ることが大切といえそうですね。
[出典]※カジノアカデミア事務局「IR・IR法案(カジノ法案)・カジノに関する意識調査」(@Press ソーシャルワイヤー株式会社)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部