更新日: 2020.11.13 その他暮らし

食欲の秋、秋が旬の食べ物で人気のものは?最近自分の楽しみのために使った金額は?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

食欲の秋、秋が旬の食べ物で人気のものは?最近自分の楽しみのために使った金額は?
秋も深まる今日このごろ。スポーツの秋、芸術の秋など呼び方はさまざまですが、みなさんは「食欲の秋」を楽しんでいらっしゃいますか?
 
今回は人気の秋の味覚や、自分の楽しみのために最近使ったお金の金額など、巷の動向をチェックしてみます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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旬を意識する季節=食べ物がおいしい季節?

株式会社クロス・マーケティングが全国20歳から69歳の男女を対象に行った、「“旬”に対する意識調査(2020年)」の結果(※1)を見てみましょう。
 
【旬を意識する季節(複数回答)】
1位:秋 59.1%
2位:春 38.7%
3位:夏 25.1%
4位:冬 22.3%
 
【「○○の秋」と聞いて初めに思い浮かぶもの】
1位:食欲の秋 49.5%
2位:実りの秋 14.2%
3位:紅葉の秋  8.5%
4位:読書の秋  7.7%
 
旬を意識する季節として、およそ6割の人が秋を挙げています。さらに、そんな秋についてのイメージはダントツで「食欲の秋」がトップという結果に。
 
2位の「実りの秋」も、食べ物につながります。旬を意識するということは、その時期に楽しめる旬の食べ物を意識するということなのかもしれません。
 
ちなみに、「旬を意識する季節」の回答を性年代別に見てみると、女性50代、60代で季節を問わず旬を意識する人が多いという結果に。
 
子育ても落ち着き、自分の時間が多く取れるようになった世代の女性は、心に余裕ができて季節を意識する機会が多いということなのかもしれません。
 

秋といえばこの食べ物!今年は価格が高め

食欲の秋、世間は旬の食べ物として何を食べたいと思っているのでしょうか。
 
【「秋に旬の食べ物」として食べたいもの(複数回答3つまで)】
1位:さんま 41.7%
2位:梨 33.2%
3位:栗 32.1%
4位:新米 23.7%
5位:ぶどう・マスカット 20.5%
 
半数近くの人が、さんまを挙げています。梨や栗も多くの票数を得ていますが、栗に関しては女性50代、60代に人気のようです。性別や世代を問わず求められているものは、やはりさんまのようですね。
 
さて、そんなさんまですが、今年は価格が高騰しているというニュースもありました。総務省統計局の調査結果(※2)によると、さんまの価格は以下の変遷をたどっています。
 
【さんまの東京都区部小売価格(100gあたり)】
・2020年 9月上旬 171円
・2020年 9月中旬 211円
・2020年 9月下旬 201円
・2020年10月上旬 208円
・2020年10月中旬 162円
 
9月にピークを迎えたあと、価格は低下傾向にあるのでしょうか。いっときは100gあたり210円を超えるなど、かなり高騰していたことが伺えます。ちなみに統計局の同調査によると、昨年の9月の価格は149円だったため、やはり今年は特別高かったことがわかります。
 

ここ最近、自分の楽しみのために使った金額は?

食欲の秋、おいしいものを食べに行ったり紅葉を楽しみに出かけたりしたい時季ですが、今年はなかなか……という人も多いのではないでしょうか。最後に、世間の行動はどのようになっているのかを見てみましょう。
 
【この1週間で、どのくらい外出しましたか?】
1位:7日 26.9%
2位:5日 14.5%
3位:3日 13.0%
4位:4日 11.6%
5位:6日 11.3%
6位:2日 10.0%
7位:外出していない 7.7%
8位:1日 5.0%
 
毎日外出した人は、およそ27%という結果に。通勤が再開し、土日は買い物に出かけるなどでなんだかんだ毎日外に出る機会が戻りつつあるのかもしれません。
 
一方で、1日だけ外出したという人より、1週間一度も外出しなかったという人のほうが多いという事実も。1週間まったく外出しないか、しても1日だけという生活の人が、10人に1人はいるということになります。
 
近所を少し散歩するだけでも気分転換になるため、なるべく週に一度は外に出てリフレッシュしたいという気持ちも湧くのかもしれません。
 
【この1週間で、趣味や娯楽、息抜きなど、あなたにとっての「楽しみ」に使った金額をお知らせください。】
1位:なし 24.7%
2位:~5,000円未満 19.9%
3位:~1万円未満 16.0%
4位:1000円未満 12.6%
5位:~2000円未満 11.7%
 
なんと、1位は0円という結果に。意外とストイックな方も多いのでしょうか?自分の楽しみのための出費を1万円未満に抑えたという人は、およそ6割。1万円以上5万円未満の人はおよそ12%、5万円以上使ったという人は3.4%という結果でした。
 
コロナ禍でストレスがたまる生活。おいしいものを食べるという行為を含め、自分の楽しみのために適度にお金を使いつつ、残りわずかな2020年を健やかに乗り切りたいものですね。
 
[出典]
※1 株式会社クロス・マーケティング「“旬”に対する意識調査(2020年)」(@Press ソーシャルワイヤー株式会社)
※2 総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)調査結果」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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