更新日: 2020.12.07 暮らし

少額決済でクレジットは気まずい? 消費者と店側のキャッシュレスに対する意識とは

キャッシュレス決済が広まりつつある今日このごろ。「財布が軽くて済むから便利」という人もいれば、「なんかややこしいから現金でいい」という人も。
 
歴史の古いキャッシュレス決済といえばクレジットカード決済ですが、ちょっとした買い物でカードを使うのは気が引けると考える人も少なくないようです。
 
今回は、クレジットカードを中心にしたキャッシュレス決済に対する意識調査の結果(※)を見ていきましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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少額決済でクレジットカードを使うことを気まずいと感じている人が半数超え!

この調査は、アメリカン・エキスプレスが全国20代から60代のキャッシュレス決済を利用している男女を対象に行ったもの。
 
まずは、クレジットカードを少額決済で使うときの気持ちについて見てみましょう。
 
【少額支払いでサイン/暗証番号式のクレジットカードを利用するときの気持ち】
・気まずいと感じる 55.3%
・感じない     44.7%
 
なんと、気まずいと感じている人が半数以上いるということがわかります。その理由は、以下のとおり。
 
【気まずいと感じる理由(複数回答)】
1位:支払いの時間がかかってしまうから 67.3%
2位:店員さんの手を煩わせてしまうから 51.5%
3位:店員さんや他のお客さんにお金がないと思われてしまうから 9.4%
 
少額決済でクレジットカードを使うときに気まずいと思ってしまう人の多くは、「サインや暗証番号の入力などで時間がかかってしまう」「店員さんの手を煩わせてしまう」という理由を抱えているということがわかります。
 
では、どのようなキャッシュレス決済であれば、時間がかからず店員さんの手を煩わせることがないと考える人が多いのでしょうか。
 
【時間がかからないキャッシュレス決済】
<支払い時にもっともスピーディー>
1位:タッチ方式 60.3%
2位:QRコード/バーコード式 24.8%
3位:サイン/暗証番号式 14.9%
 
<支払いがもっとも簡単>
1位:タッチ方式 60.4%
2位:QRコード/バーコード式 25.2%
3位:サイン/暗証番号式 14.4%
 
スピーディーであるか、簡単であるかを質問したものですが、いずれも順位は同じようなものになりました。多くの人が、タッチ方式のキャッシュレス決済が、支払いの際に時間がかからず簡単にできると考えていることがわかります。
 
たしかに、サインレスで、アプリを起動する必要もなく、カードやスマホなどをかざすだけで支払いが完了するというのは、時間も短縮できるうえにとても簡単な決済方法といえます。
 

店舗側も便利! サインも暗証番号も要らないクレジットカードのタッチ決済とは

上記で見たとおり、クレジットカード決済というと「サインが必要」「暗証番号の入力が必要」というイメージを持たれている方が多いかもしれません。しかし、最近ではクレジットカードのタッチ決済にも注目が集まっているようです。
 
クレジットカードのタッチ決済は、その名のとおりサインも暗証番号も要らず、専用の機器にカードをかざすだけで支払いが完了するというもの。世間の利用意向はどのようになっているのでしょうか。
 
この調査によると、クレジットカードのタッチ決済を利用したいと回答したのは62.3%でした。
その理由は、以下のとおり。
 
【クレジットカードのタッチ決済を利用したいと回答した理由(複数回答)】
1位:かざすだけで簡単に決済できるから 60.5%
2位:店員との接触機会が少ないので感染リスクを抑えられるから 47.8%
3位:決済にかかる時間が短いので待ち時間が少ないから 44.0%
 
コロナ禍ならではの理由も見られますが、やはり多くの人が「支払いが簡単」という理由を挙げています。自動改札を通過する要領で支払いができるのですから、時短になって便利という人も少なくないでしょう。
 
では、消費者ではなくお店側はタッチ決済についてどのように考えているのでしょうか。同調査にて、キャッシュレス対応レジ業務を行っている人を対象に行った回答結果は以下のとおり。
 
【クレジットカードのタッチ決済を導入したいか】
・導入したい   65.8%
・導入したくない 34.2%
 
調査対象のうち、タッチ式クレジットカード未導入の店でレジ業務を行う店舗関係者149人に聞いたところ、そのうちの6割超が導入意向を示しているようです。
 
その理由としては、「決済にかかる時間が短縮できるから(74.5%)」、「お客さまとの接触機会が少ないので感染リスクを抑えられるから(60.2%)」、「セキュリティ面の安全性が高いから(25.5%)」というものでした。
 
やはり、お店側としてもタッチ決済は時間がかからず便利なものという認識のようですね。
 
今後もキャッシュレス決済は拡大の一途をたどることが予想されます。忙しい毎日ですから、よりいっそう便利で安全で簡単な決済方法が普及することを願いたいものですね。
 
[出典]
※アメリカン・エキスプレス「新型コロナウイルス感染拡大後はキャッシュレス決済と現金決済の比率が逆転」(株式会社共同通信ピー・アール・ワイヤー)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部