更新日: 2020.12.28 暮らし

就職氷河期世代である40代の負債額。一体どれくらいある?

コロナ禍で、求人が減ったなどのニュースが流れる昨今ですが、かつて超氷河期世代といわれた世代がありました。
 
現在、主に40代。自身の健康について気を使い始め、病気に備えたり、老後を見据えた貯蓄や住居の必要性を感じる年齢ですが、非正規雇用が一気に増えた世代ともいわれる就職氷河期世代の負債事情はどのようなものか調べてみました。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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就職氷河期世代の背景

おおむね1993年から2004年に学校卒業期を迎えた世代を就職氷河期世代としているので、2020年現在で38歳~49歳の世代となります。
 
厚生労働省によれば、「学校卒業時の不況期で未就職や不安定な就労。就職しても離転職(業績悪化、希望業種・企業でないため)」、その後は「安定した職業に転職できずキャリアを築けないまま加齢。低収入、社会的に孤立も」とあります。
 

カードローンなどの利用率

2019年9月発表の日本貸金業協会の調査によると、

男女・年代別の消費者向無担保貸付残高のある人数構成比(n=6895千人)

・~29歳 男性10.6% 女性5.4%
・30~39歳 男性12.7% 女性6.4%
・40~49歳 男性15.8% 女性9.1%
・50~59歳 男性13.1% 女性7.7%
・60~69歳 男性7.6% 女性4.7%
・70歳~  男性3.7% 女性3.2%

と、超氷河期世代が、男女ともに多くなっています。
また、金銭面の不安を抱えている割合も、

金銭面の不安を抱えている割合

・~29歳 59.4%
・30~39歳 64.4%
・40~49歳 64.9%
・50~59歳 58.9%
・60歳~  49.2%

と、わずかな差ながらも、やはり超氷河期世代は不安の渦中にいるようです。
 

2人以上の世帯ごとの負債額 最新事情

総務省統計局が行っている家計調査、2020年4月~6月の結果が公表されました。

負債額の平均 590万円

・~29歳  710万円
・30~39歳 1304万円
・40~49歳 1275万円
・50~59歳 770万円
・60~69歳 208万円
・70歳~  102万円

 

住宅・土地以外の負債額の平均 42万円

・~29歳  53万円
・30~39歳 53万円
・40~49歳 65万円
・50~59歳 59万円
・60~69歳 35万円
・70歳~  20万円

就職氷河期世代はほかの世代に比べて、負債額が多いようです。
 

「就職氷河期世代支援プログラム」

政府は2020年度から、「厚生労働省就職氷河期世代活躍支援プラン」に基づいた施策を展開しています。ご興味のある方は、厚生労働省の「採用をアップデートする 就職氷河期世代を活かせ!!」をご参照ください。
 
出典
厚生労働省 特集 採用をアップデートする 就職氷河期世代を活かせ!!
日本貸金業協会 資⾦需要者等の現状と動向に関する調査結果報告
政府統計の総合窓口 e-Stat 家計調査 / 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部