
株式会社ぐるなび(東京都千代田区)は、20代から60代のぐるなび会員1000名を対象に、コロナ禍での食の楽しみ方について調査しました(※)。早速結果を見ていきましょう。
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目次
コロナ禍で食を楽しみたいときは、惣菜や弁当を買って家で食べる「中食」が多い
コロナ禍の今、食を楽しみたい、ちょっとおいしいものを食べたいと思ったときに、「外食」「内食」「中食」のうち何を利用しているのか聞きました。
その結果、惣菜や弁当を買って家で食べる「中食」が66.9%と最も多くなりました。中食の詳細を聞くと、「スーパーやデパ地下の惣菜や弁当」が40.2%と最も多く、続いて「飲食店のテイクアウト」が33.3%、「ネット通販・お取り寄せ」が25.3%、「デリバリー・出前」が23.0%となりました。ちょっといいものを食べたい場合はデパ地下やお気に入りのお店のテイクアウトなど、普段より少しぜいたくをしたい気持ちになりますね。
以下は「外食」(42.2%)、「内食」(36.6%)という順に。食を楽しみたいときは、コロナ禍にもかかわらず、自分で料理するよりプロが作ったレストランを選ぶようです。
ちょっと贅沢な食材で自炊したり、感染防止に気を使いつつ外食をして食を楽しんでいる
コロナ禍で食を楽しむために工夫していることはあるか尋ねると、1位は「ちょっと贅沢な食材を使った自炊」(32.1%)でした。少し高いお肉でステーキを作ったり、刺身を買って手巻き寿司にしたりしているのでしょう。お肉を焼くだけや刺身であれば、手軽に作れて外食やテイクアウトよりは安価においしい食事が楽しめますね。2位「1人や少人数での外食」(25.5%)、3位「短時間での外食」(16.8%)、4位「空いている時間の外食」(15.0%)と、外食の際には感染予防に気を配っている様子がうかがえます。できれば食べるときは無言で、おしゃべりするときはマスクをするといいですね。他には「ホットプレート活用」(11.3%)、「ベランダなど屋外スペースでの食事」(4.7%)など、さまざまな工夫をしていることがわかりました。
コロナ禍で食にかける費用が「増えた」人は「減った」人を大幅に上回る
コロナ禍で、食を楽しむためにかける費用が「増えた」と回答した人は35.0%で、「減った」という21.5%を大きく上回りました。出かけることが減り、交際費や衣服にかける費用が減り、食にお金をかける人が増えたのでしょう。
今後増やしたいと思う食の楽しみ方を聞いたところ、女性では「ネット通販、お取り寄せ」(37.6%)、「飲食店のテイクアウト」(33.8%)、「外食」(29.4%)という順になりました。一方、男性では「外食」(30.6%)がトップ、次いで「自宅で手料理」(24.2%)、「飲食店のテイクアウト」(22.6%)となりました。女性にはない手料理が男性の2位に入っているのは興味深いですね。
コロナ禍で「こんな食の楽しみ方をした」というエピソードを聞いたところ「旅行先で買ったものを、再びお取り寄せで買って懐かしんだ」「ふるさと納税の食材を活用してスーパーに行く回数を減らして自炊をした」「スイーツを購入する機会が増えた」と自分なりの方法で食を楽しんでいるようです。
コロナ禍では行動が制限され、鬱々とした気分になりがちですが、食べるものに少しお金をかけて、おうちライフを充実させたいですね。
[出典]
※株式会社ぐるなび「【ぐるなびリサーチ部】コロナ禍での食の楽しみ方に関する調査」(株式会社 PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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