公開日: 2021.04.22 暮らし

奨学金っていつ、どのように入金されるの?

執筆者 : 新美昌也

奨学金を利用している人にとって、奨学金がいつ入金(振り込み)されるのか気になるところです。奨学金はいつ、どのように振り込まれるのか解説するとともに、大学への授業料の支払い方も紹介します。
 
新美昌也

執筆者:

執筆者:新美昌也(にいみ まさや)

ファイナンシャル・プランナー。

ライフプラン・キャッシュフロー分析に基づいた家計相談を得意とする。法人営業をしていた経験から経営者からの相談が多い。教育資金、住宅購入、年金、資産運用、保険、離婚のお金などをテーマとしたセミナーや個別相談も多数実施している。教育資金をテーマにした講演は延べ800校以上の高校で実施。
また、保険や介護のお金に詳しいファイナンシャル・プランナーとしてテレビや新聞、雑誌の取材にも多数協力している。共著に「これで安心!入院・介護のお金」(技術評論社)がある。
http://fp-trc.com/

新美昌也

執筆者:

執筆者:新美昌也(にいみ まさや)

ファイナンシャル・プランナー。

ライフプラン・キャッシュフロー分析に基づいた家計相談を得意とする。法人営業をしていた経験から経営者からの相談が多い。教育資金、住宅購入、年金、資産運用、保険、離婚のお金などをテーマとしたセミナーや個別相談も多数実施している。教育資金をテーマにした講演は延べ800校以上の高校で実施。
また、保険や介護のお金に詳しいファイナンシャル・プランナーとしてテレビや新聞、雑誌の取材にも多数協力している。共著に「これで安心!入院・介護のお金」(技術評論社)がある。
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日本学生支援機構の奨学金

奨学金は、大きく分けて公的なものと民間のものがあります。ここでは、大学生の約3人に1人が利用している日本学生支援機構(JASSO)の奨学金について解説します。
 

■種類

JASSOの奨学金には、返還義務のある貸与型奨学金と返還義務のない給付型奨学金があります。貸与型奨学金には、無利子の第一種奨学金と有利子(上限利率3%)の第二種奨学金、そして入学時特別増額貸与奨学金があります。入学時特別増額貸与奨学金のみ、一時金で1回限りの貸与です。
 
なお、給付型奨学金の対象者は、大学等の入学金・授業料の減免を受けることが可能です(高等教育の修学支援新制度)。こちらは、入学後、大学等で別途手続きが必要です。
 

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奨学金の振込時期

■申し込みのスケジュール

申し込み方法には、高校等で申し込む「予約採用」と大学等で申し込む「在学採用」があります。
 
例えば、某高校では、学校への書類提出締切は、第1回が令和3年6月1日(火)【給付・第一種(無利子貸与)・第二種(有利子貸与)】、第2回が令和3年7月1日(木)【給付・第一種(無利子貸与)・第二種(有利子貸与)】となっています。
 
高校ごとに募集期間が異なりますので、確認が必要です。高校卒業後2年目までは予約採用での申し込みができます。
 
在学採用の場合、貸与奨学金では4月頃説明会が開催され募集が行われます。給付奨学金は春と秋に申し込むことができます。大学により締切日が異なるので確認してください。なお、貸与奨学金も給付奨学金も家計急変時には随時申し込みが可能です。
 

■振込時期

初回の振込時期(目安)は、予約採用では、入学後「進学届」等の書類が不備なく提出された場合、提出月からおおむね1~2ヶ月後に初回の奨学金が学生名義の口座に振り込まれます。
 
在学採用では、申込書類が不備なく提出された場合、申込締切月の2ヶ月後に初回の奨学金が振り込まれます。
 
いずれの場合も、初回振込時に、貸与・給付開始月からの奨学金がまとめて振り込まれますので安心してください。例えば、初回振込月が6月の場合、4月分、5月分も一緒に振り込まれます。
 
なお、通常月の振込日は、毎月11日です。ただし、4月は21日、5月は16日となっています(振込日が土日祝日で金融機関休業日の場合は、その前営業日が振込日となります)。
 

■初回の振込時期に留意

上記で説明したように、初回の振込時期は4月とは限りません。4月・5月に必要なお金は、奨学金をあてにせず別途用意しておくことが大切です。また、入学後に振り込まれますので、入学前に支払う入学金等には利用できません。不足分は教育ローンなどで準備する必要があります。
 

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奨学金の活用例

奨学金を授業料等にあてる場合の留意点を説明します。学費は、通常年2回に分けて、春と秋にそれぞれ前期分・後期分として支払います。
 
例えば、私大では一般的に入学手続き時に入学金と前期分の学費を支払いますので、入学後、最初の学費の支払いは後期分からです。
 
奨学金はすでに説明したように入学後に振り込まれますので、入学前に支払いが必要な入学金や前期分学費等には利用できません。入学後、毎月振り込まれる奨学金を貯めておいて、後期分の学費としてまとめて支払います。使ってしまうと学費の支払いができなくなりますので、生活費などの口座とは分けて、しっかりお金の管理をすることが大切です。
 
執筆者:新美昌也
ファイナンシャル・プランナー。