更新日: 2021.07.16 暮らし

結婚に関わるお金の使い方はどう変わった? 結婚式、新婚旅行、結婚指輪…何にお金をかけている?

コロナ禍で予定していた結婚式を延期したり、規模を縮小したりした人が多いようです。中には、結婚式自体を行わなかったという人も。
 
また、海外への新婚旅行も渡航制限で困難となりました。その代わり、指輪や新生活にお金をかけているのでしょうか。
 
株式会社ネクストレベル(神奈川県横浜市)が運営する縁結び大学では、「結婚にまつわるお金の使い方」についてアンケートを実施しました。結婚で何にどのくらいお金を使ったのか、2019年以前のコロナ前と、2020年以降のコロナ後での変化を見ていきましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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結婚に関わるお金の使い方は、コロナ前では「コト消費」、コロナ後は「モノ消費」へ

「結婚に関するもので、一番多くお金を費やしたもの」を聞いたところ、コロナ前とコロナ後では傾向に大きな変化が見られました。
 
「結婚式・披露宴」は48%から33.3%、「新婚旅行」は10.2%から5.6%、「フォトウェディング(前撮り・後撮りを含む)」は9.2%から4.4%へと、コロナ後では減少していることが分かりました。
 
特に「結婚式・披露宴」は、14.7ポイントの大幅減となっています。やはり人が多く集まる宴会を避ける傾向にあったようです。
 
逆に、「家具・家電・インテリア」は22.3%から28.9%、「婚約指輪」は4.1%から7.8%、「結婚指輪」は3.1%から17.8%に増加しました。「結婚指輪」は14.7ポイントと大幅増となっています。常に身につける結婚指輪にお金をかけた人が多いようです。
 
この結果から、パンデミックの影響で、結婚式や旅行など「コト消費」から、新生活や指輪など「モノ消費」へ変化したということが見て取れます。
 

結婚式をしなかった人がその費用を高価な婚約指輪に振り向けた?

「結婚式」をした人は、コロナ前では64.3%だったのがコロナ後では53.3%に減少し、しなかった人は15.3%%から28.9%%と大幅に増加しました。同様に、「フォトウェディング」や「家族で食事」をしなかった人も増えたようです。
 
2020年以降に結婚した人に「結婚式をしなかった」理由を聞いてみたところ、「感染状況を考えて結婚式や会食は行わなかった」「海外挙式を予約していたが、渡航できなくなったので、フォトウェディングにした」「遠方から友人や親戚を呼ぶのが困難だと思ったから」といったコメントが寄せられました。海外挙式など夢見ていた人も、感染状況をみて諦めざるを得なかったことが分かります。
 
「婚約指輪」を購入した人については、コロナ前では55.1%でしたが、コロナ後では60%と4.9ポイント上昇しています。婚約指輪は一般的に高価であることから、結婚式で使わなかった予算を、婚約指輪に振り向けたカップルが一定数いるようです。ダイヤモンドは資産になるので、この機会に買っておくのもいいかもしれません。
 
婚約指輪を購入しなかった人に理由を聞くと、「結婚指輪のみでいいと思った」「普段着けない指輪を買うくらいなら、その分ほかのことにお金を使うほうがよい」というように、普段着けない婚約指輪は不要という意見が多く見られました。
 
「結婚指輪」はコロナ前では94.9%が購入していましたが、コロナ後では4.9%減少していました。結婚指輪を購入しなかった理由では、「外出できず買いに行けなかった」という声が多く聞かれました。
また、購入していない人は、全員が「結婚式をしていない」人でした。指輪交換のセレモニーをする機会がないことから、結婚指輪の必要性も薄れているようです。
 

新婚旅行に行った人は大幅減。家具・家電への出費は控え目

「新婚旅行」に行った人は、海外への渡航制限や国内での移動自粛要請があったため、コロナ前の73.5%からコロナ後の48.9%へと、24.6ポイント減少しました。
 
「新婚旅行」についてはコロナ前後で最も減り幅が大きい項目です。新婚旅行を楽しみにしていた人は非常に残念ですが、渡航制限があるため仕方ないですね。パンデミックが収まったあかつきには「新婚旅行に行きたい」と考えているカップルが多いようです。
 
一番お金をかけたものの割合では、コロナ前よりコロナ後のほうが増加傾向にある「家具・家電」ですが、実際に購入した人自体はコロナ前の81.6%から76.7%に減少していました。
 
結婚を機に家具・家電を購入しなかった人に理由を聞くと、「同棲していたので必要ない」「一人暮らしだったので揃っていた」というコメントがほとんどでした。コロナにより景気が低迷し、大きな影響を受けている人も少なくないことや、万が一の出費・減収に備えて、まずは出費を抑えて必要なら購入すると考えている人が多いのかもしれません。
 
新型コロナウイルス感染症の影響で、「結婚にまつわるお金の使い方」は大きく変化したことが分かりました。結婚式ができずに残念だった人もいるでしょう。結婚式や旅行の費用を先に新生活に充てたと考え、コロナが終息したら結婚パーティーを改めて行ったり、旅行に行ったりできるといいですね。
 
[出典]
株式会社ネクストレベル「コロナにより結婚に関する“お金の使い方”に変化!? 2020年前後に結婚した夫婦にアンケート調査」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部