更新日: 2023.03.17 子育て

子どもをインターナショナルスクールに通わせたい! 一般の学校との学費とどのくらい違う?

子どもをインターナショナルスクールに通わせたい! 一般の学校との学費とどのくらい違う?
早くから国際的な英語力を身につけることができ、グローバルな人材に育つことが期待できるインターナショナルスクールは、非常に魅力的な教育機関です。個性を尊重した教育や教育の国際化が進んでいる現代社会では、ますます注目が集まっているといえるのではないでしょうか。
 
しかし、インターナショナルスクールに係る学費について、気になる人も多いかもしれません。本記事では、インターナショナルスクールと一般の学校の学費ついて紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

インターナショナルスクールの学費について

株式会社M’s インターナショナルが2021年3月から5月かけて実施した調査「インターナショナルスクールは、学生たちの進路の際の選択肢になりうるか」(調査対象:親たちを中心とした男女1000人)の結果をみてみましょう。 
 
M’s インターナショナルによると、スクールによって幅があるものの、インターナショナルスクールの年間の学費の平均は150〜450万円です。この学費の高さについては、インターナショナルスクールが国の補助の対象ではないことが理由として挙げられています。
 
また、スクールによっては義務教育校として認められていないことがある点にも注意が必要です。
 

公式サイトで申し込み

【PR】アイフル

aiful

おすすめポイント

WEB完結(郵送物一切なし)
・アイフルならご融資可能か、1秒で診断!
最短1時間でご融資も可能!(審査時間込)

融資上限額 金利 審査時間
最大800万円 3.0%~18.0% 1秒診断(※)
WEB完結 無利息期間 融資スピード
※融資まで 30日間 最短20分
※お申し込みの時間帯により翌日以降になる場合があります。
※診断結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。
 実際の審査では、当社規定によりご希望にそえない場合もあります。

ケースごとに学費総額を比較

文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」よると、幼稚園から高等学校まで、公立校と私立校の年間学費総額は下記のとおりとなっています。
 

<幼稚園>
・公立…16万126円
・私立…30万8909円
 
<小学校>
・公立…35万2566円
・私立…166万6949円
 
<中学校>
・公立…53万8799円
・私立…143万6353円
 
<高等学校(全日制)>
・公立…51万2971円
・私立…105万4444円

 
さらに幼稚園から高等学校卒業までの15年間の学費総額を、公立と私立でいくつかのケースに分けた結果は、下記のとおりです。
 

・全て公立…574万4201円
・幼稚園だけ私立…619万6091円
・高等学校だけ私立…735万7486円
・幼稚園および高等学校が私立…780万9376円
・小学校だけ公立…1049万6864円
・全て私立…1838万4502円

 
これに対して、インターナショナルスクールの授業料の平均学費を、同じように幼稚園から高等学校までの15年で計算した場合、下記となります。
 

・150万円の場合…2250万円
・450万円の場合…6750万円

 
いずれにしても、15年間私立校に通った場合の学費より大幅に高く、このことからインターナショナルスクールに通うためには、一般の学校よりも多くの費用がかかることが分かります。
 
実際、M’s インターナショナルの調査では、「オンラインのインターナショナルスクールの学費が、年間50万円前後なら行かせたいと思いますか?」との質問に、49%が「はい」、51%が「いいえ」と、回答はほぼ二分しているものの、「いいえ」と回答した人の44%が、「価格が高い」ことをその理由としています。
 
インターナショナルスクールで学ぶのはハードルが高いと感じる人も多いかもしれません。しかし教育ローンや奨学金を活用できる場合もあります。ンターナショナルスクールを選ぶ場合は、まずは事前の下調べをしっかり行いましょう。
 

まとめ

インターナショナルスクールと一般の学校の学費の違いについて紹介しました。
 
インターナショナルスクールの学費は高額な上に、スクールによっては義務教育を修了したとみなされないことがあるなどの懸念点はあるものの、今後の国際社会で活躍できる人材に育つ可能性が膨らむなど、大きな魅力もあります。
 
子どもをインターナショナルスクールに通わせたいと考えている場合は、この記事を参考に、費用の計画を立ててみてください。
 

出典

株式会社M’s インターナショナル インターナショナルスクールは、学生たちの進路の際の選択肢になりえるか(PR TIMES)
文部科学省 令和3年度子供の学習費調査 2 調査結果の概要
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

【PR】子どもの教育費はいくらかかるの?かんたん30秒でシミュレーション