更新日: 2023.03.20 その他暮らし

ハワイでチップは払うべき?文化や相場、トラブルなどについて解説

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

ハワイでチップは払うべき?文化や相場、トラブルなどについて解説
穏やかな気候で過ごしやすく、さまざまなアクティビティを楽しめるハワイは、日本人に高い人気を誇る観光エリアです。ただし、ハワイへ旅行に出掛けるのならば、日本人にはなじみの少ない「チップ文化」について理解しておかねばなりません。
 
ハワイにはチップ文化が根づいており、払わないとトラブルに発展するケースもあります。ここでは、ハワイにおけるチップの常識を6つピックアップして紹介します。

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ハワイにおけるチップの6つの常識

「チップ文化があるのはなんとなく理解しているものの、どれくらい渡せばいいのか分からない……」という方は多いのかもしれません。ハワイへの旅を快適に、より楽しく過ごせるようチップの常識を把握しておきましょう。
 

チップは最低1ドルから

チップとは、ホテルや飲食店などの従業員に対して払うサービス料のことです。アメリカではチップをもらうことを想定して給与を設定しているケースが多いため、原則サービスを受けた側は払う必要があります。チップの金額は最低1ドルからで、主な金額の目安は以下の通りです。
 
図表1
 

ホテル(荷物運びやベッドメイキングなど) 1ドル~
タクシー 料金の15%
レストラン 料金の15~20%

 
※筆者作成
 

チップは紙幣で払うのが基本

チップは紙幣で払うことが多いため、あらかじめ1ドル札を用意しておくと安心です。スマートにサッと渡せるよう、準備した1ドル札を財布やポケットに忍ばせておくとよいでしょう。
 
両替はハワイの空港でもできるため、到着したらすぐに両替しておくと安心です。不安なら、日本を出発する前に両替しておきましょう。なお、クレジットカードでも払えるため、現金を多く持ち歩きたくない方におすすめです。
 

払わないのは最後の手段

チップは従業員にとって貴重な収入源です。雇っている企業側も、お客さんからチップをもらえるのを前提として給与を設定している場合が多いため、理由もなく支払いを断るとトラブルに発展しかねません。通常通りのサービスを受けたのなら、忘れずに渡しましょう。
 
チップを払わないシーンがあるとすれば、よほど従業員のサービスが悪かったときです。ただ、これは最後の手段であるため、よほどの問題がない限りはトラブルを避けるためにもチップは払うほうがよいでしょう。
 

レストランのチップはテーブルで払う

チップが必要なレストランであれば、食事が終了するタイミングで従業員が伝票を届けに来てくれます。従業員へのチップはこのタイミングで払いましょう。このとき、クレジットカードで払うことも可能です。
 
ハワイのレストランでは、チップの金額を3つほど伝票に記載しているケースがあります。クレジットカードで払う際には、払いたいチップの金額を指さすなどして伝えれば、その額で決済してもらえます。
 

レジ横の容器に入れる場合も

レジ横にチップを入れる専用の容器を用意しているお店もあります。この場合には、通常料金の支払いを済ませたあと、容器へチップを入れましょう。また、セルフサービスのカフェや弁当店などでも、チップボックスを設置しているケースがあります。
 

チップを渡すタイミング

チップを渡すタイミングはシーンによって異なります。レストランであれば、食事が終わったあと、従業員が伝票をテーブルへ持ってきてくれたときに払いましょう。タクシーは車を降りて、トランクの荷物を受け取ってから払います。
 
荷物を運んでくれたときには、ホテルの部屋へ荷物を持ってきてくれたときに払うのが一般的です。また、朝ホテルから出るときには、ベッドメイキングへのチップをベッドの上などに置いておきましょう。
 

ハワイのチップ文化を理解しよう

ハワイのチップ文化は日本人にとってなじみが少ないものの、払わないとスタッフとのトラブルに発展しかねない、ハワイ現地の人にとっては常識的なものです。
 
チップは1ドル以上の金額で渡すのが基本のため、空港に着いたらすぐにチップ用の1ドル札に両替をしておきましょう。初めて訪れるお店でチップの渡し方に悩んだのなら、まわりの人たちの動きを観察してみるのもおすすめです。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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