更新日: 2023.03.22 その他暮らし

【ちびまる子ちゃん】「花輪クン」はどれだけのお金持ち? 現代なら「まる子」と同じ小学校には通っていないレベル!?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

【ちびまる子ちゃん】「花輪クン」はどれだけのお金持ち? 現代なら「まる子」と同じ小学校には通っていないレベル!?
お金持ちのキャラクターというと『ちびまる子ちゃん』の花輪クンを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。『ちびまる子ちゃん』は原作者のさくらももこさんの幼少期をモチーフにしたエッセー漫画。漫画を読んでいて、花輪クンの両親は一体どのぐらい稼いで大金持ちになったのだろうと考えた人もいるでしょう。
 
そこで、この記事では花輪クン一家の年収を考えてみます。
FINANCIAL FIELD編集部

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花輪クンはどんな子ども?

花輪クンは、『ちびまる子ちゃん』に登場するお金持ちキャラ。少しキザなところもありますが、紳士的で優しい性格の持ち主で、まる子たちがクラスの男子と女子に分かれてケンカをしたときにも、どちらの味方にもつかず、「平和主義」を貫きました。
 
大きな家に住んでいて、使用人の「ヒデじい」が運転する車で登校するなど、どこかほかのクラスメートと違うところがありますが、まる子たちが「家に行ってみたい」と言ったときにも、家に招いてくれるなど、気前がよいところもあります。
 
そんな花輪クンは英会話やバイオリンなどたくさんの習い事をしているため、字が下手なこと以外、欠点が見当たりません。高級すし店でツケ払いを利用して食事をしたり、週末に東京で野球観戦や観光を楽しんだりする様子も見られます。お金持ちの中には倹約家もいますが、花輪クンに限っては倹約家である様子は見られません。
 

花輪クンの家族はどんな人?

花輪クンは、原作者のさくらさんがお金持ちの友人などを参考にしたと言われていますが、特定の人がモデルというわけではありません。そのため、作中でも花輪クンの両親の仕事内容が詳細に描かれているわけではありません。
 
花輪クンの家族についてわかっていることは、両親が海外で仕事をしているため、基本別居生活を送っていて母親にも時々しか会えないことや、花輪家はおじいさんの代から大金持ちということです。
 
花輪クンのお父さんの仕事は『永沢君』という漫画の中で、海外で複数の店舗を経営していることがわかっています。また、小学3年生の息子を静岡に残して海外にいなくてはならないというお母さんのことを考えると、花輪クンのお母さんはお父さんのビジネスパートナーとして欠かせないということがうかがえます。漫画に出てくる花輪クンのお母さんは、美人で若く見えるため、若くして仕事ができるのでしょう。
 
花輪クンは、おじいさんやおばあさんではなく、ヒデじいやたくさんのお手伝いさんと一緒と暮らしているようです。いずれにせよ、静岡の花輪邸だけでも多くのお手伝いさんを雇っているのですから、相当な大金持ちです。
 

日本の大金持ちの年収はどのぐらい?

それでは、花輪クンの両親は一体どのぐらいの年収を得ているのでしょうか。日本の大金持ちの年収を見てみましょう。2021年5月~2022年4月までの期間で、最も役員報酬が高かった上場企業の役員報酬総額は43億3500万円でした。上場企業の役員で年収が2億円を超えるのは267人と非常に限られているため、花輪クンの両親が役員報酬として得ている収入は、それより少ないかもしれません。
 
一方、『フォーブスジャパン』が毎年発表している日本の長者番付の2022年版を見ると1位は「ファーストリテイリング」の柳井正さんで3兆500億円、3位に「ソフトバンク」の孫正義さんで2兆7270億円など、役員報酬だけでは到底築けない額が出てきます。
 
この理由は、自社の株を保有していることによる配当収入が大きいことが挙げられます。長者番付のトップクラスになると、役員報酬は1億円ほどですが配当収入が100億円を超えるケースもあるのです。
 

花輪家の年収は100億円以上? 株式の配当収入が大きい可能性も


 
花輪クンの両親の仕事内容は明かされていませんが、子どもをお手伝いさんに預けて海外で仕事ができるなど、ビジネスの世界では多額の収入を得ていることが予想されます。もしかすると、株式の配当収入で毎年100億円以上を得ているかもしれません。
 
とはいえ、花輪クンは特定のモデルがいるわけではありません。もしも現代に花輪クンのような子どもがいたら、まる子たちと同じ、地方の公立小学校には通っていないかもしれませんね。
 

出典

フジテレビ ちびまる子ちゃん キャラクター紹介
フォーブスジャパン 日本長者番付 2022
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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