更新日: 2023.05.12 その他暮らし

暑い夏がくる前にエアコンを準備しよう! 購入時に選ぶポイントは?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

暑い夏がくる前にエアコンを準備しよう! 購入時に選ぶポイントは?
暑い夏が来る前に、エアコンを新調したり買い替えたりする方は多いでしょう。そんなとき、購入時に選ぶポイントを知っていると、最適な製品を手に入れることが可能です。そこで本記事では、エアコンを購入するときに選ぶポイントを解説していきます。また、エアコンを設置する際に注意すべき点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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知っておきたい! エアコン選びの4つのポイント

エアコンを選ぶ際には、「タイプと価格」「部屋の広さ」「省エネ性能」「付加機能」の4つのポイントがあります。
 

・エアコンのタイプ

エアコンには、「壁掛け」「窓用」「床置き」の3つのタイプがあります。壁掛けタイプは本体と室外機に分かれており、室外機を設置する屋外スペースが必要です。
 
また、本体と室外機にホースや配線を接続するため、壁に穴を空ける必要があります。そのため、賃貸住宅での後付けは難しいでしょう。入居後にエアコンを取り付けたい場合は、管理会社への相談をおすすめします。
 
窓用タイプは、専用の窓枠で窓に取り付けるエアコンです。本体と室外機が一体になっているため、壁に穴を空ける必要がありません。そのため、アパートや賃貸住宅への後付けも可能です。
 
ただし、室外機の作動音が部屋に直接響き、気になる場合もあるので、騒音レベルをカタログ等で確認しておくことをおすすめします。窓用タイプは手頃な価格の製品が多く、特に1人暮らしなどの小スペース用なら、壁掛け用の半額ほどで買えるものもあります。
 
床置きタイプには、室外機が必要な製品と不要な製品があります。室外機が不要な製品は、一般的に底面にキャスターが付いていて、場所の移動が可能です。そのため、リビングやキッチンなど、使う場所を選ばないのが特徴といえます。ただし、床置きタイプは、床にエアコンを置くスペースが必要なことと、取り扱っているメーカーがそれほど多くないことに注意しましょう。
 

・エアコンを使用する部屋の広さ

部屋の広さに適したエアコンを選ぶには、カタログやホームページで「適用畳数」を確認しましょう。例えば、「8~10畳」の場合なら、最初の「8」は木造平屋南向き和室の場合の畳数を示し、後の「10」は鉄筋アパート南向き洋室の場合の畳数を示しています。
 
ただし、実際の部屋の中は生活により、さまざまな熱が発生するため、余裕をもった適用畳数を選ぶのがおすすめです。リビングならプラス2畳、キッチンならプラス4畳を目安にしましょう。
 

・エアコンの省エネ性能

エアコンの省エネ性能は、カタログに表記してある「統一省エネラベル」と「APF値」で確認できます。「統一省エネラベル」とは、経済産業省による省エネ性能の評価のことです。数字が高く星マーク(★)が多いほど、省エネ性能に優れています。
 
「APF値」とは通年エネルギー消費効率のことであり、1年間に必要な冷暖房能力を期間消費電力量で割ったものです。数値が大きいほど、省エネ性能が高いことになります。
 

・エアコンの付加機能

エアコンの付加機能としては、快適な環境を提供してくれるものとして「センサー機能(人感センサーなど)」「加湿・除湿機能」「空気清浄機能・イオン機能」「室内換気機能」などがあります。ほかにも、メンテナンスを楽にしてくれるフィルター自動清浄機能や、AI自動運転機能、それにスマートフォンやスマートスピーカーに対応した機能が付いている製品も増えてきています。
 

エアコンを設置するときはコンセントに注意!

エアコンを設置するときには、コンセントに注意しましょう。エアコンは消費電力が大きく、ブレーカーへの負担を抑えるために専用コンセントになる場合が多いのです。ほかの家電と共有しているとブレーカーが落ちやすく、コンセントに負荷がかかって火事の原因になる場合も。専用のコンセントが必要な場合は工事が必要です。
 

ポイントを抑えてエアコンを準備し暑い夏を乗り切ろう

エアコンには、さまざまなタイプがあります。そのうえ、エアコンのもつ機能や性能まで考えると、どれを選べばよいか迷ってしまうでしょう。そのため、本記事ではエアコン購入時のポイントを解説しました。このポイントを知っていれば、必要とする適切なエアコンを選ぶことができます。ポイントを抑えてエアコンを準備し、暑い夏を気持ちよく乗り切りましょう。
 

出典

経済産業省 小売事業者表示制度(統一省エネラベル等)とは

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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