「グルメモニター」はお得に外食できるだけじゃないの？ポイ活もできるって本当!?

コロナ禍の影響で、近年外食を利用する家庭は減少傾向にあります。
 
総務省統計局の家計調査（2022年）によると、2人以上の世帯での外食にかかる月平均額は1万2305円との結果が出ています。
 
物価高騰や円安が続き「なるべく支出は抑えたい……。でも外食も楽しみたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。
 
そこで今回は、外食をお得に利用できる「グルメモニター」をご紹介します。グルメモニターとしての条件を満たすことで、ポイントキャッシュバックを受けられるため、その分お得になります。
 
興味のある人は、ぜひ参考にしてください。

お得に外食できる!? グルメモニターとは？

モニター調査とは、商品やサービスについての意見や評価を集める手法です。課題や問題点を抽出して、顧客満足度アップや新商品開発に役立てます。
 
モニター調査にはさまざまな種類があり、例えば、化粧品や食品などの商品を実際に試したり、アンケートに答えたりします。
 
そのなかでも「グルメモニター」は、実際に飲食店で食事をして、料理の品質や店内の様子、従業員のサービスの質などを評価するモニター調査です。モニター調査をすることで、飲食代を負担してもらったり、ポイントキャッシュバックを受けられたりするため、お得に食事ができます。
 

グルメモニターを受ける流れ

グルメモニターを受けるには、モニターを募集しているサイトに登録する必要があります。そのサイトのなかから「グルメモニター」を選び、対象店舗を決めます。お店を選ぶ際は、事前にモニター条件をチェックしましょう。
 
ただし、モニターは抽選になることが多いため、必ずしも希望の店舗で受けられるわけではありません。
 
対象店舗は、掲載時期やサイトによっても異なります。モニターに当選したら、モニターチェック項目を確認しながら、食事をしましょう。
 
ここで注意が必要なのが「モニターだとばれないようにすること」です。あくまで、抜き打ちチェックであることを、念頭に置いておきましょう。
 
利用後は、レシートを忘れずにもらって（ポイントのキャッシュバックや報酬が受けられなくなるため）、会計を済ませます。
 
その後、アンケートや調査結果報告を済ませれば、完了です。
 

グルメモニターはどのくらいお得なの？

グルメモニターでの報酬は、店舗やサイトによって異なります。最近では、ポイントサイトでのポイントキャッシュバックが主流です。
 
ここではサイト別に、グルメモニターとポイント還元率のいくつかを、ご紹介します。

【ちょびリッチ。】

●大衆イタリアン PORTA：飲食代金の50％（上限1万2000ちょびポイント）
●元祖からあげ本舗 だるま 東金店（店頭購入）：飲食代金の100％（上限2000ちょびポイント）

【dジョブ】

●イタリアン＆ワインバー CONA 甲府店：飲食代金の100％（上限3000Pまたは円）
●Moke’s HAWAII 江ノ島店：飲食代金の30％（上限なし）

【ファンくる】

●nana’s green tea シャポー市川店：飲食代金の50％（上限1500円分）ポイントバック
●ヴィ・ド・フランス 三島店：飲食代金の100％（上限600円分）ポイントバック

また、ポイントのキャッシュバックは会計後に行われるため、食事をした後、通常通り会計する必要があります。なかには、支払い方法が指定される場合もあるため、事前に確認しましょう。
 

グルメモニターで外食の支出を減らそう

グルメモニターは、外出にかかる支出を減らせますが、お小遣い稼ぎができるわけではありません。そのため、グルメモニターだからといって、週に何度も外食しては、支出が増えてしまうこともあるでしょう。
 
モニター報酬を確認しながら、賢く利用することが大切です。「気になるお店をお得に利用したい」「友人とのランチをお得に楽しみたい」人には、ぴったりではないでしょうか。
 

出典

総務省統計局 家計調査（家計収支編）調査結果 家計調査報告 ―月・四半期・年―「家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)平均結果の概要」
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー