更新日: 2023.06.05 子育て

人気の習い事ランキング5選!わが子への投資はいくらまで出すの?

人気の習い事ランキング5選!わが子への投資はいくらまで出すの?
幼稚園や小学校への入園・入学をきっかけに、わが子を、ピアノ教室や水泳教室に通わせたいと考えている方も多いのではないでしょうか。親としては、子どもの才能を伸ばすために、いろいろな習い事をさせたいものの、現実的には、月謝が気になるところです。
 
本記事では、習い事にかかる月謝の平均相場を交えつつ、子どもの年代別に解説します。最後に、人気の習い事もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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年代別に習い事にかかる平均相場を解説

文部科学省の「子供の学習費調査」を参考に、習い事にかかる1年間の平均相場を、年代別に解説します。
 
公立系幼稚園に通っている子どもの場合、1年間にかかる平均相場は約5万6000円、公立系小学校の場合、平均相場は約13万2000円、公立系中学校の場合、平均相場は約6万3000円、公立系高校の場合、平均相場は約2万9000円です。
 
私立系の幼稚園・学校に、子どもを通わせている家庭ではどうでしょうか。私立系幼稚園に通う子どもの場合、年間の平均相場は約11万6000円、私立系小学校の場合、平均相場は約29万8000円、私立系中学校の場合、平均相場は約11万1000円、私立系高校の場合、平均相場は約5万6000円となっています。
 
年代別の平均相場を参考にしつつ、各家庭の世帯年収と、子どもの成長に合わせて、習い事にかける費用を算出することが、経済的な負担を軽減するポイントになります。
 

男女別に人気の習い事5選を紹介!

文部科学省の「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」によると、小中学校全体を通して、男子には、水泳やサッカーなどのスポーツ系の習い事が人気です。
 
一方、女子の多くが、ピアノや習字などの、いわゆるお稽古事を選択しています。そこで、小中学生に人気の習い事5選を、男女別に解説します。
 

小中学生の男の子から人気の習い事

小中学の男子から人気の習い事をランキング形式で紹介します。
 
1位 : 水泳
小中学生男子に人気No.1の習い事は、水泳です。一般的なコースに子どもを通わせた場合の月謝の目安は、平均5000円前後です。月謝以外に、水着やキャップなどの費用が発生します。
 
2位 : サッカー
ワールドカップで活躍する選手に憧れて、サッカー教室に通うお子さんも多くいます。サッカー教室の月謝の目安は、月2500〜1万円程度です。
 
3位 : 武道
武道の代表的なものが、剣道と空手です。どちらも月謝の平均相場は約5000円です。ただし、剣道の場合には、防具代が高くつく傾向にあります。
 
4位 : 習字
習字の月謝は、平均3000円前後と、ほかの習い事に比べて安く、経済的な負担が少ないことがうれしいところです。ただし、検定代や墨などの諸費用が発生することを覚えておきましょう。
 
5位 : 野球
野球は月謝よりも、遠征費や初期費用にお金がかかります。月謝は5000円程度ですが、道具代だけで5〜20万円程かかる可能性があるため、注意が必要です。
 

小中学生の女の子から人気の習い事5選

次に、小中学校の女子から人気の習い事を、ランキング形式で紹介します。
 
1位 : ピアノ
多くの女の子から人気のピアノですが、まず、楽器の購入費がかかります。また、最初は5000円程度のコースからスタートしますが、レベルアップするにつれて、月謝も高くなることに注意が必要です。
 
2位 : 習字
男女ともに、習字も人気のようです。水泳と同様に、男女間での月謝に変わりはなく、平均3000円程度です。
 
3位 : 水泳
男子で1位にランクインした水泳ですが、女子の場合は3位となっています。月謝に関しては、男女ともに変わりはなく、5000円程度です。
 
4位 : 外国語
小学校の授業で、英語が必須科目となった影響を受けて、女子部門では、英語が4位にランクインしています。教室・授業形態により価格は大きく異なります。月謝を節約したい方には、オンラインの英会話教室がおすすめです。
 
5位 : ダンス・日舞
ダンスは、ダンススクールにもよりますが、月謝の相場は6000〜1万円です。一方、日本舞踊の月謝は、5000〜5万円と、教室によって大きな開きがみられます。さらに、ダンスも、日舞も、衣装代や発表会費用などがかかるため、思わぬ出費につながる可能性があります。
 

経済状況に合わせて子どもの習い事を決めよう

習い事によって、月謝には大きな差があります。また、道具や楽器などの初期費用がかかる可能性も考えられます。お子さんの習い事を選ぶときには、月謝以外の費用についても、しっかりと調べておくことが大切です。
 

出典

文部科学省 結果の概要-平成30年度子供の学習費調査 「平成30年度子供の学習費調査の結果について」(p11)
文部科学省 「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」(p15)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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