そこで今回は、いい夫婦にまつわるお金の話を中心に、明治安田生命保険が行い、リリースしたアンケート調査(※)を紐解いていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
理想まであと100万円以上!? 妻が考える夫に稼いでほしい年収とは
本調査は、20〜79歳の既婚男女を対象に行われたもの。妻が夫に期待する理想の年収は以下の結果になりました。
【配偶者に求める年収はいくらですか】
1位:500万円以上〜600万円未満 22.8%
2位:600万円以上〜700万円未満 16.6%
3位:800万円以上〜900万円未満 12.7%
トップ3は上記のとおりですが、全体の平均として、夫の理想の年収は662.2万円となりました。しかし国税庁の「平成28年分民間給与実態統計調査結果」によると、男性の平均年収は521万円という事実が……。
そう、理想と現実の間には、100万円以上ものギャップがあるのです。このギャップを埋めるのは、妻の稼ぎなのか、はたまた夫の愛なのか……?
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景気回復の兆し? 夫婦間のプレゼントの予算は増加傾向に!
稼いで家計を安定させるだけが、夫婦円満の秘訣ではありません。そこでチェックしたいのが、夫婦の記念日などに贈り合うプレゼント。
【配偶者に年に何回プレゼントを贈りますか】
1位:0回 37.7%
2位:1回 27.7%
3位:2回 20.7%
意外にも、まったく贈らない夫婦が一番多いという結果に。平均するとプレゼントを贈るのは1.3回ということになりますが、やはりそれは誕生日や結婚記念日などになるのでしょうか。
【1回あたりのプレゼント予算の推移】(20代〜50代調べ)
2015年平均:1万1850円
2016年平均:1万2802円
2017年平均:1万3327円
プレゼントの予算については、ここ2年連続で増加しています。2008年のリーマンショック以降の最高額とのことで、消費者の心理として景気改善の兆しが見えているのかもしれません。
ちなみに男性だけ見ると、すべての世代で昨年よりプレゼント代が増加!妻への愛情をプレゼントというかたちにして伝える……そんな意識が広がっているのでしょうか?
今よりもっと“いい夫婦”を目指すなら、プレゼントだけでなく会話時間も大切に
年収も大切、プレゼントも大切……でも、いい夫婦の条件はそれだけではありませんよね。
「黙っていてもなんとなく伝わるだろう」なんていうのは、もはや幻想!毎日しっかり会話してコミュニケーションを取ることが、夫婦円満の秘訣といえそうです。
【平日の夫婦の会話時間はどれくらいですか】(20代〜50代調べ)
1位:30分超〜1時間 29.2%
2位:1〜30分 23.5%
3位:1時間超〜2時間 21.4%
【休日の夫婦の会話時間はどれくらいですか】(20代〜50代調べ)
1位:3時間超 44.2%
2位:30分超〜1時間 15.2%
3位:1時間超〜2時間 14.9%
平日の会話時間の平均は98分、休日は253分という結果に。みなさんのご家庭は、この平均と比べてみていかがですか?
ちなみに、自分たちは円満だと感じている人たちと、円満でないと感じている人たちを分けてみると、会話の平均時間にかなりの差があることがわかります。
【円満だと感じている人】
平日の夫婦の会話時間の平均:113分
休日の夫婦の会話時間の平均:297分
【円満でないと感じている人】
平日の夫婦の会話時間の平均:40分
休日の夫婦の会話時間の平均:101分
こう見ると、平日は2倍以上、休日にいたっては3倍ほど会話時間に違いがあるのがわかります。やはり、会話という基本的なコミュニケーションが、いい夫婦への近道なのかもしれません。
みなさんも、年に一度の“いい夫婦の日”に、プレゼントを贈り合ったり少し奮発したディナーを楽しんだり、夫婦の会話を楽しむ時間をつくってみてはいかがですか?
※明治安田生命保険プレスリリース「いい夫婦の日に関するアンケート調査」
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)