更新日: 2019.06.13 その他暮らし

夏休みは子どもと何をして過ごす?2020年を見据え、英語やプログラミングを習うのが人気

夏休みは子どもと何をして過ごす?2020年を見据え、英語やプログラミングを習うのが人気
ゴールデンウィークが過ぎたら、次は夏休みの予定をどうしようかと考える人も多いのではないでしょうか。子どもがいる家庭では、長い休みにしかできない何か特別な体験を子どもにさせたいもの。
 
e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所(代表取締役:吉田智雄、本社:大阪府吹田市)は、子どもの夏休みについての実態を調査するため、20代~50代の子どもがいる親を対象に「子どもの夏休みに関するアンケート」を実施しています。
 
子どもの夏休みは、どんな体験をさせているのか、その体験にいくら使っているのか、調査データを紐解いてみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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夏休みしかできない特別な体験をさせたいと考える親が多い。予算は半数が2万円以内。

この調査によると、84%が「夏休みに子どもに体験させたいことがある」と回答しています。夏休みに子どもに体験させたいアクティビティの1位は「キャンプ」次いで「旅行」「海水浴」となっており、夏ならではのアウトドアの体験や、長期の旅行で新しい経験をさせたいと考えているようです。
 
夏休みの子どもの体験にはいくら予算をかけるのかというと、「10,001円~15,000円」が最も多く、続いて「5,001円~10,000円」「15,001円~20,000円」となりました。
 
約5割が20,000円以内ですが、50,001円以上もかけるという人が、全体の約1割いることもわかりました。5万円以上ということは長期の旅行、塾の夏期講習といったところでしょうか。子どものためにはお金を惜しまない家庭もある一定数はいるということですね。
 

2020年を見据え、人気の習い事は「英語とプログラミング」。夏休みは親子で勉強

夏休みに子どもに勉強させたい習い事については、第1位が「英語・英会話スクール」 、第2位が「プログラミング」となりました。2020年から小学校で英語とプログラミングが必修化されます。それを受けて夏休みに勉強をさせたいと考えている親が多いと考えられます。
 
また、大学入試でも2020年からの共通テストより、英語は読む・聞く・話す・書くの4技能を評価するようになるため、それを見据えて小さいころから英語を習わせたいということでしょう。
 
「これまで夏休みに子どもに勉強の声掛けをしましたか」という問いでは、「はい」が69%となり、多くの親が夏休みに子どもに勉強の声掛けをしていることがわかりました。
 
また、どのような声掛けをしたかというと、「勉強をするように声掛けのみをした」という答えも2位と多いですが、「調べものの手伝いをした」「図書館などに連れていった」「問題を一緒に解いてあげた」というように、夏休みを通じて、調べものや宿題を一緒にやることで、親子のコミュニケーションを図るのもいいかもしれませんね。
 

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キッズウィークが導入されたら、親も休んで子どもと一緒に過ごしたい!

2018年4月より、一部の自治体で導入されている「キッズウィーク」をご存知ですか。キッズウィークとは、学校の夏休みなどの一部を別の時期に分散させることで、長期休暇期間とは異なる時期に、土日とあわせて大型連休を作ろうというものです。
 
「キッズウィークがあれば休みをとりたいですか」という問いに対し、「はい」が86%となりました。また、「キッズウィークが実施された場合、子どもの休みに合わせ、仕事を休むことができますか」という問いでは、「はい」が76%となり、約8割が、キッズウィークが実施された場合、子どもの休みに合わせて仕事を休むことができることがわかりました。
 
キッズウィークが利用できたら何をして過ごしたいかというと、「旅行に行く」「子どもと遊ぶ」という回答が多く、長期の休みを通じて子どもと一緒に過ごしたいと思っているようです。
 
ということは、キッズウィークが実施されたら旅行などの軍資金が必要ということになりますね。親子での楽しいひと時のために、少しずつ貯金をしておいたほうがよいでしょう。
参考文献:「子どもの夏休みに関するアンケート」(株式会社イー・ラーニング研究所)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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