
インフルエンザの季節は、ワクチンや予防グッズ、かかってしまったときの医療費など、なにかと出費がかさみがち。そこで今回は、厚生労働省から委託されているAMR臨床リファレンスセンターが発表した「インフルエンザ調査レポート」(※1)をチェックしてみました。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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およそ8割の人がインフルエンザにかかった経験アリ
この調査は、20代~60代の一般男女を対象に行われたもの。まずはインフルエンザの罹患率について見てみましょう。
【これまでにインフルエンザにかかったことはありますか?】
1位:0回 23.7%
2位:かかったことはあるが回数をおぼえていない 21.7%
3位:1回 17.7%
4位:3回 14.4%
5位:2回 12.0%
6位:5回以上 6.7%
7位:4回 3.7%
なんと、8割弱の人が1回以上はインフルエンザにかかったことがあると回答しています。感染力が強いインフルエンザは、通勤や通学などで人と接する機会がある限り、感染する可能性を断ち切れないもの。長い人生のなかで、多くの人が経験してしまう疾患といえるでしょう。
高い?低い?インフルエンザのワクチン接種率
多くの人が経験をするインフルエンザ。みなさんのご家庭でも毎年冬になるとさまざまな予防を行っていることと思います。
そんな予防法のひとつが、インフルエンザワクチンの接種。インフルエンザの感染から身を守る可能性があるほか、感染してしまったとしても重症化を防ぐ一定の効果があるとされています。
自分の身を守るだけでなく、家族や周りの人への感染を防ぐためにも、ワクチン接種は大切。世間のインフルエンザワクチン接種率はどのくらいなのでしょうか。
【インフルエンザのワクチン接種に行きますか?】
1位:毎年行ってはいないが行ったことがある 39.1%
2位:毎年行っている 35.1%
3位:行ったことがない 25.8%
毎年接種している人は、全体の3割強という結果に。逆に接種したことがない人は、全体の3割弱と、意外に多い結果になりました。
インフルエンザは、その年によって流行するウイルスの型が変わるもの。昨年接種したからといって今年も大丈夫、という性質のものではないため、毎年接種するのがよさそうです。特に小さいお子さんがいる家庭は、家族全員で倒れてしまわないよう、一家そろって接種しておきたいですね。
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一生涯でかかる医療費は○万円!
インフルエンザのワクチンは、病院によって多少差があるものの、決して安い金額ではありません。万が一インフルエンザにかかってしまった場合、診察台や薬代など、出費もかさみます。
膨れ上がる医療費を削減するために、国もあれこれ策を練る昨今、いったいわたしたちは生涯を通してどのくらいの医療費を負担しているのでしょうか。
厚生労働省が発表した「生涯医療費(平成29年度推計)」(※2)によると、国民ひとりあたりの生涯医療費は2724万円という結果に。2007年度の推計(※3)は2200万円だったということから考えると、生涯医療費は10年で500万円も上がっていることがわかります。
生涯医療費のうち、半分は70歳未満、残り半分は70歳以上でかかると推計されています。年齢を重ねると、体のあちこちに不調が現れても仕方ないことなのかもしれません。
そんな将来に向けて、今のうちに少しでも医療費の負担を減らせるよう、日々の健康管理や風邪・インフルエンザ予防をしっかりしておきたいものですね。
出典
※1 AMR臨床リファレンスセンター「インフルエンザ調査レポート」
※2 厚生労働省「生涯医療費(平成29年度推計)」
※3 厚生労働省「生涯医療費(2007年度推計)」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部