
交通手段がない等の理由であれば経費として認められるでしょうが、「これはちょっと認められないかも?」と思って「申請しないでおこう」とする場合もあるかもしれません。気がつくと、結構な金額を自己負担していたということはありませんか?
企業文書を電子化・ペーパーレス化するクラウドサービスを展開するペーパーロジック株式会社(本社:東京都品川区)は、「タクシー利用時の経費精算」に関するアンケート調査の結果を発表しました(※)。
ビジネスパーソンは、タクシー代をきっちりと精算できているのでしょうか?

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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仕事でのタクシー利用は半数が月1回程度。半数が自己負担した経験あり
最初に、仕事上でのタクシー利用の頻度を聞いたところ、「月に一回程度」が48.2%と最も多い結果となりました。次いで「週に一回程度」(11.8%)、「毎日」(10.0%)が続きました。
多い人では毎日タクシーを利用しているようです。タクシーチケットがなければいったん自分で支払うので、事後にすぐ精算しないと結果的に自己負担になってしまいます。
続けて、仕事上でのタクシー経費にかかわらず、経費申請せずに自己負担として諦めた経験はあるかと尋ねると、55.5%と半数以上の人が「ある」と回答しました。なぜそんなに多くの人が経費申請をしなかったのでしょうか。
経費申請手続きが面倒で、タクシー代の清算を諦めた人が多い
次に、タクシー領収書の経費申請手続きを、どのような方法で行っているか聞くと、「領収書を紙に貼り付け、手書き・エクセル等で詳細を書いて手続き」(50.0%)、「領収書を紙に貼り付け、経費精算システム等で手続き」(49.1%)が圧倒的に多い結果となりました。
また、「スマホで写真撮影し、経費精算システム等で手続き」(18.2%)、「スマホアプリで写真撮影し、手続き」(7.3%)というように、今時はスマホを活用している企業もあるようです。
先の質問で、経費申請を諦めた経験があると回答した人に、その理由を質問したところ、「経費申請手続きが面倒であったため」(49.2%)が最も多く、次いで「領収書を紛失してしまったため」(45.9%)という結果になりました。
他には「経費に該当するか判断できなかったため」(36.1%)、「タクシーを利用した理由の説明が面倒であったため」(34.4%)という回答が見られました。
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経費精算せずに自己負担した累計はいくら?大変な額に!
また、今まで累計総額どの程度諦めたのかを尋ねると、最も多かったのは「1万円未満」(39.3%)でした。以下は「1万円~5万円未満」(19.8%)、「10万円~20万円未満」(13.2%)、「5万円~10万円未満」(11.5%)の順で、累計10万円以上になっている人が約3割もいることがわかりました。
中には「100万円以上」と回答した人も1.6%いました。そこまでの金額、回数の経費の請求をなぜしなかったのか、理解に苦しみます。
最後に、タクシー領収書が電子化されてほしいと思うかと質問したところ、「強く思う」(33.6%)、「思う」(26.4%)、「どちらかといえば思う」(19.1%)あわせて79.1%が電子化を希望しました。
以上の結果から、タクシー代の精算は手続きが面倒だったり領収書を紛失したりといった理由で、ついつい自己負担してしまうことが多いようです。一回あたりの支払いは少額でも、積もり積もれば相当な金額になってしまいます。
面倒でも都度精算するのはもちろんですが、企業も精算の業務フローを電子化するなど、社員に負担をかけない仕組みづくりが望まれます。
【出典】
※ペーパーロジック株式会社「タクシー利用時の経費精算に関するアンケート調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部