更新日: 2020.09.11 その他暮らし

みんなはどんなマスクを使ってる?手作り派はどれくらいいる?人気の色は?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

みんなはどんなマスクを使ってる?手作り派はどれくらいいる?人気の色は?
今年の夏は猛暑にもかかわらず、皆さんマスクをつけていますね。熱中症の恐れがあるため、屋外では状況を見て着用しなくてもよいといわれても、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、ほとんどの人がマスクをしているように見えます。
 
株式会社プラネット (東京都港区)は、マスクに関する意識調査の結果を実施しました(※)。マスクの着用率はどう変わったか、どんなマスクを選ぶのかなどを聞いていますので、結果を見ていきましょう。
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マスクをする人は5年前の約1.6倍に。コロナ禍で特に男性の着用率が上がる

はじめに、かぜやウイルス、花粉症などの予防目的でマスクをしているか聞いたところ、「よくする」(64.0%)と「たまにする」(25.4%)合わせて約9割がマスクをすると回答しました。
 
マスクをする人は2015年12月の調査では55.2%でしたが、2020年7月の調査では89.4%と、このコロナ禍で約1.6倍になりました。また、男性は約1.8倍、女性は約1.4倍に。特に男性で、コロナ禍をきっかけにマスクをする人がぐっと増えたことがわかります。

不織布に次いで手作りマスクを愛用する人が多い。今は夏用マスクが欲しい

今使っているマスクについては、1位「不織布(プリーツ型)」が77.5%と圧倒的で、2位「不織布(立体型)」(25.5%)となりました。3位は「手作りマスク」(18.4%)で、特に女性では25.7%と、4人に1人が使っているようです。マスクが入手不可だった時期に手作りをしたり、小池都知事が会見で手作りマスクをつけているのを見て、作り始めた人も多いでしょうね。
 
今後使いたいマスクでも、1位・2位は同じでした。3位にランクインしたのは「不織布(夏用)」で21.3%を占めました。4位も「布(夏用)」で、少しでも涼しく過ごせるマスクを求めていることがわかりました。一方、政府が配布した布マスクは、現在使っている人は3.5%で今後使いたい人は2.0%にとどまりました。
 
マスク選びのときに重視するのは、「価格」(55.9%)と「花粉やウイルス、ほこりなどの除去性能」(55.7%)が拮抗する結果に。女性がより重視するのは「サイズ」で、少し小さめのサイズを好むようです。一方、男性は「メガネがくもらない・くもりにくい」でした。

日本製マスクは1箱2000円以上でも買いたい人も

また、最近ではアパレルや電機メーカーなど異業種がマスクに参入してきています。「日本製不織布マスク(50枚入り)をいくらまでなら買いますか」と尋ねたところ、「600円未満」が24.2%と最も多く、1000円未満との回答が61.5%となりました。
 
今では日本製に限らず、マスク1箱1000円以上する場合が多く、その価格ではなかなか入手できなさそうです。また、「2000円以上」と答えた人も6.2%いました。信頼性の高い日本製なら、高くても買いたいという人も一定数いるようです。
 
マスクをしているときに気になることや困ることについて聞いたところ、最も多かったのが「暑さ・蒸れ」で73.8%でした。次いで「息苦しい」(67.2%)、「メガネがくもる」(42.3%)が続きました。
 
特に女性では「メイクが落ちる」「肌荒れ・ニキビ」が気になる人が多いようです。特に夏は汗であっという間にメイクが落ちてしまいます。メイクが落ちたりニキビができたりして、ますますマスクが外せなくなる人も多いのではないでしょうか。

定番の白の他、色柄ものの使用が増える

これまで、マスクといえば白が定番でしたが、今は黒やベージュなど、白以外のマスクが売っていたり、手作り派は好きな色や柄でマスクを作ったりと、今までにない色や柄のマスクをしている人が増えました。
 
そこで、今使っているマスクの色を聞くと、1位はダントツで「白」ですが、2位「グレー」、3位「柄もの」となりました。特に女性では「柄もの」が2位となり、特に60代では31.8%となりました。
 
柄ものはあまり市販されていないので、手作りしている人が多いと思われます。その一方、20代女性では9割近くが「白」と回答しています。男性では、全体に「白」が多いですが、20代では「黒」が20.6%と、すべての性年代で黒いマスクを最もつけていることがわかりました。確かに、黒いマスクの若い男性をよく見かけますね。
 
以上のように、今年はマスクという分野では、異業種の参入や手作りマスク、色柄ものやさまざまな素材の使用など、革新的な変化がありました。しばらくマスクと友達の日々が続きますが、お気に入りの色柄や素材のマスクで楽しんではいかがでしょうか。
 
[出典]※株式会社プラネット「マスクに関する意識調査」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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