更新日: 2020.09.11 子育て

子育て世代が選ぶ「子育てしやすい」と思う街は?第1位の街のマンション相場はいくら?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

子育て世代が選ぶ「子育てしやすい」と思う街は?第1位の街のマンション相場はいくら?
あなたにとって、「子育てしやすい街」とはどのような街ですか?
学校の設備が充実している、病院の選択肢が多い、図書館や支援センターの評判がいい、子どもも楽しめる複合施設が複数ある……など、決め手となるポイントはさまざま。
 
そこで今回は、一都三県における子育てしやすいエリアの調査結果をもとに、いま注目の街やマンション相場などを見てみましょう。
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一都三県、注目の子育てしやすい街とは?

株式会社日京ホールディングスが発表した「一都三県38エリアに関する意識調査」(※1)によると、本人もしくは配偶者が山手線内および近郊で働く25歳から44歳の男女が回答した「子育てしやすいと思うエリア」のランキングは以下のとおり。
 
【「子育てしやすい」と思う上位5エリア】
<25歳から29歳>
1位:東京都 北多摩エリア(調布市、三鷹市、立川市など) 23.0%
2位:横浜市 22.0%
3位:杉並区 15.0%
4位:世田谷区 14.0%
5位:文京区 10.0%
 
<30歳から34歳>
1位:横浜市 26.0%
2位:東京都 北多摩エリア 21.0%
3位:世田谷区 17.0%
4位:文京区 12.0%
5位:杉並区 9.0%
 
<35歳から39歳>
1位:横浜市 34.0%
2位:文京区 20.0%
3位:世田谷区 19.0%
4位:東京都 北多摩エリア 16.0%
5位:杉並区 11.0%
 
<40歳から44歳>
1位:横浜市 23.0%
1位:東京都 北多摩エリア 23.0%
3位:世田谷区 13.0%
4位:杉並区 12.0%
5位:文京区 10.0%
 
こう見ると、横浜市が非常に高い支持を得ていることがわかります。今まさに子育てで忙しいと推測できる30代に特に高い支持を得ており、子育てに慣れてきた40代にもしっかり評価されているようですね。
 
ちなみに、男女で比較した場合も、横浜市は堂々の1位でした。さまざまな世代から、さらに男女どちらの視点でも高い支持を得ていることから、子育て世代注目の街といっていいのではないでしょうか。

子育てしやすい街第1位は、ほかの項目でも高評価!

同調査によると、一都三県のエリアにおいて、横浜市はさまざまな項目で1位を獲得しています。
 
【「海も山もあって楽しそう」と思うエリアをお答えください】
1位:横浜市 46.8%
2位:その他 千葉県内 15.5%
3位:東京都 北多摩エリア 14.3%
4位:その他 神奈川県内 11.8%
5位:千葉県 京葉エリア(浦安市、市川市、船橋市など) 10.0%
 
【「食が充実している」と思うエリアをお答えください】
1位:横浜市 52.0%
2位:渋谷区 29.0%
3位:港区  28.5%
4位:新宿区 28.0%
5位:中央区 25.3%
 
海も山もあって楽しそうなエリアについては、ダントツの1位。大型の商業施設やアミューズメント施設がたくさんあるなかで、海も近く山もある横浜市は子育て世代にとって魅力的なのかもしれません。
 
また、食が充実しているエリアについても、ぶっちぎりのTOPでした。横浜といえば、やはり中華街を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
 
そのほか、ラーメン博物館やカップヌードルミュージアム、横浜チョコレートファクトリーといった有名なグルメスポットもあるため、子どもも一緒に楽しめるという点から子育て世代の支持を得たのかもしれません。

子育てしやすい街第1位の、気になるマンション相場は?

そんな子育て世代が注目している横浜市ですが、引っ越しを検討する際にやっぱり気になるのがマンション相場。実のところ、横浜市のマンション相場はどれくらいなのでしょうか?
 
株式会社マンションマーケットが発表した、横浜市のエリア別マンション相場ランキング(※2)をチェックしてみましょう。このランキングは、横浜市にある駅徒歩10分(800m)圏内に存在する中古分譲マンションを対象に、平均平方メートル単価を算出して導き出したものです。
 
【「横浜市」エリア別マンション相場ランキング(平均平方メートル単価)】
1位:都筑区  52万3789円
2位:西区   51万5710円
3位:中区   49万2033円
4位:青葉区  46万7007円
5位:港北区  44万8322円
6位:神奈川区 43万9106円
7位:戸塚区  41万8860円
8位:栄区   39万215円
9位:鶴見区  37万7977円
10位:港南区  35万9140円
 
18区中、上位10区の平均平方メートル単価は上記のとおり。すでにこの時点で、20万円近くの差が出ているのですね。ちなみに18位は、金沢区で27万5219円でした。1位と比べると、ほぼ半額になります。
 
1位の都筑区は、センター北駅やセンター南駅をはじめ、大型商業施設が集まる活発なエリア。その人気もあってこの金額であることが推測できます。
 
3位の中区は、ご存じ元町・中華街駅があるエリア。観光のイメージが強いですが、先ほどの調査でもわかったように、いまや子育て世代の注目もアツい街です。特に元町・中華街駅付近のマンションは高額な様子。
 
人気の高さとマンション相場は比例するもの。これから子育てをするという人や、まさに子育て中という人で引っ越しを考えている場合は、穴場探しに専念してみてもいいのかもしれません。
 
[出典]
※1 株式会社日京ホールディングス「横浜市が第1位! 『子育てしやすいエリア』『海も山もあって楽しそう』『食が充実している』も1位の横浜市は 子育て世代から選ばれた注目の街!」(@Press ソーシャルワイヤー株式会社)
※2 株式会社マンションマーケット「【調査リリース】神奈川県で人気の『横浜市』エリア別マンション相場ランキング!」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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