公開日: 2020.10.14 ローン

こんな人は借り換えちゃダメ! 住宅ローンの借り換え時の注意点とは?

執筆者 : 柘植輝

住宅ローンは別の銀行から全額借り換えてしまえば必ずお得になる。
そう思い込んではいませんか?
何も知らないまま住宅ローンの借り換えをしてしまうと、かえって損をしてしまうかもしれません。
柘植輝

執筆者:

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士

2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。
広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

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柘植輝

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執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

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住宅ローンの借り換えはなぜ行われているの?

よくある住宅ローンの借り換えの仕組みとしては、現在借りている金融機関(A銀行)とは別の金融機関(B銀行)から、ローン残高相当額を借り入れ、A銀行のローンを返してしまうというものになります。
 
このとき、A銀行の金利よりもB銀行の金利の方が低ければ、その分総返済額が少なくなりお得になるため、住宅ローンの借り換えが頻繁に行われているのです。ただ、借り換えにあたってはB銀行において借り入れのための審査や諸費用が発生します。
 
似たようなものに住宅ローンの繰り上げ返済があります。繰り上げ返済では金融機関を変えずに返済期間だけ短縮するという点で借り換えと異なります。
 

住宅ローンの借り換えが向いてない人ってどんな人?

住宅ローンの借り換えは必ずしもした方がいいというわけではありません。次のような条件に当てはまる人は、安易に住宅ローンの借り換えを選択しない方がよいでしょう。
 

借り換え前後の金利差が低い方

住宅ローンの借り換えにおける大きなメリットとして金利差による総返済額の減少があります。
 
しかし、借り換えには諸費用が発生するため金利が多少下がったという程度ではあまり意味がないということもあり得ます。一般的には、借り換え前後の金利差が1%以上あれば、借り換えをする価値があるといえるでしょう。
 
もしそれ以下の金利差であれば一度借り換えについてシミュレーションをしてから検討するべきです。
 

住宅ローンの残存期間が短い方

金利差と同じように、残存期間も借り換えを検討するにあたり大切な要素です。
具体的には、住宅ローンの残存期間が残り10年を切っている場合は借り換えをせずに繰り上げ返済をした方がよいことも多いです。
 

ローン残高の大部分を返済し終わっている方

ローンの残高が1000万円を切ってしまっているような場合も、金利などの条件によっては借り換えによるメリットを受けられないこともあります。
 

マイホームを貸し出す方

住宅ローンはあくまでもマイホームのためのローンです。そのため、転勤や病気など一定の状態を除き、住宅ローンの利用中にマイホームを賃貸に出してしまうとそもそも住宅ローンの継続ができないということもあります。
 
もし、住宅ローンの返済中にマイホームを賃貸に出すという場合は事前に金融機関に相談するようにしてください。
 

健康状態や収入などに変動があった方

住宅ローンの借り換えでは借換先となる金融機関にて再度審査が発生します。そのとき、持病により健康状態が悪化していたり、独立や転職によって収入に大きな変動があったりすると審査に落とされてしまい、借り換えができないということもあります。
 
また、夫婦の収入を合算して住宅ローンを組んでいたような場合は要注意です。出産や育児で妻が仕事を辞めてしまっている場合は従前のように審査を通過できない可能性があります。
 

住宅ローンの借り換えは慎重に検討すべき

住宅ローンは借り換えによって誰でもお得になるというものではありません。借り換えにあたっては諸費用や審査が発生することを前提にローンの残高や金利差など諸条件を総合して検討するべきです。
 
とはいえ、住宅ローンの借り換えは決して難しいものではありません。最初にローンを組んだときの経験を基に落ち着いて検討すれば誰でも適切な判断ができるはずです。
 
住宅ローンの借り換えをしたいと考えるようになったときは、まず落ち着いて現状を整理し、十分にシミュレーションを行ってから借り換えをするようにしてください。
 
出典
りそな銀行 りそな借りかえローン
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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