更新日: 2022.11.22 住宅ローン

住宅ローンの団体信用生命保険(団信)ってどんなもの? 加入できないと住宅ローンは組めないの?

住宅ローンの団体信用生命保険(団信)ってどんなもの? 加入できないと住宅ローンは組めないの?
住宅ローンを契約したら、毎月借り入れたローンを返済しなければなりません。しかし、万が一返済中に死亡してしまったり、高度な障害を負ってしまったりしたらどうなるのでしょうか?
 
そのような不慮の事態に備えて加入するのが、「団体信用生命保険(団信)」です。
 
今回は、団体信用生命保険の仕組みや加入条件、団体信用生命保険に加入しない場合の住宅ローンについて詳しく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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団体信用生命保険(団信)とは

団体信用生命保険は、住宅ローンの契約者が万が一の場合に備えて加入する保険です。
 
住宅ローン契約時に団体信用生命保険に加入すると、死亡や高度障害といった健康上の理由によってローンの返済ができなくなった際、ローン残高がゼロになります。そのため、家族にローンの返済を背負わせてしまうリスクをなくすことができます。
 
一般的に、団体信用生命保険に加入できるのは、住宅ローンの契約時か借り換えの契約時のみです。ほとんどのケースにおいて、契約後に中途で加入することはできません。また、健康状態によっては加入できないこともあります。
 

団体信用生命保険で保障される範囲

団体信用生命保険に加入することによって保障される範囲は金融機関が提供している団体信用生命保険のプランによって異なります。
 
どの団体信用生命保険においても共通しているのは、契約者が死亡した場合と高度の障害状態になった場合に保険が適用されるということです。
 
そのほかには、例えばがんや脳卒中、急性心筋梗塞の3大疾病に罹患(りかん)した場合に保障してくれる特約や、人工透析を受けることになったり心臓にペースメーカーを装着しなければならなくなったりした場合に適用される特約もあります。
 

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住宅ローンを契約するには必ず団体信用生命保険に加入しなければならないの?

ほとんどの金融機関において、団体信用生命保険への加入は住宅ローン借入の際の必須条件となっています。そのため、団体信用生命保険に加入できない場合は住宅ローンを契約することもできない、と考えてよいでしょう。
 
ただし、健康状態が理由で団体信用生命保険に加入できなかった場合でも対処法があります。それはワイド団信の利用です。
 
ワイド団信は正式名称を引受条件緩和型団信といいます。その名のとおり、通常の団体信用生命保険よりも条件が緩和された保険です。条件は緩和されているものの、通常の団体信用生命保険と同じ保障を受けることができます。
 
加入する際の告知内容は、以下の3点です。

1.過去3ヶ月以内に医師の治療や投薬を受けたか
2.過去3年以内に告知が必要な傷病によって手術や医師の治療、投薬を受けたか
3.手や足の欠損か機能障害、または背骨や視力、咀嚼機能などに障害があるか

ワイド団信では高血圧症や糖尿病、肝機能障害といった持病を抱えている人でも加入できる可能性があります。
 
とはいうものの、どの程度の症状であれば加入できるのかは明らかにされていないため、ワイド団信であれば必ず加入できるとはいえません。また、がんやうつ病、適応障害、合併症を伴う糖尿病の場合には、ワイド団信であっても加入できる可能性は低いでしょう。
 
ワイド団信に加入する場合は、住宅ローンを借り入れる金融機関で申し込みを行います。ただし、すべての金融機関でワイド団信を取り扱っているわけではありません。そのため、借り入れしたい金融機関ではワイド団信を扱っていない可能性もあることを留意しておきましょう。
 
一般的な団体信用生命保険と同じように、加入は契約時に行います。上乗せ金利は金融機関によって異なるものの、多くの金融機関では0.2~0.3%となっています(2022年11月現在)。
 

加入しない場合は将来のリスクについてよく考えよう!

団体信用生命保険は、不慮の死や病気などによって契約者がローンの返済をできなくなった際、ローン残高がゼロになるという保険です。民間ローンのほとんどではこの保険への加入が必須条件となっています。
 
健康上の理由で団体信用生命保険に加入できない場合、より加入条件が緩やかなワイド団信を利用する方法があります。とはいうものの、ワイド団信はすべての金融機関で取り扱っているわけではないので注意が必要です。
 

出典

住金融宅支援機構 機構団体信用生命保険特約制度のご案内
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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