最終更新日:2019.03.26 公開日:2018.10.20
老後

100歳まで笑って暮らしたい! そのために今できること

厚生労働省によって発表された平成29年簡易生命表によると、女性の平均余命は87.26歳です。そして、この先ますます平均余命は伸びていくとみられています。2016年に発刊された「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」では、今まで80歳くらいを想定していたライフプランを100歳まで見直す必要があると伝えて話題になりました。
 
100歳まで元気で楽しく暮らすことができたらとても幸せですが、長生きするということは老後の時間が長くなるということ。それに伴い、老後のお金がより多く必要となってきます。そのためには、少しでも早く老後資金を準備していくことが大切です。幸い皆さんは老後まで時間がたっぷりあるので、今から準備にとりかかっていきましょう。
 

老後資金、いくら必要?

「老後っていくらお金が必要なの?」「テレビでは1億円必要って言っていたけどホント?」このような声をよく聞きます。
 
不安になるのは知らないから
いきなり1億円と言われると不安になるのは当然です。でも、支出ばかりにフォーカスしてやみくもに不安になる必要はありません。
 
日本に住んでいる20歳以上の人は皆、国民年金に加入しています。そして会社員や公務員はさらに厚生年金にも加入しています。また会社によっては企業年金や企業型確定拠出年金に加入している場合があります。
 
もし、定年まで働いたとしたら退職金が支給される会社もあるでしょう。
 
ただし、受け取れる年金は自分が納めた保険料の年数や、会社で働いた年数、給料によって人それぞれ違いがあります。先ほどもお伝えしましたが「人生100年時代」を迎える将来、もしかしたら定年の時期が今より延びている可能性もあります。また、定年退職をした後、再就職することも可能でしょう。
 
自分が何歳まで働く予定なのかを考えながら、自分が老後にどれくらいお金を受け取ることができるのかを知ることから始めましょう。
 

年金定期便のここを見て

毎年誕生月に年金定期便が届きます。50歳未満の人の場合はこれまでの加入実績に応じた年金額が載っています。現在は少ないと感じるかもしれませんが、この先も保険料を支払う年数によって増えていきます。自分が何歳まで働くかでシミュレーションをしてみてくださいね。
 

老後に必要なお金の計算の仕方

老後に必要なお金を計算する時に最初に考えてほしいことは、老後どのような生活を送りたいかということです。毎年海外旅行に行きたい人と、家庭菜園をしてゆっくり過ごしたい人とでは、老後に必要なお金は違ってきます。
 
家をリフォームする予定があるか、車は何歳まで乗るか、孫の教育費は援助してあげたいか、など自分の夢や希望、それに伴う支出を書き出してみましょう。
 
老後に必要なお金は、「退職後に入ってくるお金(年金、退職金の合計)-退職後に出ていうお金(生活費、特別費の合計)」で計算することができます。 仮に、この計算で3,000万円不足していることがわかったら、その金額を今から60歳までの間に貯めていけばいいのです。
 

老後資金はこうして貯める!

例えば、今30歳の人が60歳までに3,000万円を貯めたい場合、1年間で100万円貯蓄することで達成できますが、40歳の人の場合1年間に150万円貯蓄する必要があります。 このように時間を味方につけるなら、少しでも早い方がいいことがわかりますね。
 

財形年金貯蓄

勤務先に財形貯蓄制度がある場合に利用できます。給与から天引きで貯蓄できるので確実に貯めていくことができます。財形住宅貯蓄と合わせて550万円までは利子にたいして非課税で貯蓄できます。ただし5年以上積み立てることが条件です。
 

個人型確定拠出年金(iDeCo)

老後資金は長期間にわたって準備をしていく必要があります。その場合、金利を味方につけることでお金が貯まるスピードがアップします。例えば、20年間で3,000万円を積み立てていく場合、現在の大手銀行の利率ではお金が殖えることが期待できないため、1年間に150万円積み立てる必要があります。
 
でも、仮に年率2%で運用できたら、同じ20年間で3,000万円を積み立てる場合、1年間に約124万円積み立てることで達成できるのです。そのためには、投資の力を借りるのも手です。
 
個人型確定拠出年金は、自分で毎月掛金を積み立てて、投資信託や保険、預金の中から好きな商品を選んで運用し、60歳以降に一時金または年金として受け取ることができます。また、掛け金が全額所得控除の対象となり、運用益が非課税、受け取る時も税制面で優遇があります。
 
投資信託は元本保証ではありませんが、長期間分散投資をすることでリスクを抑えることができますよ。
 
幸せな時間が長く続くというのは素晴らしいことです。ぜひ自分の人生、自分で幸せな時間にしてくださいね。
 
Text:安部 智香(あべ ちか)
FPwoman Money Writer’s Bank 所属ライター

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執筆者:FPwoman(えふぴーうーまん)

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