公開日:2019.07.25 老後

【貯金0円・資産なし】約4割の女性が抱える不安な老後生活

「老後資金2000万円問題」が取り沙汰されていますが、公的年金制度が確立した時代とは、国民の年齢構成や生活の仕方が大きく変わっています。これから先、定年を迎える「働く女性」も、当時のような年金額が得られるのは難しいと考えておくべきではないでしょうか?
 
ファイナンシャルアカデミー(本社:東京都千代田区)は、「女性の定年後」に関する意識調査を実施しました(全国の女性300名)。※この結果から、女性の老後資金に関する意識を見てみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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働く女性の9割は定年後が不安。理由は年金などの金銭面や健康

同調査によると「定年後についてどのように思われますか?」という質問に対し、「とても不安」が57%、「まあ不安」が31%と、全体の約9割の人が「不安」と回答しました。
 
その理由を尋ねると「年金がもらえるかわからないなど金銭面的に不安があるから」といった声が最も多く挙がりました。その他、「雇用延長の制度があっても健康の面で働き続けられるかわからない」という声もありました。
 
少子高齢化の進展により公的年金の運営状況が悪化し、年金受給年齢の引き上げなど、年金がきちんともらえるか不安であったり、年齢を重ね、病気で働けなくなったりとさまざまな不安要素があるようです。
 
「具体的に定年後いくらのお金が必要か把握していますか」という問いには、「把握できている」と回答した人は24%にとどまりました。多くの人が、定年後にいくら必要なのか、具体的な金額を知らないということが浮き彫りになりました。
 
また、「定年後も働きたいですか」と尋ねたところ「働きたい」「働きたくない」がぴったり半々という結果でした。
 
「働きたい」と回答した人にその理由を尋ねると「お金が足りない」「年金だけでは暮らしていけないから」といった声が上位に上がり、逆に「働きたくない」という回答の理由としては主に「身体的にきつい」「老後はゆっくり暮らしたい」といった声が上がりました。
 
これを見ると、本当は働きたくないものの、生活のために働かざるを得ないと考えているようです。
 

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資産がない人が4割弱。定年後も働き続け、年金を収入源として考える

「現在持っている資産を教えてください」という問いには、「貯金」が最も多く全体の約4割強でした。一方「持っていない」という人がそれに次ぐ4割弱存在し、貯金などの資産がない人が相当数いることがわかりました。
 
貯金以外の国内株式や国内投資信託などの金融資産を保有している人は1割以下であるのが実情のようです。女性はパートやアルバイトなど正社員でない場合、給与が高くないことが多く、資産形成の余裕がないと推察されます。
 
「定年後の収入源として準備できるものを教えてください」と尋ねたところ「本業による収入」「公的年金」が4割弱と最も多い結果となりました。その他の回答は「預貯金などの引き出し」「準備できていない」と回答した人は約3割、副業という収入源を持っている人はわずか1割でした。
 

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まとめ

今回の調査では、「働く女性の3人に1人が保有資産なし」という、衝撃的な事実が明らかになりました。また「定年後にいくら必要か知らない」という人も約8割で、働く女性であっても、ほとんどの人が定年後のことを何も考えておらず、準備もしていないことがわかりました。
 
また、定年後の収入源として「給与」「公的年金」を主に考えているようですが、定年後は健康面の不安も高まりますので、会社員やパートとして、ずっと安定した給与を安定的に受け取れるかどうかはわかりません。それを収入の柱として据えることはリスクが高いといえます。
 
定年後、20年以上生きると仮定し、年金だけに頼らないで暮らしていけるよう、若いうちから資産形成を考えておくべきでしょう。また、現役時代から資格を取ったり人脈を作ったりなどして、定年後も収入を得られるように準備しておくのもいいかもしれませんね。
 
※ファイナンシャルアカデミー、全国の女性300名を対象に「女性の定年後」に関する意識調査を実施
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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