最終更新日: 2020.02.19 公開日: 2020.02.20
年金

専業主婦でもiDeCoは入れるの?知っておきたいiDeCoの基本と注意点

執筆者 : 下中英恵

2019年に話題となった「老後2000万円問題」をきっかけに、自分の老後資金をどのように貯めたら良いのか、頭を悩ませている方もいるかもしれません。
 
特に、現在仕事をしていない専業主婦の方は、まとまった収入がないので、コツコツと貯金をしていくことが難しいですね。そんな時に、ぜひ検討してもらいたいのが「iDeCo」です。今回は、専業主婦の方が知っておきたい「iDeCo」のポイントをご紹介します。
 
下中英恵

執筆者:

執筆者:下中英恵(したなかはなえ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

“東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。

富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
http://fp.shitanaka.com/”

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下中英恵

執筆者:

執筆者:下中英恵(したなかはなえ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

“東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。

富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
http://fp.shitanaka.com/”

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そもそも「iDeCo」って何?

まずは、iDeCo(個人型確定拠出年金)をおさらいしていきましょう。iDeCoは、任意で加入する年金制度で、一定の条件のもと、自分で掛け金を拠出し、運用して、老後に年金や一時金として受け取る仕組みとなっています。iDeCoが、一般的な資産運用と違う部分として、大きく3つのポイントが挙げられます。
 
1.掛け金が全額所得控除となる
2.運用益が非課税となる
3.年金として受け取る場合は「公的年金等控除」、一時金として受け取る場合は「退職所得控除」の対象となる

 
簡単にいうと、iDeCoは、税制面で大きな優遇が受けられる年金制度だということです。具体的に、どのくらい優遇を受けられるのか知りたい方は、iDeCoの「かんたん税制優遇シミュレーション(※)」を試してみると良いでしょう。

専業主婦の私でも入れるの?

iDeCoは、自営業として働いている方(第1号被保険者)や、サラリーマンの方(第2号被保険者)、さらにサラリーマンの主婦などの第3号被保険者の方も加入できます。専業主婦の方は、最大で毎月2.3万円まで、1年間で27.6万円まで、拠出することが可能です。
 
例えば、35歳で加入して、60歳まで毎月2.3万円を拠出したとすると、690万円をiDeCoで運用することになります。もちろん、毎月そんなに余裕資金がないという方は、月5000円から、自分のペースでスタートすることも可能です。
 
そして、子どもの教育資金がかかる40代は掛け金を減らし、50代は拠出額を増やすなど、フレキシブルに利用することができます。

「iDeCo」の注意点

主に、専業主婦の方がiDeCoへの加入を検討する場合、注意しておきたいポイントは、大きく3つ挙げられます。
 
1.所得控除が受けられない
2.手数料がかかる
3.60歳まで引き出せない

 
パートなどをしていない専業主婦の方の場合、そもそも収入がないため、所得控除という税金のメリットを受けることができません。先ほどご紹介した通り、運用益が非課税になったり、年金の受け取りの際に税金の優遇措置を受けることは可能です。
 
また、iDeCoへ加入すると、毎年手数料を支払わなければなりません。例えば、毎月5000円と少ない掛け金で、あまりリスクを取らない元本確保型の商品で運用すると、逆に手数料がかさみ、普通預金で持っていた方が得になるケースも考えられます。
 
さらに、iDeCoは、一度加入すると、60歳までお金を引き出すことができないので、注意が必要です。例えば、大黒柱である夫が働けなくなったり、急にお金が必要となっても、お金を引き出すことができないので、万が一の時のためのお金は別途用意しておく方が安心でしょう。
 
いかがだったでしょうか。いくつかの注意点はありますが、現在、お金に余裕がある方や、少し積極的に運用を始めてみたいという専業主婦の方にとっては、iDeCoは使いやすい制度です。今回ご紹介した内容を参考にしながら、iDeCoへの加入を検討してみてはいかがでしょうか。
 
[出典]
(※)iDeCo公式サイト かんたん税制優遇シミュレーション
 
執筆者:下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

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