最終更新日: 2020.11.20 公開日: 2020.11.21
年金

国民年金の受給額はいくら? 加入状況や見込み額を調べてみよう

国民年金の保険料を毎月支払っているものの、実際自分はどれくらいもらえるのか気になります。老後に安心して生活できるよう、今から準備することが大切ですね!ここでは受給額がどれくらいになるか解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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公的年金制度とは

公的年金制度は、現在就労世代が支払っている年金の保険料を、現在の年金受給者の年金給付に充てる制度です。若いうちに年金保険料を支払うことで、自分が高齢になった際に年金を受給できます。
 
●国民年金と厚生年金
公的年金には、国民年金と厚生年金があります。
 
国民年金には、20歳以上60歳未満の全ての方が加入し、第1号被保険者・第2号被保険者・第3号被保険者のいずれかとなります。
 
・第1号被保険者は、20歳以上60歳未満の自営業・農業・漁業者・学生および無職の人とその配偶者(厚生年金などに加入していなくて、第3号被保険者でない人)が該当します。
・第2号被保険者は、会社員や公務員が該当します。厚生年金に加入し、給料から天引きで厚生年金の保険料を支払います。
・第3号被保険者は、第2号被保険者に扶養されている配偶者で年収130万円未満の20歳以上60歳未満の人が該当します。
 

国民年金はいつからもらえる?

国民年金には受給要件があります。日本では20歳になると年金に加入し、60歳まで保険料を納めます。その40年間で120ヶ月(10年)以上保険料を納めると、老齢基礎年金の受給対象となります。では、老齢基礎年金はいつから受給できるのでしょうか?
 
年金の保険料を納めるのは20歳から60歳までですが、年金を受け取れるのは原則65歳からです。老齢基礎年金は、繰り上げ受給(60歳から65歳になるまでの間で年金受け取りを開始する)と繰り下げ受給(66歳以上から年金を受け取る)ができます。
 
繰り上げ受給は、60歳から65歳の間に申請します。一方、繰り下げ受給は、年金を受ける権利が発生した日から1年を経過した日より後に請求できます。
 
●繰り上げ年金とは?
老齢基礎年金を65歳より早くもらうことを「繰り上げ受給」といいます。繰り上げ年金を請求すると、受給金額は以下の割合で減額されます。
 
●繰り下げ年金とは?
老齢基礎年金を66歳以降にもらうことを「繰り下げ年金」といいます。繰り下げ年金を申請すると、受給金額は以下の割合で増額されます。
 

国民年金の受給資格を確認

年金を受給するには一定の保険料を納めなければなりません。資格期間は保険料を納めていた期間と保険料免除期間を合わせた期間です。
 
以前は資格期間が25年以上必要でしたが、平成29年8月1日からは、資格期間が10年以上と短縮されました。
 
資格期間が10年未満の方や、平成29年8月1日時点で資格期間が10年以上25年未満の方は「ねんきんダイヤル」で相談することができます。
 

国民年金の受給額の計算方法

20歳から60歳まで全期間保険料を納めると、満額の保険料を受給できます。令和2年4月分からの年金額は満額で78万1700円となっています。
 
■令和2年4月分からの年金額の計算方法
78万1700円×{保険料納付済み月数+(全額免除月数×4/8)+(1/4納付月数×5/8)+(半額納付月数×6/8)+(3/4納付月数×7/8)}÷{40年(可能加入年数)×12ヶ月}
 
平成21年3月分までは、全額免除は6分の2、4分の1納付は6分の3、半額納付は6分の4、4分の3納付は6分の5で計算します。
 
保険料を免除された期間がある場合には、免除された割合によって年金額が異なります。未納の場合には年金額の計算対象とはなりません。
 

国民年金の受給見込み額を簡単に確認する方法

国民年金の見込み額を確認するには3つの方法があります。
 
1つ目は、「ねんきんネット」に登録し自分の条件を入力し試算する方法です。「かんたん試算」と「詳細な条件で試算」を選択することができます。
 
2つ目は、日本年金機構の「ねんきんダイヤル」から「年金見込額試算」を出してもらい確認する方法です。個人記録から算出された結果が郵送され、混雑状況により約3週間かかります。
 
3つ目は、日本年金機構の「年金加入記録照会・年金見込額試算」(電子申請【電子申請証明書】)から申請して確かめる方法です。個人記録から算出され、電子文書でお知らせがきます。約1週間かかります。
 

国民年金の加入状況や受給見込み額を確認しておこう

年金の受給見込み額は、年金の支払期間・保険料やその他の条件などにより変わります。年金の制度を正しく理解し、自分の受給額がどれくらいになるか調べ、安定した老後の生活を目指しましょう。
 
[出典]
日本年金機構「年金のことを調べる」
厚生労働省「平成30年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(P22)
日本年金機構「Q. 『第1号被保険者』、『第3号被保険者』とは何ですか。」
日本年金機構「老齢基礎年金(昭和16年4月2日以後に生まれた方)」
日本年金機構「老齢基礎年金の繰上げ受給」
日本年金機構「老齢基礎年金の繰下げ受給(昭和16年4月2日以後に生まれた方)」
日本年金機構「必要な資格期間が25年から10年に短縮されました」
日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法」
日本年金機構「将来の年金額を試算する」
日本年金機構「年金見込額試算」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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