2018.12.22 税金

2019年10月消費増税でやっぱり飲食店は値上げするの?過去の増税時の例も踏まえ今後の流れをチェック!

2019年の10月、いよいよ消費税が10%に引き上げられますね。わたしたちの日々の生活にダイレクトに関わってくる消費増税の影響は、どのようなものなのでしょうか。
 
毎日の食費や消耗品費はもちろん、飲食店に入ったときに「増税すると結構高くなるんだ……!」と実感する未来が見えますよね。
 
今回は、そんな消費増税に伴う飲食店の値上げについて、気になるアンケート結果を見てみましょう。
 

2014年、消費税の引き上げと同時に6割強の飲食店がメニューを値上げしていた

飲食店に特化したリサーチサービス「飲食店リサーチ」を運営する株式会社シンクロ・フードが、飲食店に対し、消費税引き上げに向けた対応に関するアンケート調査を行いました。(※)
 
ずばり気になる、消費増税に伴うメニューの値上げについて、2014年の増税時の様子を見ていきましょう。
 

【2014年の消費税増税時に値上げをしたか】

値上げした   :62.1%
値上げしなかった:37.9%
 
消費増税に伴い、メニューの値上げをした飲食店は、6割強という結果に。思った以上に多くの飲食店が、増税と同時にメニューの値上げをしていたことが分かります。
 
仕入れにかかる金額が高くなるのにくわえ、増税で消費者の財布の紐がきつくなることを見越し、売上のダメージを少しでも減らしたい……という思いなのでしょうか。
 

消費税が引き上げられると、飲食店の売上は減少する?

それでは、飲食店の売上に消費増税はどう関わってくるのでしょうか。
 

【2014年の消費税増税時に、売上への影響はあったか】

影響はなかった       :65.9%
影響があった(売上が減った):34.1%
 
多くの飲食店で売上の減少はなかったものの、3割強の店は少なからず打撃を受けていた模様。
 
やはり目に見えて出費が増えるため、消費者も節約気味になるのかもしれませんね。
 

【売上へ影響のあった期間】

1位:1~3ヶ月程度  39.7%
2位:3~6ヶ月程度  28.8%
3位:12ヶ月以上   16.4%
4位:6~12ヶ月程度 13.7%
5位:1ヶ月以内    1.4%
 
売上が減った飲食店は、影響のあった期間を上記のように回答しています。
 
半数以上は半年以内でなんとか解決しているものの、およそ3割の飲食店は半年以上売上の減少に悩まされていたようです。
 
「オーダーの品数が減った。ドリンクはあまり影響なかったが、フードは目に見えて減少した」「一人当たりのドリンクの出が減った。値段の高い商品が出にくくなった」「高単価商品の売れ行きが落ち、客単価が下がった」「単価よりも客数の減少が大きかった」など、売上減少の要因はさまざま。
 
1ヶ月以内で元に戻ればいいものの、これが長期間続くのはかなり厳しそうです。
 

ずばり、2019年10月の消費増税で、飲食店のメニュー価格は上がる?

2014年の消費増税時の様子は上記のとおり。
では、2019年の増税時には、みなさんどのように対応しようと考えているのでしょうか。
 

【2019年10月の消費税増税時に値上げを予定しているか】

予定している :62.1%
予定していない:37.9%
 
なんと偶然にも、2014年時の回答と同じ割合に……!
値上げ幅はお店によって変わるものの、多くの飲食店で値上げされる可能性が高いと言えそうです。
 
そのほか、消費増税対策として飲食店が行っていることは、「今月から今まで内税だったのを外税に変更した」「2019年10月の施行が決まった時点から、じわじわと地味な値上げを段階的に行っています」「原価の調整については、売値でなく食材の量で調整する予定です」「軽減税率対応のレジを導入しております」「テイクアウトが8%なので、増税後はテイクアウトをはじめるメニューを考えています」など、多岐にわたっている模様。
 
消費者はもちろんのこと、飲食店側にとっても厳しい消費増税。2019年の10月に向けて、いまから心の準備とお金の準備をしておく必要がありそうですね。
 
※飲食店.COM(株式会社シンクロ・フード)調べ「消費税引き上げに向けた対応に関するアンケート調査」
 
「飲食店リサーチ」
 
Text:FINANCIAL FIELD編集部

\ この記事を共有しよう!/

FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。