最終更新日:2019.07.17 公開日:2019.03.03
税金

別荘税って何?聞き慣れない別荘税について解説

梅が咲く2月の時期は梅園が賑わい、春は桜、夏がメインの海上花火、そして温泉…と、人気が再燃している熱海。東京からも新幹線で約50分とアクセスも良く、週末に限らず平日も観光客が訪れて1年中賑わっています。
 
熱海にはマンションが数多くあるのですが、温泉地ということで共同の大浴場があり、温泉が毎日楽しめるのです。定住されている方もいますが、週末だけの利用や長期のお休みだけ利用される方も多くいらっしゃいます。
 
海外からの観光客も増え、リゾートとしてマンションや一戸建て別荘を所有する方も。温泉付き物件はとても人気です。しかし、熱海市に別荘を所有する場合に気をつけておきたいのが「別荘税」です。
聞き慣れない税金かと思いますので、今回は別荘税についてお伝えいたします。
 
藤井亜也

執筆者:

執筆者:藤井亜也(ふじい あや)

株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長

教育カウンセラー、派遣コーディネーター、秘書等、様々な職種を経験した後、マネーセンスを磨きたいと思い、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。
「お金の不安を解決するサポートがしたい」、「夢の実現を応援したい」という想いからCOCO PLANを設立。
独立系FPとして個別相談、マネーセミナー、執筆業など幅広く活動中。

<保有資格>
2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ファイナンシャルプランナー(AFP) 、住宅ローンアドバイザー、プライベートバンカー、相続診断士、日本心理学会認定心理士、生理人類学士、秘書技能検定、日商簿記検定、(産業カウンセラー、心理相談員)

<著書>
「今からはじめる 理想のセカンドライフを叶えるお金の作り方 (女性FPが作ったやさしい教科書)」※2019年1月15日発売予定

詳細はこちら
藤井亜也

執筆者:

執筆者:藤井亜也(ふじい あや)

株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長

教育カウンセラー、派遣コーディネーター、秘書等、様々な職種を経験した後、マネーセンスを磨きたいと思い、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。
「お金の不安を解決するサポートがしたい」、「夢の実現を応援したい」という想いからCOCO PLANを設立。
独立系FPとして個別相談、マネーセミナー、執筆業など幅広く活動中。

<保有資格>
2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ファイナンシャルプランナー(AFP) 、住宅ローンアドバイザー、プライベートバンカー、相続診断士、日本心理学会認定心理士、生理人類学士、秘書技能検定、日商簿記検定、(産業カウンセラー、心理相談員)

<著書>
「今からはじめる 理想のセカンドライフを叶えるお金の作り方 (女性FPが作ったやさしい教科書)」※2019年1月15日発売予定

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別荘税って何?

別荘税は「別荘等所有税」と言います。熱海市では、総務大臣の同意を得て昭和51年より別荘等所有税を課税しています。課税されるのは以下となります。
 
1 本人または、家族が別荘などとして所有する家屋
2 他人に別荘として貸し付けている家屋
3 旅館業法の許可をうけていない寮、保養所など
 
リゾートマンションでも、住民登録があり「定住」していれば、通常の物件のように固定資産税のみが課税されます。しかし、「別荘」として所有している場合は、固定資産税と別荘等所有税の両方が課税されるのです。
 

<税金の計算>

毎年1月1日現在、所有している別荘等の床の延べ面積1平方メートルにつき、650円の割合で課税されます。マンションなど区分所有の家屋は、共用部分の床面積も課税対象になります。
 
例えば、以下のような広さの物件でしたら、別荘税はいくらになるのでしょうか?
 

■1部屋あたりの別荘税

・マンション1LDK 50平方メートル
50平方メートル×650円=3万2500円
・マンション3LDK 85平方メートル
 85平方メートル×650円=5万5250円
 
 *上記の専有部分(1部屋)だけでなく、共用部分の床面積にも按分して課税されます。マンションを所有している場合の課税面積は、実際登記している面積より多少広くなっています。
 
熱海の物件は都内マンションと比較すると、広めの物件が多いのが特徴です。温泉など共用部分も多いため、別荘として購入する際はその点も考慮して探されると良いかと思います。
 

税金のしくみ

そもそも、税金ってなんで必要なの? と改めて考えてみましょう。
 
私たちが暮らしていくために必要な環境を作るには、さまざまな公共サービスや施設が必要になります。信号機、病院、公園、学校、役所、交番、ゴミ処理施設などです。
 
このようなサービスや施設を提供するには、多くの費用が必要になります。その費用を、みなで出し合って負担しているのが「税金」です。
 
熱海市の別荘等所有税も、以下の理由で導入されました。
 
『リゾートマンションなどの建設に伴いゴミ処理や消防梯子車、上下水道の整備など行政需要の増大に対処するため、非居住者にも固定資産税・都市計画税・市県民税の均等割以外にも住民税に代わる負担をしてもらうため国と協議の上、別荘等所有税が導入されています(昭和51年より)。』(熱海市HPより)
 
環境を整え、暮らしを豊かにするには費用がかかります。
 
温泉を引くにも水道管の清掃や管理など、通常のマンションよりも費用がかかるのです。
 
別荘税がかかるなんて大変! と思われる方もいるかもしれませんが、その分、温泉に入れたり別荘での時間を満喫したりできるということです。
 
今回は「別荘税」についてお伝えしましたが、税金と暮らしの関係を考えてみると、よりお金の大切さや税金の大切さが分かるかと思います。
 
今年は消費税が10%に増税されます。これまで以上に消費に対する意識が高まるでしょう。それをマイナス要因ととらえずに、お金の使い方を工夫したり、貯金や投資などでお金を増やす努力をするきっかけになると、プラスに考えてほしいと思います。
 
今回ご紹介した熱海ですが、お仕事をされている現役の間は別荘として物件を所有し、退職後は定住先にする予定の方も多くいらっしゃいます。温暖な気候の地域ですので、別荘として、セカンドライフの住まいとして人気なのでしょう。
 
セカンドライフの暮らし方や住まいの参考にもなればと思います。
 
出典
熱海市 「別荘等所有税とは」
 
執筆者:藤井亜也(ふじい あや)
株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長
 

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