公開日: 2021.03.03 税金

確定申告をもっと楽に!「e-Tax」の始め方

執筆者 : 馬場愛梨

例年2月中旬から、本格的に確定申告の時期に入ります。計算して、書類を作って、印刷して、郵送して……正直面倒だなと感じている方も多いのではないでしょうか。
 
少しでも確定申告の作業を楽にするために、今年から「e-Tax」を始めてみるのはいかがでしょう?
 
馬場愛梨

執筆者:

執筆者:馬場愛梨(ばばえり)

ばばえりFP事務所 代表

自身が過去に「貧困女子」状態でつらい思いをしたことから、お金について猛勉強。銀行・保険・不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。

過去の自分のような、お金や仕事で悩みを抱えつつ毎日がんばる人の良き相談相手となれるよう日々邁進中。むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。平成元年生まれの大阪人。

https://babaeri.com/

馬場愛梨

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自身が過去に「貧困女子」状態でつらい思いをしたことから、お金について猛勉強。銀行・保険・不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。

過去の自分のような、お金や仕事で悩みを抱えつつ毎日がんばる人の良き相談相手となれるよう日々邁進中。むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。平成元年生まれの大阪人。

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「e-Tax」とは? 確定申告が楽になる?

e-Taxとは、「国税電子申告・納税システム」の愛称です。税務署まで行ったり、書類を取り寄せたりしなくても、インターネットを利用して、スマホやパソコンで税金の申告や納税ができる仕組みです。確定申告はもちろん、相続税や贈与税の申告などにも利用できますよ。
 
■e-Taxのメリット
e-Taxなら、毎回税務署に行ったり書類を印刷したり郵送したりする手間を省けます。また、生命保険料控除の控除証明書など、e-Taxにすることで添付を省略できる書類もあります。
 
データとして送信されるため税務署での処理が早く済み、還付金がある場合は早く受け取れるのもうれしいポイントかもしれません。2020年分(2021年に申告する分)の確定申告から、青色申告特別控除が変わっています。
 
従来どおりの65万円控除を受けるためには、e-Taxか電子帳簿保存が必須になり、用意できない場合は55万円控除になります。個人事業主など青色申告をする方は、納める税額に影響しますので早めに対応しておきたいところです。
 
■e-Taxのデメリット
初回だけですが、マイナンバーカードを作るか税務署に行くか、いずれにせよ利用開始までに準備が必要です。また、普段スマホやパソコンの操作に慣れていない人にとってはデータの作成や送信が難しく感じるかもしれません。
 

「e-Tax」の始め方

では、e-Taxを始めたいと思った場合はどうすればいいのか見ていきましょう。
 
■e-Taxの事前準備
e-Taxには「パソコンとICカードリーダライタ」が必要と思っている方も多いですが、実はこれらがなくても可能です。e-Taxの送信方法には次の2種類があります。
 

<マイナンバーカード方式>

パソコン(ICカードリーダライタ)か対応機種のスマホ(マイナポータルAPというアプリを利用)でマイナンバーカードを読み取る方法です。スマホは、例えばiPhoneなら7以降であれば対応しています。
 
Androidも対応できる機種がありますのでチェックしてみましょう。(参考:マイナポータル「よくあるご質問」(※1))

 

<ID・パスワード方式>

マイナンバーカードも、ICカードリーダライタも、カードを読み取れるスマホもなくても、こちらの方法なら問題ありません。税務署に直接出向いて利用届出をすれば「IDとパスワード」が受け取れ、それを使って手続きできます。

 


(出典:国税庁「e-Tax/e-Tax利用の簡便化の概要について」(※2))
 
■確定申告書を作る
確定申告するためには確定申告書を作ります。「申告書」といっても書類に手書きするわけでなく、国税庁のホームページにある「確定申告書作成コーナー」でデータを作ります。このコーナーを利用するとき、事前準備で用意したカードの読み取りやID&パスワードの入力を行います。
 
会社員など年末調整が済んでいて控除を受ける方などは、スマホを使って質問に答えながら数字を入力していくだけで、簡単に作成して送信できます。
 
個人事業主の方など会計ソフトを利用されている方は、そのソフトで作成した申告書をe-Taxで送信することも可能です(会計ソフトごとに手順が違うため、詳しくはそのソフトの案内等をご確認ください)。
 

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まとめ:「e-Tax」で少しでも手間を減らそう

e-Taxに限らず、初めてのことに挑戦するときは戸惑ったりわからないことが出てきたりして面倒に感じるかもしれません。しかし、いったんこなせて慣れてしまえばグッと楽になります。e-Taxには65万円控除の適用という金銭的なメリットもあります。
 
今回だけでなく今後も確定申告を続ける予定の方は、のちのちの面倒や出費を省くため、こういった新しいやり方の導入も検討する余地があるのではないでしょうか。
 
(※1)マイナポータル「よくあるご質問 Q.マイナポータルAPに対応しているスマートフォン等を教えてください。」
(※2)国税庁「e-Tax利用の簡便化の概要について」
 
(出典)
国税庁「e-Tax」
国税庁「令和2年分の所得税確定申告から65万円の青色申告特別控除の適用要件が変わります」
 
執筆者:馬場愛梨
ばばえりFP事務所 代表
 

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