「JALカード」は、日本航空(JAL)がカード会社と提携して発行するクレジットカードです。
JALグループ便に搭乗したり、買い物をしたりするとJALのマイルが貯まります。旅行好きな人や出張・帰省で飛行機を使う人には何かと便利なカードです。
この記事では、「これからJALカードを使ってみたい」という人のために、締め日と支払日の関係を詳しく解説します。
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JALカードの締め日と支払日の関係
JALカードの締め日と支払日の関係についてまずは正しく理解しましょう。
JALカードの締め日と支払日はカード会社によって異なるので要注意
JALカードの締め日と支払日は、カード会社によって異なります。
図表1
| カード名 | 締め日 | 支払日 |
|---|---|---|
| JALカードSuica | 毎月5日(前月6日~当月5日の利用分を請求) | 翌月4日 |
| それ以外のJALカード | 毎月15日(前月16日~当月15日の利用分を請求) | 翌月10日 |
まずは自分が使っている、もしくは作る予定のJALカードがどちらのパターンで締め日および支払日を設定しているかを確認しましょう。
JALカードの締め日と支払日は加盟店からの情報が届くタイミングにも左右される
JALカードに限った話ではありませんが、実際の請求額は「加盟店から売上票および払戻票が届くタイミング」にも左右されます。クレジットカードの利用から支払いまでの流れは次のようになっているためです。
1.加盟店で会員がクレジットカードを使う
2.加盟店からカード会社に売上票・データが到着する
3.カード会社の締め日までに到着した売上票・データに基づき請求金額が決定する
4.支払日に請求金額の口座振替を行う
たとえば、1月5日にJALカードSuicaを使って買い物をした場合を考えましょう。
加盟店からJALカードに売上票・データが到着したのが1月7日だった場合、実際の支払いは3月4日に行われることになります。
JALカードの支払い遅れを防ぐコツ
JALカードを含め、クレジットカードを使っている限り、支払い遅れは避けるべきことのひとつです。たとえ1日であっても、繰り返し遅れるようであれば強制解約される可能性もゼロではありません。支払い遅れを防ぐためのポイントについて解説します。
JALカードの支払い遅れを防ぐコツ(1)利用明細はかならず確認する
「利用明細」はこまめに確認しましょう。昨今は会員サイトから利用明細が確認できるので、紙の明細書の到着を待つ必要はありません。不正利用に気付くためにも重要なことなので、面倒くさがらずにチェックするのをおすすめいたします。
JALカードの支払い遅れを防ぐコツ(2)前営業日までに銀行口座に入金する
支払い元となっている「銀行口座の残高もチェック」し、請求額に足りない場合は前営業日までに銀行口座に入金しましょう。支払日の当日に入金しても、引き落としの手続きのタイミングとの関係で間に合わないことが十分に考えられます。
万が一JALカードの支払いが遅れた場合は対応を聞く
万が一、本来の支払日に引き落としができなかった場合は、JALカードのコールセンターに連絡し、対応を確認しましょう。数日置いて再度引き落としを行うカード会社もあれば、再度の引き落としは行わず、指定の口座への入金を求めてくるパターンもあります。
いずれにしても気が付いた時点ですぐに連絡するのが重要です。
JALカードの支払いに遅れると起きるリスク
万が一、JALカードの支払いに遅れてしまうと何が起きるのかを解説します。列挙するすべてのことが一度に起きるわけではありませんが、注意が必要です。
JALカードの支払いに遅れるリスク(1)JALカードが使えなくなる
JALカードの支払いに遅れてしまうと、本来の支払日の当日もしくは翌日には利用停止されます。再引き落としや振り込みにより入金が確認できた時点で再び利用できるようになりますが、具体的な扱いはカード会社によって異なるので問い合わせましょう。
JALカードの支払いに遅れるリスク(2)遅延損害金を支払う必要がある
本来の支払日に引き落としができないと、滞納扱いになるため遅延損害金が発生します。簡単にいうと「支払日に遅れたことによるペナルティ」です。
たとえば、JALカードSuicaでの請求額が10万円だった場合、本来の支払日から5日遅れた場合の遅延損害金は「10万円×14.6%÷365日×5日=200円」となります。
JALカードの支払いに遅れるリスク(3)強制解約のうえ残高を一括返済
たとえ数日であっても支払日に遅れることが頻繁に生じていたり、2ヶ月以上など長期の遅れが生じたりしていた場合は、強制解約される可能性があります。強制解約された場合は、残高を一括返済しなくてはいけません。
JALカードの支払いに遅れるリスク(4)JALカードが二度と作れなくなる
JALカードを強制解約された場合、二度とJALカードは作れなくなると考えましょう。
JALカードには「滞納を繰り返し、強制解約になった」という事実は残ります。注意すべき顧客として扱われる以上、再度申し込んだとしても審査に通る可能性はほぼありません。
JALカードの支払いに遅れるリスク(5)信用情報に金融事故として登録される
JALカードを含め、クレジットカードの長期間にわたる滞納を起こすと、信用情報に金融事故として登録されます。
信用情報とは、クレジットカードやローンなど、お金の貸し借りを伴う取引の利用履歴で、信用情報機関と呼ばれる組織がデータベースとしてまとめています。そして、金融事故とは支払能力に疑義を及ぼすトラブルのことです。信用情報に金融事故が登録されている状態を俗に「ブラックリスト」ということもあります。
信用情報に金融事故が登録されると、JALカード以外のクレジットカードやローンも使えなくなるため要注意です。
JALカードの支払いに遅れるリスク(6)給与が差し押さえられる
JALカードの支払いを長期間滞納したまま返済せず、支払督促にも応じないと資産・財産の差し押さえが行われます。預貯金や土地などの不動産だけでなく、勤務先から支払われるはずの給料も差し押さえられるので、生活にも甚大なダメージが及びます。
JALカードの締め日と支払日を意識しよう
JALカードに限らず、クレジットカードを使う際は締め日と支払日のスケジュールを確認しておきましょう。同じ額を使ったとしても、締め日と支払日のスケジュール次第では支払う額が違ってくるためです。また、利用明細はこまめに確認し、必要な金額が支払日の前営業日までに引き落とし口座に入っているようにしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
