これからクレジットカードを作ろうと考えている方の中には、数多くのクレジットカードからどれを選べばいいか悩んでいる方もいるかもしれません。
自分のライフスタイルに合ったクレジットカードを選ぶには、クレジットカードの選び方や比較する際のポイントについて理解することが大切です。また、多くのクレジットカードに共通する注意点を把握しておけば、思わぬ問題やトラブルを防げるかもしれません。
本記事では、「おすすめのクレジットカード」を紹介するのに加えて、クレジットカードの選び方やメリット・デメリットについて解説するので参考にしてみてください。
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目次 [表示非表示]
- 1. おすすめクレジットカード会社15選! 還元率や年会費を徹底比較
- 2. 初心者でも失敗しないクレジットカードの選び方! 比較する際のポイント
- 3. クレジットカード2枚持ちにおすすめの組み合わせ
- 4. クレジットカードを複数枚持つリスクについて
- 5. 初心者でも簡単にできるクレジットカードの作り方! 申し込みから借り入れまでの流れ
- 6. クレジットカード審査に通過するためのポイントとは?
- 7. 【初心者向け】クレジットカードの基礎知識
- 8. クレジットカードを利用するメリット
- 9. クレジットカードを利用するデメリット
- 10. クレジットカードを利用する際に注意すべきこと
- 11. クレジットカードに関するよくある質問
- 12. おすすめクレジットカード比較まとめ
おすすめクレジットカード会社15選! 還元率や年会費を徹底比較
現在の日本では数多くのクレジットカードがあるため、どれを選択すればいいか迷ってしまうかもしれません。
一見するとどのクレジットカードを選択しても変わらないように感じるかもしれませんが、還元率や年会費・特典などが違います。上手にクレジットカードを利用するためにも、それぞれのクレジットカードの特徴を把握しましょう。
おすすめのクレジットカードとして、以下が挙げられます。
1. JALカード
2. 三井住友カード(NL)
3. プロミスVisaカード
4. ACマスターカード
5. 楽天カード
6. dカード
7. 大丸松坂屋カード
8. イオンカード
9. エポスカード
10. ライフカード
11. PayPayカード
12. セブンカード・プラス
13. リクルートカード
14. エムアイカード
15. ゼビオカード
クレジットカードを利用するとポイントが発生しますが、貯められるポイントや交換先はそれぞれのクレジットカードで異なります。普段使っているポイントが貯められるクレジットカードや、日常的に利用している店舗やサービスで提供されているクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
上で挙げたカードそれぞれの特徴について解説します。ここでは、各カード中でも最もグレードが低く、スタンダードな普通カードをメインとして紹介しますのでご了承ください。
クレジットカードを検討している方は参考にしてみてください。
おすすめのクレジットカード1.JALカード
JALカードの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | JALカード(普通カード) |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイント名 | JALマイル |
年会費 | 2200円 |
国際ブランド | Mastercard・Visa・JCB |
JALカードはその名前の通りJAL(日本航空)が提供しているクレジットカードです。普段から旅行や出張で飛行機を多く利用する方におすすめです。
JALグループの航空便への搭乗や、ショッピング利用でマイルが貯まります。JALカード割引や機内販売割引、空港ラウンジサービス(提携ブランドやグレードにより対象にならない場合もあります)なども受けられるため、持っているだけでもさまざまな恩恵を受けられるクレジットカードです。
マイルはJALグループの航空便利用以外に、提携サービスや特約店でのカード利用でも貯められます。貯まったマイルの使い道としてJAL国内線特典航空券・JAL国際線特典航空券への交換や、座席のアップグレードなどがあります。航空関係以外にも、ワインやお肉など選りすぐりの商品との交換・各種電子マネーへの交換なども可能です。
おすすめのクレジットカード2.三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)の基本情報は、以下のとおりです。
名称 | 三井住友カード(NL) |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイント名 | Vポイント |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Mastercard・Visa |
三井住友カード(NL)はさまざまな方法で効率的にポイントが貯められます。
例えば、対象のコンビニや飲食店で利用すれば、ポイント還元率が上がります。また、資産運用でもVポイントが貯まる、使える点が特徴で、カードの申込と同時にSBI証券の口座開設が可能です。SBI証券口座で三井住友カードを利用すると、投信残高や株式の購入に応じたポイントをもらえます。
安心してカードを利用できるように、券面にカード番号が記載されていないナンバーレスカードを採用。サポート面ではオペレーターが24時間365日対応しており、仮にクレジットカードが不正利用された際にも、早期発見ができるようカード利用24時間監視システムが用意されています。
おすすめのクレジットカード3.プロミスVisaカード
プロミスVisaカードの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | プロミスVisaカード |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイント名 | Vポイント |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa |
プロミスVisaカード最大の特徴はカードローンとしての「プロミスでの借り入れ」、クレジットカードとしての「Visaのクレジットカード」両方の機能を持っている点です。1枚あれば、現金が必要な時はカードローン、ショッピングをする時はクレジットカードと、シーンに合わせた使い分けが可能になります。
注意点は、プロミスと三井住友カード両方の審査に通る必要がある点です。どちらかの審査に落ちてしまうとカード発行がされません。
Vポイントは借り入れ、買い物のどちらでも貯まるため、使い方を意識すれば効率的にポイントが貯められます。貯まったVポイントは景品やマイル・他社ポイントサービスへの交換が可能です。
おすすめのクレジットカード4.ACマスターカード
ACマスターカードの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | ACマスターカード |
ポイント還元率 | なし |
ポイント名 | なし |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Mastercard |
ACマスターカードはカードローンとクレジットカード両方の機能があるのが特徴で、今すぐお金が必要な方にもおすすめです。注意点は、即日発行するためには自動契約機(むじんくん)コーナーでのカード受け取りが必要となる点です。
また、ACマスターカードはポイント還元が設定されていませんが、自動でキャッシュバックが適用されます。毎月ショッピング利用した分の0.25%がキャッシュバックされる仕組みです。ひと月で1万円を利用した場合は1万円×0.25%=250円が差し引かれ、最終的な請求額は1万円-250円=9万9750円になります。
おすすめのクレジットカード5.楽天カード
楽天カードの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | 楽天カード |
ポイント還元率 | 1% |
ポイント名 | 楽天ポイント |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Mastercard・Visa・JCB・American Express |
楽天カードで効率的にポイントを貯めるためには、楽天の各種キャンペーンを利用するのがおすすめです。代表的なものとして「新規入会キャンペーン」「楽天スーパーセール」「お買い物マラソン」「5と0のつく日」が挙げられます。このようなキャンペーンで、楽天カードを利用してクレジットカード払いすれば、「ポイント還元率がアップする」などの特典を受けることが可能です。
貯まった楽天ポイントは楽天市場などの買い物で使用できる他、楽天証券での投資でも使用できます。楽天ポイントは様々なことに使えるため、各々の好きな用途で活用してください。
おすすめのクレジットカード6.dカード
dカードの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | dカード |
ポイント還元率 | 1% |
ポイント名 | dポイント |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Mastercard・Visa |
dカードはドコモユーザーに向けたクレジットカードなので、携帯電話キャリアをドコモにしている方はメリットが大きいといえます。
対象のケータイ料金をdカードで支払うことで毎月187円割引されたり、d払いの支払い方法をdカードに設定することでポイント還元率がアップするなどの特典が受けられます。貯まったポイントはドコモの携帯電話利用料金に1ポイント単位で充当できます。
効率的にポイントが貯められるように、キャンペーン・お得な情報についてドコモからアナウンスがあります。dカードアプリをインストールすれば、dポイントやキャンペーン情報が簡単に確認できるため、利用できるものがないかこまめにチェックしてみましょう。
おすすめのクレジットカード7.大丸松坂屋カード
大丸松坂屋カードの基本情報については、以下のとおりです。
名称 | 大丸松坂屋カード |
ポイント還元率 | 大丸松坂屋ポイント5% QIRAポイント0.5% |
ポイント名 | 大丸松坂屋ポイント QIRAポイント |
年会費 | 本会員の年会費2200円 本会員の家族カードは275円 |
国際ブランド | Visa |
大丸松坂屋カードの大きな特徴は「大丸松坂屋ポイント」、「QIRAポイント」の2種類が貯まる点です。
大丸松坂屋でクレジットカード払いをすれば、「大丸松坂屋ポイントが5%・QIRAポイントが1%還元」されます。還元率5%はクレジットカード内でもかなり高く、日常的に大丸松坂屋を利用している方にはおすすめのクレジットカードです。
また、QIRAポイントはVisa/Mastercard加盟店でクレジットカード払いをすると、200円につき1ポイント還元されます。
大丸松坂屋ポイントは大丸・松坂屋各店舗と大丸松坂屋オンラインストア、DEPACO(コスメのオンラインストア)で利用でき、QIRAポイントはさまざまな商品との交換や提携先各社のポイント交換・移行できるのが特徴です。
おすすめのクレジットカード8.イオンカード(WAON一体型)
イオンカード(WAON一体型)の基本情報は、以下のとおりです。
名称 | イオンカード(WAON一体型) |
ポイント還元率 | WAON POINT 0.5% |
ポイント名 | WAON POINT 電子マネーWAONポイント |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Mastercard・JCB・VISA |
基本的なWAON POINTの貯め方はクレジットカード払いですが、対象店舗で買い物・サービスを利用するとポイントが2倍、毎月15日「G.G感謝デー」は 5%OFF(55歳以上の会員限定)、毎月20・30日の「お客さま感謝デー」はお買い物代金が5%OFFなどの特典が受けられる点も特徴です。
さらに効率的にポイントを貯める方法として「イオンカードポイントモール」を経由してショッピングする方法があります。
イオンカードポイントモールではネットショップでのショッピング以外にも、旅行やレストランの予約サービスを利用しても貯めることが可能です。様々なサービスが対象になっているので積極的に利用すると効率よくポイントが貯まります。
おすすめのクレジットカード9.エポスカード
エポスカードの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | エポスカード |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイント名 | エポスポイント |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa |
エポスカードは株式会社丸井と株式会社エポスカードが共同で発行しているクレジットカード。
保有しているだけでも居酒屋・カフェ・アミューズメント・スパなど1万店舗以上で優待が受けられます。「店頭受取」ならネット申し込みをしてから最短当日で受け取れるため、今すぐクレジットカードが欲しい方にもおすすめです。
エポスポイントはVisa加盟店での支払いや、「EPOSポイントUPサイト」でのネットショッピングなどで貯まります。EPOSポイントUPサイトでのネットショッピングでは、通常のショッピングと比較してポイント20倍、30倍貯まるものもあります。クレジットカード審査が比較的簡単な部類に入るため、初めてのクレジットカードとしてもおすすめです。
おすすめのクレジットカード10.ライフカード
ライフカードの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | ライフカード |
ポイント還元率 | 1% |
ポイント名 | LIFEサンクスポイント |
年会費 | 初年度無料 1回以上の利用で次年度年会費1100円は無料 |
国際ブランド | Mastercard・Visa・JCB |
ライフカードの基本ポイント還元率は1倍ですが、入会から1年間は新規入会キャンペーンとして1.5倍となります。入会1年以降は利用金額に応じてステージが変わります。「レギュラーステージ」は1倍、「スペシャルステージ」(年間利用額50万円以上)は1.5倍、「ロイヤルステージ」(年間利用額100万円以上)は1.8倍、「プレミアムステージ」(年間利用額200万円以上)は2倍となっています。また、誕生日月はポイント3倍になるため、さらに効率的にポイントが貯められます。
貯まったLIFEサンクスポイントは、「口座振り込みでキャッシュバック」「便利なギフトカードに交換」「各種ポイントに移行」などから使用方法を選択できます。持っているだけで国内外のショップやレストランなどで、優待サービスが受けられる点も魅力です。
おすすめのクレジットカード11.PayPayカード
PayPayカードの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | PayPayカード |
ポイント還元率 | 200円(税込)ごとに1.0% |
ポイント名 | PayPayポイント |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Mastercard・Visa・JCB |
PayPayカードの基本的なポイント還元率は200円(税込)ごとに1%ですが、利用条件を満たすと翌月のポイント還元率が高くなります。
「決済回数が合わせて30回/200円以上」「決済金額が合わせて10万円分」の両方を満たせば、翌月はポイント還元率が0.5%アップします。
また、PayPayカードは申し込んでから「最短7分(申込5分審査2分)」で利用可能。リアルカードのほか、バーチャルカードも発行可能なのが特徴です。バーチャルカードはPayPayアプリに登録して使えるため、発行してすぐにPayPayでの買い物ができます。
おすすめのクレジットカード12.セブンカード・プラス
セブンカード・プラスの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | セブンカード・プラス |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイント名 | nanacoポイント |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB |
セブンカード・プラスの基本的なポイント還元率は0.5%ですが、セブン&アイグループでの買い物では1%になります。
効率的にポイントを貯める方法として各種キャンペーンを利用する、nanacoボーナスポイントを意識した買い物をするなどがおすすめです。
例えば、新規入会して一定の条件を満たせばnanacoポイントが付与されます。また、nanacoボーナスポイントは対象商品をセブンカード・プラスのクレジットカード払いで購入すると、通常ポイントに加えて付与されるのでおすすめです。貯まったnanacoポイントは電子マネーや、提携先ポイントと交換もできます。
おすすめのクレジットカード13.リクルートカード
リクルートカードの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | リクルートカード |
ポイント還元率 | 1.2% |
ポイント名 | リクルートポイント |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Mastercard・Visa・JCB |
リクルートカードはすべてのクレジットカードの中でもポイント還元率が1.2%と高く、国際ブランドは「Mastercard」「Visa」「JCB」と、主要ブランド3つに対応しています。
リクルートカードは一人につき各ブランド1枚ずつ、計2枚のカードを発行することができます。また、オンライン通販サイト「ポンパレモール」のショッピングではポイント4.2%還元(※)、宿・ホテル予約サイト「じゃらんnet」での宿泊予約はポイントが3.2%還元されます。
リクルートIDとAmazonを連携すると、1ポイント=1円で、Amazonで使用することができます。他にもPonta、dポイントそれぞれ1ポイント=1円で交換が可能です。交換したポイントは加盟店や提携店で使用できます。
クレジットカード審査についても比較的簡単な部類に入るため、学生などの初めてのクレジットカードとしてもおすすめです。
※「ポンパレモール」は2024年6月30日(日)23時をもってサービス終了します。
おすすめのクレジットカード14.エムアイカードプラス
エムアイカードプラスの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | エムアイカードプラス |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイント名 | エムアイポイント |
年会費 | 初年度無料 2年目以降2200円 |
国際ブランド | Visa・American Express |
エムアイカードは基本のポイント還元率は0.5%ですが、三越伊勢丹グループ百貨店での利用では最大10%のエムアイポイントが貯まります。
他にも、オンライン通販サイト「エムアイポイントワールド」を経由してネットショッピングすることで、エムアイポイントを効率的に貯めることが可能です。エムアイカードはさまざまなキャンペーンを開催しているため、こまめにチェックしてみましょう。
貯まったエムアイポイントは三越伊勢丹グループ百貨店およびオンラインストアの買い物で、1ポイント=1円で利用できます。さらに、JAL、ANAなどのマイル、WAONポイント、スターバックスカードのポイントなどへの交換もおすすめです。ライフスタイルに合わせて、好きな方法を選択してください。
おすすめのクレジットカード15.ゼビオカード
ゼビオカードの基本情報は、以下のとおりです。
名称 | ゼビオカード |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイント名 | スポーツポイント |
年会費 | 初年度無料 次年度以降本人会員1375円 年間5万円以上の利用で無料 |
国際ブランド | Mastercard |
ゼビオカードは大型総合スポーツ専門店「スーパースポーツゼビオ」や都市型スポーツ専門店「ヴィクトリア」を運営している、ゼビオグループが発行しているクレジットカードになります。通常のポイント還元率は0.5~1%ですが、ゼビオクレジットカード払いでは3%になります。
日常的にスポーツを楽しんでいて、スポーツ用品を定期的に購入する方にはおすすめです。ポイントアップキャンペーンも上手に活用すれば、効率的にスポーツポイントが貯められます。
貯めたスポーツポイントはゼビオグループ各店舗、公式オンラインストアで1ポイント=1円で使用可能です。また、支払方法は「1回払い」「2回払い」「ボーナス一括払い」「リボ払い」など複数用意されているため、ライフスタイルに合わせて選択できます。不定期に開催されているキャンペーンなども利用すれば、さらに多くのゼビオポイントを貯めることが可能です。
初心者でも失敗しないクレジットカードの選び方! 比較する際のポイント
クレジットカードを選ぶ際に失敗したくないと考えるのは当然ですが、具体的にどのようなポイントに注意するべきか確認しましょう。
クレジットカードは自分のライフスタイルや使い方を考慮して選ぶ必要があります。特に初めてクレジットカードを作る方は、比較する際のポイントを明確にしておくことが重要です。
クレジットカードを選ぶ際に比較するポイントは、以下が挙げられます。
・ポイント還元率
・特典
・付帯保険
・セキュリティ
基本的にはこれらのポイントを抑えておくのがおすすめです。クレジットカードは長く使用することも多いため、じっくりと比較しながら進めるようにしましょう。
クレジットカードを選ぶ際に比較するポイント1.ポイント還元率
クレジットカードは利用額に応じて、または提携サービスを利用することでポイントが還元されます。
貯めたポイントの使い道はクレジットカードごとに違うので事前に確認しましょう。例えばポイントをそのままショッピングなどで利用できるものもあれば、電子マネーや他社ポイントに交換、用意されているギフトの中から選ぶなどがあります。
クレジットカードをメインの支払い方法として使用していると自然とポイントは貯まりますが、意識的に使用するとさらにポイントを貯められます。
普段よく使うお店やサービスで使えるポイントが貯められるか、どのくらいお得かを確認し、クレジットカードを選ぶことで、家計の節約につながります。そのため、ポイント還元率は重要なポイントです。よく比較しながら選びましょう。
クレジットカードを選ぶ際に比較するポイント2.特典
クレジットカードの特典はカードごとに様々です。
多くのクレジットカードでは、新規入会者向けに特典が設けられています。内容はポイントの付与や商品券のプレゼントなどです。新規入会特典はお得にポイントを獲得する大きなチャンスなので、よく確認しておきましょう。
例えば、「クレジットカードが指定している金融機関口座を引き落とし口座に指定するとボーナスポイント付与される」など、条件をクリアすることで特典が受けられる場合もあります。
クレジットカード会社のグループ店舗を利用した際に、優待サービスとしてポイント還元率が高くなるといったサービスも魅力的です。
ゴールドカードは空港ラウンジが無料利用できる、レジャー施設などが優待割引される場合が多くあります。多くのクレジットカードでは、ステータスが高くなるとさらに特典が充実するので、高いステータスのクレジットカード招待を受けた際には検討してみましょう。
クレジットカードを選ぶ際に比較するポイント3.付帯保険
クレジットカードには「旅行傷害保険」「ショッピング保険」などの付帯保険がついているものがあります。
旅行傷害保険は、国内外での旅行中にトラブルが起きたとき、体調を崩して病院に行ったときなどに補償が受けられます。ショッピング保険は、クレジットカードを利用して購入した品物が破損していた際などに補償が受けられる付帯保険です。
具体的にどのような付帯保険があるかはクレジットカードごとに違い、同じ旅行傷害保険でも補償額が違います。また、旅行傷害保険については、海外旅行は対象になっていても、国内旅行は対象外のものもあるので注意しましょう。
各種付帯保険は、旅行費用や商品購入費用を「クレジットカード払いで決済した」などの適用条件が定められています。
クレジットカードを選ぶ際に比較するポイント4.セキュリティ
クレジットカードにおいて「セキュリティ」は、不正利用をされないためにも重要です。近年はどこのクレジットカード会社でも、セキュリティ面に力を入れています。券面にクレジットカード番号が印字されていないナンバーレスカードも、その象徴と言えます。
クレジットカードのセキュリティとして、紛失や盗難にあった際の補償、不正利用防止システム、カード利用が合った際の即時通知サービスなどがあります。カスタマーサポートなどの相談窓口が24時間365日対応してくれるカードを選べば、なにか気になる点があった際にもすぐに対応してもらえて安心です。
クレジットカード2枚持ちにおすすめの組み合わせ
クレジットカードを複数枚保有している人は少なくありません。そのような人は、用途や場面に合わせてカードを使い分けています。
クレジットカードの保有枚数については規定がないため、クレジットカードの審査に通過すれば何枚保有していても問題ありません。しかし、意味もなく複数枚保有するのはおすすめできません。明確な目的を持って使い分けましょう。
クレジットカードを2枚持ちする際におすすめの組み合わせとして、以下が挙げられます。
・メインカードとサブカード
・同一カード会社で国際ブランドが違うもの
・上位ステータスカードと一般カード
・付帯保険のカバー範囲が違うもの
クレジットカードによって付帯保険や貯められるポイントが違うため、基本的には異なる特徴のクレジットカードを合わせて持つのがおすすめです。また、メインカードとサブカードの区切りをつけておけば、ショッピングなどで使うクレジットカードを迷わずに済むでしょう。
以下でクレジットカード2枚持ちのおすすめの組み合わせについて解説するので、気になる方は参考にしてみてください。
クレジットカード2枚持ちにおすすめの組み合わせ1. メインカードとサブカード
クレジットカードを複数枚持っている人はメインカードとサブカードをわけている場合が多いようです。
メインカードは日常的に使用しているサービスに対応しているものがおすすめです。例えば、日常的に楽天グループのサービスを利用している場合、メインカードに「楽天カード」を選びます。そして、サブカードには日常的には利用しないけれど、特定の店舗などでポイント還元率が高い・特典が充実しているものを選ぶのがおすすめです。
メインカードを考える際にはポイント還元率以外にも、ポイントアップキャンペーンの内容・頻度・付与されるポイントなども確認しておきましょう。また、電子マネーやスマホ決済の対応範囲の広さも重要です。アップルペイやGoogleペイに対応していると、スマホだけで各種支払いに対応できます。日常的に使用するクレジットカードになるので、利便性も重要なポイントです。
サブカードは、メインカードでは対応していない電子マネーや支払い方法に対応しているものを選ぶといいでしょう。
クレジットカード2枚持ちにおすすめの組み合わせ2. 同一カード会社で国際ブランドが違うもの
人によっては同じ種類のクレジットカードを持っていることもありますが、この場合は国際ブランドをわけるのが一般的です。
国際ブランドは「Mastercard」「Visa」「JCB」の3つが世界的にも主流です。基本的にはどの国際ブランドを選択しても問題ありませんが、店舗やネットショッピングによっては使用できない国際ブランドもあります。
また、国や地域によっても対応している国際ブランドが違うため、海外旅行などを視野に入れているなら特に、複数の国際ブランドを持つのがおすすめです。
クレジットカードを複数持ちする際には、同一カードに限らず「いくつかの国際ブランドがあると安心」ということを念頭に置いてみてください。
クレジットカード2枚持ちにおすすめの組み合わせ3. 上位ステータスカードと一般カード
クレジットカードのステータスは「一般カード」を基準として、「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」と上がっていくのが一般的です。一般カードは一定の申し込み条件を満たしていれば、誰でも申し込みが可能です。
クレジットカード複数枚持ちの際は、メインカードを上位ステータスカードにし、サブカードを一般カードにする組み合わせもおすすめです。
一般的にゴールドカード以上のカードは「年間使用額が一定以上に達している」「使用期間中に支払延滞などを起こしていない」などの条件を満たすことで、カード会社からインビテーションが届き、申込ができるようになります。カードによっては最初から申し込めるものもあるため、気になる方はチェックしてみてください。
上位ステータスカードは付帯保険や空港ラウンジの利用といったサービスが充実していますが、対応していない部分はサブカードに一般カードを選択して補うのがおすすめです。手元資金に余裕があればメインカードとサブカード両方を上位ステータスカードにしても問題ありませんが、受けられる恩恵を考えると上位ステータスカードは1枚あれば十分ともいえます。
クレジットカード2枚持ちにおすすめの組み合わせ4. 付帯保険のカバー範囲が違うもの
クレジットカードごとに付帯保険がありますが、それぞれで補償範囲や補償金額が違うので注意しなければなりません。
例えば、旅行傷害保険でも「国内旅行だけが対象になっている」「海外旅行だけが対象になっている」「国内外旅行の両方に対応している」などさまざまです。複数枚持ちの際は、足りない部分を補うようにカードを選ぶといいでしょう。
クレジットカードを複数枚持つリスクについて
クレジットカードを複数枚持つと、対応できる場面や支払方法の幅も広がるため、基本的には複数枚保有しておくのがおすすめです。
一方で注意すべき点もあります。安全に利用するためにもリスクについては把握しておかなければなりません。
クレジットカードを複数枚持つリスクについては、以下が挙げられます。
・支払合計額の把握が面倒
・カード情報の管理に手間がかかる
・紛失や盗難時には対応が多くなる
・短期間で複数のクレジットカードに申し込むと審査に影響する
クレジットカードは上手に利用できると生活をサポートしてくれますが、一人ひとりが意識して管理しなければなりません。特にメインカードとサブカードなど日常的に持ち運んでいる、クレジットカードの取り扱いには注意しなければなりません。
クレジットカードを複数枚持つリスクについて解説するので、予定がある方は参考にしてみてください。
クレジットカードを複数枚持つリスク1.支払合計額の把握が面倒
クレジットカードを複数枚利用していると、支払合計額を把握しづらくなり、支払延滞などに繋がる可能性があります。特に、「それぞれのクレジットカードで引き落とし口座を分けている」場合、決められた引き落とし日までにそれぞれの口座への入金を忘れないようにしなければなりません。
複数枚のクレジットカードの支払額を管理する方法として、家計簿アプリなどを利用するのがおすすめです。アプリ一つで複数の金融機関口座やクレジットカード支払額を管理できるものもあるので、自分が使いやすいものを選びましょう。また、クレジットカードごとに引き落とし日が違っていても、自分の中で入金日を決めておくと管理しやすくなります。
クレジットカードを複数枚持つリスク2.カード情報の管理に手間がかかる
クレジットカードは一度契約すると永久的に使えるわけではなく、有効期限が定められています。有効期限が近くなるとクレジットカード会社から新しいクレジットカードが送られてきますが、届いていることに気づかなかったり、新しいカードの存在を忘れて古いクレジットカードを使うことが無いよう注意しましょう。新しいカードが届くと同時に、古い方は破棄することが大事です。
また、新しいカードになることで、ネットに登録したクレジットカード情報の変更が必要になる場合があります。カードごとに利用枠や暗証番号の更新が行われることもあるため、ひとつずつ確認していきましょう。
そのほか、知らない間にクレジットカードのポイントが失効しているケースは少なくありません。貯まるポイントが違うクレジットカードを複数枚利用している場合、意識的に管理をしないとトラブルに繋がる可能性もあるので気をつけましょう。
クレジットカードを複数枚持つリスク3.紛失や盗難時に対応が多くなる
クレジットカードを紛失すると、不正利用につながる可能性があります。複数枚保有するとそのリスクは上がるため、全てのカードを財布や自宅にしっかりと保管しておきましょう。仮に紛失や盗難にあった際はクレジットカード会社に連絡し、利用停止してもらう必要があります。
例えば、財布を落とした時、財布にクレジットカードを複数枚入れていたら各カード会社に問い合わせなければいけません。1枚なくすよりも複数枚なくした時の方が、手間がかかることは明白です。
紛失や盗難の対策として、クレジットカードをスマートフォンに登録する、本当に必要なタイミング以外ではクレジットカードを持ち歩かないなど意識しましょう。
クレジットカードを複数枚持つリスク4. 短期間で複数のクレジットカードに申し込むと審査に影響する
クレジットカードを「複数枚保有」する際には、短期間で複数のクレジットカードに申し込まないことが大切です。
一気に複数のクレジットカードに申し込むと、お金に困っている・なにか悪用する可能性があると判断され、審査が不利になる可能性があります。
1枚目のクレジットカードを作成してから2枚目のクレジットカードを作成するには、ある程度の期間を空けてからの方が、審査がスムーズに進みます。また、2枚目のクレジットカードを作成する際に、どこに申し込んでも審査に落ちてしまうという場合は、なにか信用情報などに問題があるかもしれません。信用情報は個人にも公開しているので、一度確認してみてください。
初心者でも簡単にできるクレジットカードの作り方! 申し込みから借り入れまでの流れ
申し込みから借り入れまでの流れを事前に確認すれば、初心者でも簡単にクレジットカードを作成できます。
具体的な申し込み方法はクレジットカードにより異なりますが、大きな流れは大体同じです。申し込み方法は「郵送」「店頭」「インターネット」が多いので、自分がやりやすい方法を選択してください。
クレジットカードの申し込みから借り入れまでの流れは、以下のとおりです。
・本人確認書類や引き落とし口座を用意する
・申し込むクレジットカードを選択する
・公式サイトなどから必要事項を入力して審査結果を待つ
・クレジットカードが手元に届く
クレジットカードは発行してから中長期的に使用するため、慎重に選びましょう。以下でクレジットカードの申し込みから借り入れまでの流れについて解説するので、これから申し込みを考えている方は参考にしてみてください。
クレジットカードの申し込みから借り入れまでの流れ1.本人確認書類や引き落とし口座を用意する
クレジットカードに申し込む際には、本人確認書類や引き落とし口座の用意が必要です。この2つ以外にも収入証明書関係が必要になるケースもあります。必要書類はある程度共通しています。クレジットカードの引き落とし口座は自分で決められるため、管理しやすいものを選んでください。
本人確認書類は顔写真付きのものは1枚でも問題ありませんが、顔写真がないものは2枚提出が求められることもあります。どのような書類が必要になるかについては以下を確認してみてください。
本人確認書類 | ・運転免許証 ・パスポート ・個人番号カード(マイナンバーカード) ・住民基本台帳 ・各種健康保険証 ・住民票の写し(有効期限あり) ・印鑑証明書の写し(有効期限あり) |
収入証明書 | ・源泉徴収票 ・支払調書 ・所得証明書 ・納税通知書 ・確定申告書 |
それぞれの書類の有効期限などはクレジットカードごとに決められているため、申し込みの際は条件を満たしているかチェックしましょう。
クレジットカードの申し込みから借り入れまでの流れ2.申し込むクレジットカードを選択する
ポイントを貯めやすいか、付帯保険や特典が求めているものか、などを比較し、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
複数枚気になった場合は、その中で「優先順位」を決め、優先順位が上のものから申し込むのがおすすめです。注意点としては、複数のクレジットカードに同時に申し込むと審査が厳しくなる可能性があります。クレジットカードを複数枚保有することは問題ありませんが、1つのクレジットカードの発行が済んでから次のクレジットカードに申し込むのがおすすめです。
クレジットカードの申し込みから借り入れまでの流れ3.公式サイトなどから必要事項を入力して審査結果を待つ
クレジットカードは公式サイトなどの信用できるサイトから申し込みます。その際は、必要事項として氏名・年齢・住所・年収・勤務先・現在の借り入れ状況などの入力が必要です。
仮に申し込み内容が間違っていると、クレジットカード会社から再提出や修正を求められます。審査にかかる時間が長くなるため、提出前に内容をよく確認しましょう。
チェックポイントのひとつは、提出する本人確認書類に記載されている氏名・住所と、入力した必要事項が同じであることです。結婚や引っ越しなどで本人確認書類の書き換えをしている場合、書き換えが完了してから申し込んでください。
クレジットカードの申し込みから借り入れまでの流れ4.クレジットカードが手元に届く
審査に合格するとクレジットカード会社からクレジットカードが発行され、郵送などで手元に届きます。カードが届いたら利用開始です。
申し込みから審査完了・カード発行までに必要な期間はカードによって違うため、今すぐクレジットカードが欲しい方は「即日発行」に対応しているものを選びましょう。一般的には数週間程度の時間が必要になるため、時間に余裕があるタイミングでの申し込みがおすすめです。
利用する際は利用計画を立てるなどして、使い過ぎないように注意しましょう。一般的にイメージされているクレジットカード払い以外にも、電子マネーをチャージしての電子マネー払いなどにも対応しています。
クレジットカード審査に通過するためのポイントとは?
クレジットカードを使うには、各クレジットカードの審査に通る必要があります。ポイントを抑えておくと審査に通過しやすくなるかもしれません。
また、クレジットカードの審査では、落ちてしまった原因や理由については教えてもらえないことがほとんどです。色々なクレジットカードに申し込んでも審査に落ちてしまう場合は、なにか原因があると考えられます。
クレジットカードの審査に通過するために確認すべきポイントとして、以下が挙げられます。
・個人の属性が審査水準に達していない
・過去に信用情報にキズがつく行動をしている
・少しでも審査に有利になろうと虚偽申告した
・保有しているクレジットカード枚数が多い
審査に落ちてしまった時は、これらのポイントを見直すといいでしょう。しかし、具体的な審査基準はクレジットカード会社ごとに違うため、クレジットカードAでは落ちてもクレジットカードBでは通過するといったことは十分にありえます。
また、複数のクレジットカードに一度に申し込まずに、ひとつずつ審査結果を待ってから次の申し込みをするのが基本です。
クレジットカードの審査に通過するために確認すべきポイントについて以下で詳しく解説するので、これからクレジットカードに申し込む方は参考にしてみてください。
クレジットカード審査に通過するためのポイント1.個人の属性が審査水準に達していない
クレジットカード審査では支払能力を判断するため、個人の属性が重要になります。
個人の属性として参考にされる内容は以下になります。
・家族構成、配偶者の有無
・住まいの状況(賃貸、持ち家)、居住年数
・勤務先、勤続年数、勤務先企業の規模、雇用形態(正社員・非正規社員・個人事業主・アルバイトなど)
・年収、借り入れ状況、信用情報
など
これらはあくまでも一例なので、他の要素が見られるケースもありますが、どこのクレジットカード審査でもこれらの属性は見られるのが一般的です。同じグループ会社のサービスを利用していれば、審査が優遇されるものも存在します。
属性が水準に達していないと判断された場合、審査に通過することはできません。基本的にはグレードが高いクレジットカードほど審査は厳しくなるため、自分の属性に合ったものを選びましょう。
クレジットカード審査に通過するためのポイント2.過去に信用情報にキズがつく行動をしている
何度もクレジットカードの審査に落ちてしまう方は、信用情報に傷がついている可能性が高いです。
信用情報の傷というと自己破産や任意整理をした際につくと思われがちですが、実際には「クレジットカードの支払延滞」「各種ローンの返済延滞」「携帯電話料金の払い忘れ」「短期間でクレジットカードの契約と解約を繰り返す」「クレジットカードの多重申込」など、日常的なものも原因になります。そのため、自分では想定していなかったことが、原因になっているケースも多いです。
クレジットカードはクレジットカード会社とクレジットカード保有者の信頼関係で成り立っているため、信用情報は特に重要な審査ポイントといえます。自分の信用情報について知りたい場合、信用情報機関に依頼して手数料を支払えば信用情報の開示が可能になります。
クレジットカード審査に通過するためのポイント3.少しでも審査に有利になろうと虚偽申告した
少しでも審査に有利になろうと虚偽申告するのは、クレジットカード審査においては悪手といえます。
虚偽の申告は必要書類の提出時や、在籍確認時に明らかになります。また、現在のクレジットカードの契約状況や借り入れ状況についても、審査中に信用情報機関と照らし合わせる段階で知られてしまいます。
故意に虚偽の申請をしたと判断されれば、審査に落ちるだけでなく、詐欺罪に問われる可能性もあるため絶対にやめましょう。
クレジットカード審査に通過するためのポイント4.保有しているクレジットカード枚数が多い
クレジットカードの審査において、すでに複数枚のクレジットカードを持っている場合、それぞれのクレジットカード利用上限額を合算した金額が審査で見られます。そのため、保有しているクレジットカードの枚数が多いと審査においてマイナスになる可能性があります。
例えば、クレジットカードA(利用上限額50万円)・クレジットカードB(利用上限額50万円)・クレジットカードC(利用上限額50万円)の場合、50万円+50万円+50万円=150万円が審査対象です。他にもカードローンなどの各種ローンも審査に影響します。
複数枚保有する場合は多くても3枚程度に抑えるようにしましょう。新たにクレジットカードの審査を受ける際は、不要なクレジットカードを先に解約するのがおすすめです。
【初心者向け】クレジットカードの基礎知識
クレジットカードは商品やサービスの決済で利用できるカードです。一時的にクレジットカード会社が立替え、後からカード保有者が支払う仕組みとなっています。
利用金額は都度請求されるわけではなく、締め日に一定期間の合計額が計算され、その後引き落とし日に登録した口座から引き落とされます。
手元に現金がない時もクレジットカードがあればショッピングなどができるため、まとまった金額を持ち歩く必要がありません。近年では日本に限らず多くの国でキャッシュレスが推奨されています。キャッシュレスにすると、小銭が増える・ATMで現金を引き出す手間から解放されます。他にも支払った金額に応じてポイントをもらえるなど、さまざまなメリットがあります。
クレジットカードにはグレードとステータスがある
クレジットカードには、下から「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」といったグレードがあります。
ゴールドカードは一般カードと同様に最初から申し込みできるものもある一方、プラチナカードとブラックカードは、カードの利用実績や年間利用額などの一定の条件を満たさなければ申し込みができません。それも自発的に申し込みができるわけではなく、カード会社の方からインビテーション(招待状)が届いてはじめて申し込みができるのが一般的です。
ステータスが高いクレジットカードは特典やサービス内容も充実しますが、年会費も高くなるので自分の支払い能力などに合わせて考えることが大切です。
デビットカードとプリペイドカードとの違い
クレジットカードと似た商品として挙げられるのが「デビットカード」と「プリペイドカード」です。
しかし、この3つは使用方法が少し異なります。
デビットカードは、カードで買い物をすると指定の口座から即時引き落とされるのが特徴です。クレジットカードが毎月決まった日にまとめて引き落とされるのに対し、デビットカードはこの「即時」という点がポイントになります。指定の口座の残高以内で使用できるため、預金口座の残高が10万円なら10万円・1万円なら1万円が上限額になります。
デビットカードでは使いすぎて後に払えなくなるというような問題を防げるため、クレジットカードの時差が嫌な方におすすめです。
プリペイドカードは事前に使いたい分の金額をチャージして、チャージした金額の範囲内で使うカードです。どれくらいの金額をチャージするかは自由に決められます。こちらもデビットカードと同様に、クレジットカードのような時差がない点が特徴です。
クレジットカードを利用するメリット
クレジットカードにはそれぞれに特徴がありますが、ある程度、共通しているメリットがあります。このメリットを意識すれば毎日の生活をお得に、快適にサポートしてくれるでしょう。
クレジットカードを利用するメリットとして、以下が挙げられます。
・手元に現金がなくても買い物ができる
・クレジットカードが必要なサービスを活用できる
・クレジットカード利用でポイントが貯まる
・家計管理のサポートをしてくれる
・各種保険が付帯されている
・クレジットヒストリーを残せる
・家族カードやETCカードも発行できる
・支払方法を工夫して高価なものも購入できる
・利用状況によって上位グレードのカードが案内される
それぞれの内容について解説するので、クレジットカードを検討している方は参考にしてみてください。
クレジットカードを利用するメリット1.手元に現金がなくても買い物ができる
クレジットカードを利用すると手元に現金がなくても買い物ができるため、多くの現金を持ち歩く必要がなくなります。少額の現金とクレジットカードで外出する人も多いでしょう。クレジットカードは会計がスムーズなのに加え、現金の受け渡しによる接触機会もなくなるので衛生的です。
近年では、スマートフォンにクレジットカードを登録することで、タッチ決済や各種Payに対応することができます。これからもどんどん対応店舗は増えて行くでしょう。
クレジットカードを利用するメリット2.クレジットカードが必要なサービスが活用できる
最近ではインターネットショッピングを始めとして、サブスクリプションサービスやフリマアプリ、チケット発行などクレジットカード払いが前提となっているサービスが多くあります。
サービスによっては代引きやコンビニ払いなどに対応しているものもありますが、手間を考えるとクレジットカード払いの方が楽といえます。
これから、そのようなサービスを活用したいと考えている場合、クレジットカードを持っておくのがおすすめです。将来的にも現金での支払いは受け付けないサービスが展開されると予想されるので、幅広いサービスを利用できるように早いタイミングでクレジットカードを持っておくといいでしょう。
クレジットカードを利用するメリット3.クレジットカード利用でポイントが貯まる
利用するとポイントが貯めるのもクレジットカードの大きなメリットです。どんなポイントが貯まるのか、どれくらい貯まるかはカードごとに違います。同じクレジットカードでも利用する店舗や提携サービスによってポイント還元率が変わるため、状況に合わせて使い分けるのも有効です。
基本的には毎月のクレジットカード利用額に応じてポイント還元されるため、現金で支払っている携帯電話料金・光熱費・公共料金などをクレジットカード払いにするのもおすすめです。例えば、ポイント還元率が1%でクレジットカード利用額が1万円なら、1%×1万円=100ポイントが還元されます。ポイント還元率や大きくポイントが付与されるサービス内容はそれぞれで違うので、申し込む前にはそれぞれのカードの情報を確認しておきましょう。
クレジットカードを利用するメリット4.家計管理のサポートをしてくれる
クレジットカードは、利用明細書で利用日や利用内容などを確認できます。現金で各種支払いをおこなうよりも簡単に家計管理が可能です。現金時にはわからなかった無駄遣いなどもわかるでしょう。
利用明細書は郵送されてくることもありますが、今はほとんどのクレジットカードでWeb明細が用意されています。時間や場所を選ばずに内容を確認できるため便利です。家計簿をつける際も、現金ではレシートなどが必要になる一方、クレジットカードはWebで確認するだけでいいのでレシートの管理が不要です。
クレジットカードを利用するメリット5.各種保険が付帯されている
クレジットカードによっては、旅行保険やショッピング保険といった各種保険が付帯されています。
具体的にどのような付帯保険が用意されているかは、クレジットカードごとに違います。適用条件もカードにより異なりますが、基本的にはクレジットカードで支払った旅行や品物が対象になります。
「旅行損害保険」は「旅行先で体調不良になって病院に行った」「交通事故などに巻き込まれてケガをした」などの際にかかった費用が補填される保険です。ショッピング保険は、クレジットカードで購入した商品が保障期間内に偶然の事故などで破損した際に、損害を保障してくれる保険です。
クレジットカードの付帯保険が適用されるのに特別な手続きは不要ですが、利用条件を満たしているかどうかが重要となります。
クレジットカードを利用するメリット6.クレジットヒストリーを残せる
「クレジットヒストリー(以下クレヒス)」とは、クレジットカードやローンの利用履歴のことです。
クレヒスは、支払い遅延などで傷がある場合クレジットカードの審査で不利になりますが、一方でまったく無いのも良くないと言われます。一度もクレジットカードやローンを利用したことが無い人を「スーパーホワイト」と呼びます。
同じくクレヒスが真っ白な人の中には、金融事故など何らかの問題でクレジットカードやローンの利用ができず、個人情報が白紙となっている人もいます。これを「ホワイト」と呼びます。カード会社では個人情報を確認しても「ホワイト」と「スーパーホワイト」の違いが分からないため、「スーパーホワイト」の人はクレジットカードの審査で警戒される可能性があるというわけです。
クレジットヒストリーと各種ローンの利用状況は信用情報に記録されるため、カード会社や金融機関の審査では重要な情報です。クレジットヒストリーの状況が優れていれば、審査においてプラスポイントとして判断されます。反対にクレジットヒストリーの状況が悪ければ、審査においてマイナスポイントとなるので注意してください。
クレジットカードを利用するメリット7.家族カードやETCカードも発行できる
クレジットカードによっては家族カードやETCカードも発行できます。
家族カードは基本的に本会員カードと同じポイント還元率や優待が受けられるのに加えて、それぞれが日常のさまざまなシーンで利用可能です。発行条件としては多くのクレジットカードで「生計を同じくする18歳以上の家族」と設定されていますが、収入は未収入でも問題ありません。
近年では高速道路や有料道路においてもETCが推奨されており、ETCを利用すると利用料金の割引を受けられるのがメリットです。家族カードやETCカードで利用した際に発生するポイントは、本会員に集約されます。家族全員で効率的にポイントが貯められるため、貯まったポイントも有効活用してください。
クレジットカードを利用するメリット8.支払方法を工夫して高価なものも購入できる
クレジットカードの支払方法は一括払い以外に、分割払いやリボ払いなどが用意されています。具体的な分割払いの回数はクレジットカード、利用先の店舗やサイトでも違うので事前に確認してください。
高額な商品を購入する際は、分割払いやリボ払いを利用すると一度に支払う負担を減らすことができます。しかし、分割払いやリボ払いは手数料や利息がかかるため、一括払いよりも最終的な支払総額が多くなる点は注意が必要です。それぞれの手数料や支払総額を把握しておきましょう。
クレジットカードを利用するメリット9.利用状況によって上位グレードのカードが案内される
クレジットカードにはグレードがあり、下から「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」なのが一般的です。
多くの場合、一般カードの利用実績を積むことでゴールドカードのインビテーション(招待状)が届き、さらに利用実績を積み条件をクリアすることでグレードの高いカードのインビテーションが届きます。この際の条件とは、一年間を通しての利用額、利用した際に延滞をしていないなどが挙げられます。
上位グレードのカードになると特典やポイント還元率が変わります。特典はクレジットカードの種類やグレードで違いますが、多く用意されているものとして「空港ラウンジサービス」「コンシェルジュサービス」「ホテル優待」「レストラン優待」があります。ここからさらに独自の特典が用意されているため、与えられた特典については最大限利用するのがおすすめです。
クレジットカードを利用するデメリット
クレジットカードはメリットと同時にデメリットもあります。使い方などを意識しながら行動しないと、思わぬ問題やトラブルに発展するかもしれません。そのような状態にならないためにもデメリットを把握し、自分がどのようにクレジットカードを利用するか考えなければなりません。
クレジットカードを利用する際のデメリットは、以下が挙げられます。
・使い過ぎてしまうケースがある
・クレジットカードが悪用される可能性がある
・クレジットカードでは手数料や金利が発生する
・支払延滞を起こすといろいろな問題につながる
以下で詳しくクレジットカードを利用するデメリットについて解説するので、クレジットカードを利用する際には参考にしてみてください。
クレジットカードを利用するデメリット1.使い過ぎてしまうケースがある
クレジットカードは現金と違い手元に資金がなくても商品の購入やサービスの利用ができるため、利用額を確認しないと自分が思っているよりも使っていたということがあります。
自分の支払い能力や借り入れ状況と照らし合わせて、毎月どれくらいの支払いなら問題ないか把握することが大切です。自分の支払い能力を超えた使い方をしていると、支払いができなくなりクレジットカードヒストリーにキズがつきます。
クレジットカードには使い過ぎ防止サービスやアプリが用意されていることがあります。設定した金額以上利用するとメールやアプリ、LINEに通知が届くようにしたり、こまめに利用履歴を確認することで使い過ぎを防ぐことができるので、積極的に活用しましょう。
クレジットカードを利用するデメリット2.クレジットカードが悪用される可能性
クレジットカードは悪用される可能性があります。信用できるサイトにしかクレジットカード情報を登録しない、使用の際は通知が来るように設定しておくなどが対策としておすすめです。
クレジットカードは多くの場合、不正利用された際に補償が受けられます。その際は、クレジットカード会社が利用状況などについて調査してくれます。注意点としてはクレジットカードの暗唱番号を他人に教えている・クレジットカードを貸しているなどの場合、補償対象外となる点です。
紛失や盗難に遭った際にはそれぞれのクレジットカード会社の相談窓口に連絡して、使用を停止してもらうようにしてください。
クレジットカードを利用するデメリット3.クレジットカードでは手数料や金利が発生する
クレジットカードの使い方次第では手数料や金利が発生します。
例えば、クレジットカードの利用明細書を毎月郵送してもらう際には手数料がかかることがあります。また、クレジットカードを紛失した際の再発行、家族カードやETCカードの発行の際も手数料が発生する可能性があります。
具体的にどれくらいの手数料がかかるかはクレジットカードで違うので、利用する際には手数料を確認しましょう。
また、分割払いやキャッシング払いを利用すると、手数料と金利が必要になります。資金のやりくりをするためには有効な方法ですが、一括払いよりも総支払額が大きくなる点は把握しておきましょう。
クレジットカードを利用するデメリット4.支払延滞を起こすといろいろな問題につながる
クレジットカードの支払延滞を起こすといろいろな問題につながります。
支払延滞した日数に対して発生する「遅延損害金」は、利用金額に加えて決められた計算方法で算出された額が請求されます。支払いが遅れれば遅れるほど遅延損害金は増えて行くため、できるだけ早いタイミングで支払わなければなりません。
また、クレジットカードはクレジットカード会社と利用者の信用で成り立っているので、支払延滞を長期間または複数回起こすと信用できないと判断されます。このような判断がされるとクレジットカードの利用停止などにつながるため、遅れずに支払いうことが大切です。
クレジットカードを利用する際に注意すべきこと
クレジットカードは安心して利用できるようサポートが用意されていますが、使用する側も防犯意識を持つ必要があります。
クレジットカードを利用する際に注意すべきことは、以下が挙げられます。
・利用計画を立てて延滞を起こさない
・人にクレジットカードを貸さない
・盗難や紛失に遭わないように管理する
・暗証番号をわかりやすいものにしない
・信頼できるサイトにしかクレジットカード情報を登録しない
・カード作成時に国際ブランドをどうするか考える
以下でクレジットカードを利用する際に注意すべきことについて、詳しく解説するので、クレジットカードを利用する際には参考にしてみてください。
クレジットカードを利用する際に注意すべきこと1.利用計画を立てて延滞を起こさない
利用する際には利用計画を立てて延滞を起こさないことが大事です。自分の支払い能力を超えると支払延滞などの原因となります。支払延滞を起こすと、クレジットヒストリーに記録され、新しいクレジットカードの審査やローンの審査の際にマイナスポイントになります。
また、支払延滞すると延滞利息が発生したり、クレジットカードの利用停止などにつながります。支払延滞によってクレジットカードの利用停止になった場合、残っている支払額の一括返済が求められます。そのような事態を起こさないためにも、利用計画を立てて、毎回の支払いを忘れないようにしましょう。
クレジットカードを利用する際に注意すべきこと2.人にクレジットカードを貸さない
人にクレジットカードを貸してしまうと大きな問題やトラブルに発展するため、絶対に自分のクレジットカードを人に貸してはなりません。これに関してはどれだけ仲が良い友人でも、信頼している家族でも規約違反となります。万が一クレジットカードを貸している状態で不正利用が発生した場合、本来なら補償される内容も補償されなくなります。
クレジットカードはカード本体とセキュリティコードがあれば、誰でも利用できる場合があります。クレジットカードは自分以外の人間が触れないようしっかり管理しましょう。
クレジットカードを利用する際に注意すべきこと3.盗難や紛失に遭わないように管理する
クレジットカードは盗難や紛失にあった際に不正利用されるケースが多くあります。自分が保有しているクレジットカードはしっかり管理し、失くした際はすぐに対応できるようにしておきましょう。
紛失した際はすぐにクレジットカード会社に連絡し、クレジットカードを紛失した旨を伝え、使用停止してもらう必要があります。最近では盗難や紛失にあった際の対策としてナンバーレスカードを発行しているカード会社もあります。ナンバーレスカードはカード番号やセキュリティコードが記載されていないため、自分以外の人間の手に渡っても不正利用されづらくなっています。
クレジットカードを利用する際に注意すべきこと4.暗唱番号をわかりやすいものにしない
クレジットカードの暗証番号を忘れてしまうとカード払いできなくなるため、忘れないようにしなければなりません。また、暗証番号をWeb会員ページにログインする際に何度も間違えた場合、ログインがロックされることがあります。
しかし、暗証番号を忘れないようにわかりやすいものにすると、他人から推測されやすく、悪用される原因になります。わかりやすい暗証番号とは、自分の誕生日や家族の誕生日、連続した番号などです。クレジットカードのセキュリティ面を強化するためにも、暗証番号は他人から推測されないものにする必要があります。他人からは推測されない暗証番号でありながら、自分自身は覚えやすくて意味がある番号にするのがおすすめです。
暗証番号を忘れてしまった場合は再設定が必要になるので、相談窓口などに連絡しましょう。
クレジットカードを利用する際に注意すべきこと5.信頼できるサイトにしかクレジットカード情報を登録しない
インターネットショッピングの際にクレジットカード情報の登録が求められますが、登録は信頼できるサイトのみにしましょう。
サイトによっては登録されたクレジットカード情報を悪用するケースもあります。ネットサーフィンをしている時に気になった商品があっても、公式サイトが販売していない場合は公式サイトを検索して登録する、先にネットでサイトの評判を見てみるのがおすすめです。
近年では本物の公式サイトに見えるような詐欺サイトも数多くあります。不審なメールやSMSに記載されたURLから行くのはリスクが大きいといえます。クレジットカード情報を守るためにも、クレジットカード情報を登録する際には慎重に判断しなければなりません。
クレジットカードを利用する際に注意すべきこと6.カード作成時には国際ブランドをどうするか考える
クレジットカードは国際ブランドによって利用できるシーンが変わってくるため、確認しておくことが大事です。
主な国際ブランドは「Mastercard」「Visa」「JCB」の3つになりますが、初めから決められた1種類しか選択できないもの、複数のブランドから選べるものまでクレジットカードによって様々です。近年では多くの国や店舗でほとんどの国際ブランドのクレジットカードを利用できますが、サービス内容によっては指定の国際ブランドしか利用できないこともあります。
また、Mastercardはヨーロッパ方面、Visaはアメリカ方面に強く、JCBは日本生まれの国際ブランドなので海外での日本人へのサポートが充実しているなど、それぞれに特徴があります。
クレジットカードに関するよくある質問
クレジットカードを選ぶ時、使用する時に疑問を持つこともあるでしょう。ここではクレジットカードに関するよくある質問と、その回答を紹介します。安心してクレジットカードを利用するためにも、疑問点を解消しておきましょう。
・クレジットカードは複数枚保有しても問題ない?
・カードの利用限度額はどうやって決まる?
・年会費無料のクレジットカードを使った方がいい?
・カード裏のサインは必要?
・クレジットカードが使えなくなる可能性はある?
・カードを失くした際にはどうすればいい?
・身に覚えのない利用に気づいた際の対応は?
・住所や勤務先に変更があれば連絡が必要?
・支払額が引き落とし口座に準備できないときはどうする?
・ログインIDや暗証番号を忘れた際の対応は?
・クレジットカードは解約できる?
以下で詳しく解説するので、疑問点がある方は参考にしてみてください。
クレジットカードを比較する際によくある質問1.クレジットカードは複数枚保有しても問題ない?
クレジットカードは複数枚保有しても問題ありません。
クレジットカードは貯められるポイント、還元率、付帯保険、特典などカードによりさまざまです。所有上限枚数は法律などで定められていないため、貯まるポイントや付帯保険などの違うカードを2、3枚保有し、シーンによって使い分けるケースが多いようです。
また、複数枚保有する際は国際ブランドが違うものを持つのがおすすめです。「Mastercard」「Visa」「JCB」を一枚ずつ持っていると、ほとんどの国や地域、店舗で対応可能です。また、なにか問題が発生して1枚のクレジットカードが使えなくなっても、他のクレジットカードで支払いができます。
クレジットカードを比較する際によくある質問2.カードの利用限度額はどうやって決まる?
クレジットカードの利用限度額は同じ種類のクレジットカードでも、個人の収入や信用情報などで変わります。限度額が50万円の方もいれば、限度額が100万円の方までいるということです。
クレジットカードの利用限度額はカード発行時の審査で決められます。同一人物でもクレジットカードによって利用限度額が違うケースは少なくありません。自分の限度額はカードの利用明細やWeb会員ページなどから確認できます。
クレジットカードを比較する際によくある質問3.年会費無料のクレジットカードを使った方がいい?
クレジットカードには年会費がかかるものと、無料のものがあります。どちらのクレジットカードを選べばいいか迷うかもしれませんが、実際はどちらを利用しても大きな違いはありません。年会費無料にこだわって自分が希望するサービスが受けられないのなら意味がなく、年会費がかかったとしても自分の希望に合うならば払う価値があります。
また年会費がかかるクレジットカードは、決められた年間利用額を超えると年会費無料になるものも多いため、メインのクレジットカードとして利用するのであれば年会費については大きな問題になりません。
クレジットカードを選ぶ際は年会費も大切な要素のひとつですが、サービスや特典・ポイント還元率なども視野に入れて総合的に考えるのがおすすめです。
クレジットカードを比較する際によくある質問4.カード裏のサインは必要?
クレジットカード裏のサインは記入が義務付けられています。その理由は、本人確認およびカード盗難や紛失の際の不正利用を防止するためです。仮にカード裏のサインをしていない状態で不正利用された場合、損害額が補償されません。
安心してクレジットカードを利用するためにも、届いたらすぐにサインしましょう。
クレジットカードを比較する際によくある質問5.クレジットカードが使えなくなる可能性はある?
クレジットカードの支払延滞を繰り返すと、クレジットカードの利用が停止される可能性があります。これに関してはしっかりと支払いをしておけば問題ないので、それぞれのクレジットカードで定められている支払日を確認しておきましょう。
他にも、有効期限を過ぎてしまったクレジットカードは使用できません。通常は、有効期限に到達する前には、クレジットカード会社から新しいクレジットカードが送られてきます。新しいクレジットカードへの切り替えを忘れて、クレジットカード払いができなくなることがあるため気をつけましょう。
クレジットカードを比較する際によくある質問6.カードを失くした際にはどうすればいい?
クレジットカードを失くした際はクレジットカード会社に連絡して利用停止などの処置を取ってもらうのが大切です。
そのまま放置していると不正利用などにつながるため、カードを失くしたことに気づいたら迅速に対応しましょう。カードを失くした際は再発行も必要になるので、コールセンターなどで案内してもらってください。
カードを失くす原因はさまざまですが、場合によっては警察への紛失届や盗難届が必要になる場合もあります。
クレジットカードを比較する際によくある質問7.身に覚えのない利用に気づいた際の対応は?
クレジットカードは利用明細書などで、自分がいつ、どこで、いくら利用したか確認できます。利用明細書を確認して身に覚えのない利用に気づいた際はカード会社に連絡してください。
他にも店舗やオンラインショップなどで、店側がクレジットカードに関して不審な取り扱いをしていた際も、確認しましょう。身に覚えのない利用に関しては、後から補償してもらえることもあるため、すぐに連絡して指示を受けましょう。
クレジットカードを比較する際によくある質問8.住所や勤務先に変更があれば連絡が必要?
住所や勤務先に変更があればすぐにクレジットカード会社に連絡して、各種変更手続きをしなければなりません。
クレジットカード会社に届けている内容は、利用額を請求する際などにも重要です。そのため、さまざまな事情で登録情報が変更された場合、安全にカード利用するためにも速やかに連絡して変更します。
そもそもクレジットカードの所有権についてはクレジットカード会社が持っているため、各種情報についてはお互いに共有するのが大切です。仮に登録情報が変更されているのを知らせていないと、後からの対応が遅れてしまう原因になります。
クレジットカードを比較する際によくある質問9.支払額が引き落とし口座に準備できないときはどうする?
クレジットカードの利用額を引き落とし口座に用意できないとき、そのまま放置すると支払延滞になってしまいます。
支払方法は分割払いやリボ払いに変更できるため、支払方法を変更して返済負担を減らす方法も有効です。それでも支払額がどうしても準備できない場合、クレジットカード会社に相談してください。
支払いのために借金をするとさらに問題が大きくなるので、自分だけで焦って考えるのはおすすめできません。
クレジットカードを比較する際によくある質問10.ログインIDや暗証番号を忘れた際の対応は?
ログインIDや暗証番号を忘れた際は再発行ができるため、それぞれのクレジットカードで指定されている方法で対応してください。
基本的には公式サイトやWeb会員ページなどに記載されていますが、わからない場合はクレジットカード会社の相談窓口に連絡します。暗証番号はログイン時に何度も間違えると、クレジットカードがロックされるので注意しましょう。
ログインIDや暗証番号についてわからなくなった際には、強引に解決しようとせずカード会社に問い合わせることが大切です。
クレジットカードを比較する際によくある質問11.クレジットカードは解約できる?
クレジットカードの解約は決められた手続きをすればできますが、支払い残高が残っていないなどの条件を満たす必要があります。
利用していないクレジットカードは所持していてもメリットがないだけでなく、保有枚数が多くなるとローン審査などにも影響があります。具体的な解約方法については、クレジットカードごとに違うので、公式サイトを確認してみましょう。
おすすめクレジットカード比較まとめ
クレジットカードを上手に利用すると、お得に楽しくショッピングをしたり、日々の支払いが楽になります。一人ひとりのライフスタイルに合っているものを選ぶことが大切です。
また、デメリットや注意点についても把握し、大きな問題やトラブルに発展しないようにしましょう。クレジットカードは利用額分の支払いが必要になるので、締め日と引き落とし日を忘れないようにしましょう。利用している際に多く起こる問題として、思ったよりも利用額が大きく払えない、といったことがあります。利用額は日々こまめに確認し、自分の支払い能力を超えないようにしてください。
クレジットカードはそれぞれで異なっている特徴を持っているため、それぞれのカードが持っている特徴や強みを比較しながら検討するのがおすすめです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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年会費 | 無料 | 初年度無料 2年目以降2200円(税込) |
無料 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~7.0% | 0.5%~1.0% | 最大1.5% | 0.5% | 1%~10.5% |
発行スピード | 最短10秒 |
約2~3週間 |
最短7分(申込5分、審査2分)でお手続き完了 |
最短5分 |
最短5分(カード番号発行まで) |
国際ブランド | Visa |
VISA、Mastercard、JCB |
Visa |
Visa |
JCB |
マイル | ANAマイル |
JALマイル |
- |
JALマイル |
JALマイル |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
海外旅行/国内旅行傷害保険(傷害死亡・傷害後遺障害) |
- |
ショッピングセーフティ保険 |
旅行傷害保険(海外) |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
■三井住友カード(NL)に関して
※商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※最短10秒発行受付時間:9:00〜19:30
※即時発行ができない場合があります
※お申し込みには連絡可能な電話番号が必要です。
※スマホのタッチ決済:Visaのタッチ決済とMastercard®コンタクトレスが対応
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※最大7%のポイント還元は通常のポイントも含まれます。
■PayPayカードに関して
※ ご利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポイントがもらえます。
※ PayPayカードをPayPayアプリに登録およびPayPayステップの条件達成が必要。
※ 出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。手続きはこちら(https://paypay.ne.jp/help/c0021/)からご確認ください。
※ ポイント付与の対象外となる場合があります。
例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」
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初年度無料 | ANAマイル | Apple Pay Google Pay |
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※最短10秒発行受付時間:9:00〜19:30
※即時発行ができない場合があります
※お申し込みには連絡可能な電話番号が必要です。
※スマホのタッチ決済:Visaのタッチ決済とMastercard®コンタクトレスが対応
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※最大7%のポイント還元は通常のポイントも含まれます。