クレジットカードの世界的ブランドとして確固たる地位を築いているアメリカン・エキスプレス・カード、通称「アメックスカード」。今持っているクレジットカードからワンランクアップしたいと考えている方に、アメックスカードの種類や特長をご紹介します。
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目次 [表示非表示]
- 1. アメックスカードの種類は豊富
- 2. アメックス発行のカードと特長
- 3. アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード
- 4. アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
- 5. アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
- 6. アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
- 7. アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- 8. アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
- 9. 航空会社との提携カード
- 10. ANA アメリカン・エキスプレス・カード
- 11. ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- 12. ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
- 13. デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
- 14. デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- 15. その他の提携カード
- 16. ペルソナ STACIA アメリカン・エキスプレス・カード
- 17. ニーズに合ったアメックスカードを選ぼう!
アメックスカードの種類は豊富
アメックスカードは全部で16種類あります。「スタンダード・カード」「ゴールド・カード」「プレミアム・カード」とランク別に分かれ、その他ビジネス・カードや他社との提携など多種多様なところも魅力です。
一方で種類が多すぎてどれを選んでいいのかわからないという悩みもあるでしょう。それぞれのアメックスカードの特長を知って、自分に最適なカード選びをしたいものです。
プロパーカードと提携カードの違い
アメックスカードを選ぶ上でまず検討したいのがプロパーカードか提携カードの選択です。プロパーカードはあまり耳慣れない言葉ですが、クレジットカードの国際ブランドが発行しているオリジナルのカードを指します。ステータス性の高いアメックスカードはプロパーカードの代表的なカードです。
提携カードは文字通り、クレジットカード会社が他業種の会社と提携して発行しているカードです。アメックスカードでは、航空会社やホテルと提携しているカードを発行しています。
アメックス発行のカードと特長
アメックスカードは全部で16種類あります。「スタンダード・カード」「ゴールド・カード」「プレミアム・カード」とランク別に分かれ、その他ビジネス・カードや他社との提携など多種多様なところも魅力です。
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード
数あるアメックスカードの中で最もスタンダードで初めてのアメックスカードに最適なアメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード。月会費1,100円(税込)で、アメックスならではのクオリティの高いサービスが受けられます。
例えば空港ラウンジの無料利用は、同じく国際ブランドであるJCBカードではゴールド・カードからサービスが付帯してきますが、アメックスカードならスタンダード・カードでも同等のサービスが受けられるのです。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
アメックスグリーンの上位カードであるアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードの年会費は39,600円(税込)です。
年会費はアメックスグリーンよりも高くなりますが、家族カードが2枚目まで無料で発行できるというメリットがあります。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードで受けられる特典はアメックスグリーンと比較すると充実しており、例えば、所定のコースメニューを2人以上で予約・利用した際に1人分のコース料金が無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」などの特典があります。
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、アメックスカードの中で最高クラスのサービス内容と補償を持つカードです。年会費は16万5000円(税込)と高額ですが、家族カードは4枚まで無料という特典があります。
プラチナ・カード会員専用の「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」が24時間365日利用用可能です。サービスに関する問い合わせや旅行やレストランの予約などに対応しています。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
法人格の経営者や個人事業主が申し込めるのがアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードです。年会費は1万3200円(税込)で会計上、経費として計上できます。ビジネスを円滑に進めるためのさまざまなサービスが充実しています。
カードの利用状況をクラウド会計ソフトと連携でき、会計業務の効率化や経営分析にも役立ちます。出張などに便利な空港ラウンジ無料使用や手荷物無料宅配サービスなどのサービスも利用可能です。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
年会費3万6300円(税込)のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード。
トラベル分野では空港ラウンジ無料利用はもちろん、東京駅・新宿駅・博多駅で手荷物を預かりホテルまで無料配送する手荷物ホテル当日宅配サービスを受けられ、国内でのビジネスもサポートしています。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
アメックスのビジネス・カードの最高峰が年会費16万5000円(税込)のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードです。個人用カードのプラチナ・カードと同様、最高レベルのサービスが受けられます。
大きな特長としては、カードの利用限度額を設定していないことが挙げられます。アメックスが設ける所定の条件を満たし、事前承認が必要ですが、大規模な設備投資などで多額の資金が必要な時にもフレキシブルに対応してくれます。
航空会社との提携カード
アメックスカードが航空会社と提携しているカードは、5種類あります。航空会社の提携カードのメリットはなんといってもマイルが貯まりやすいことです。飛行機を利用するのが多い方におすすめです。
ANA アメリカン・エキスプレス・カード
アメックスがANAと提携しているANA アメリカン・エキスプレス・カード。年会費が7700円(税込)と、他のアメックスカードの中で最も安く、手軽に使えるカードといえるでしょう。入会するだけで1000マイル、さらにカード更新ごとにも1000マイルが付与されます。
ANA航空券やANAグループでの買い物などでカードを利用すると、加算されるポイントは1.5倍とお得です。1000ポイント単位でANAのマイルに移行できます。
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
年会費3万4100円(税込)のANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANAでのサービスをさらにグレードアップしたカードです。入会時に2000マイル、更新ごとに2000マイルがもれなくボーナスとしてプラスされます。
ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
マイルがスピーディーに貯まるANA アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。年会費16万5000円と同ランクのプロパーカードに比べて高くなりますが、サービス内容や特典が多いのが特長です。
他のカードのようにポイントの有効期限やポイント移行制限がないため、無制限にポイントが貯まる仕組みです。さらに空港VIPラウンジやANA国内線ラウンジの利用が無料になり、ラグジュアリーな旅のサポートをするサービスが充実しています。
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カードは、デルタ航空との提携カードです。年会費は1万3200円(税込)で、1枚目の家族カードは無料。入会後1年間はデルタ航空のスカイマイル上級会員資格「シルバーメダリオン」を利用できます。
デルタ航空の利用以外の日々の買い物でも100円で1マイルが貯まり、ポイントからの移行などの手間もかかりません。
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
「シルバーメダリオン」よりもワンランク上の「ゴールドメダリオン」が利用できるデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード。年会費は2万8600円(税込)で家族カード1枚目は無料です。
デルタ航空を利用する際は、専用のエリアで優先チェックイン、一般搭乗が始まる前の優先搭乗など各種優待が受けられます。
その他の提携カード
その他の提携カードを紹介します。
ペルソナ STACIA アメリカン・エキスプレス・カード
阪急百貨店・阪神百貨店などの阪急阪神グループと提携しているペルソナ STACIA アメリカン・エキスプレス・カード。年会費は1万5400円とお手頃です。
アメックスカード利用で貯まるポイントに加え、阪急阪神グループで利用料金の10%(税抜)がSポイントとして貯まります。さらにアメックス加盟店での買い物や公共料金の支払いなども対象になるため、ポイントが貯めやすいのが魅力です。
ニーズに合ったアメックスカードを選ぼう!
種類が豊富なアメックスカードですが、それぞれ特典や優待内容が異なります。自分のニーズに合ったカードを選ぶのがベストです。カードの年会費もチェックしておきたいですね。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部