更新日: 2024.03.06

dカードはおトクなの? 利用する前に知っておきたいデメリットを解説 [PR]

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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dカードは年会費永年無料で、dポイントを貯めてポイント生活を実践したい人におすすめのクレジットカードです。高校を卒業したら申し込めるので、検討している人も多いことでしょう。
 
dカードの利用には、メリットだけでなくデメリットもあります。利用してから後悔しないためにも、注意点を事前に把握しておくことが大切です。今回はdカードの9つのデメリットや、dカードの利用に向いている人について紹介します。

FINANCIAL FIELD編集部

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dカードの9つのデメリット

dカードの利用でポイントがザクザク貯まる! と思っていたのに、予想していたほど貯まらなかったり、旅行傷害保険が付帯していると思っていたら、実は対象外だったりするとガッカリするでしょう。
 
dカードの利用にあたり基礎知識を備えておくと、「ガッカリ」する事態を避けられます。ここでは、事前に知っておきたいdカードの9つのデメリットを見ていきましょう。

 

こんなにある! ポイント進呈対象外の支払い

dカードポイントサービスでは、ドコモの携帯・ドコモ光利用料金をdカードで支払うとポイント加算の対象外です。携帯や固定電話、インターネットなどの請求を一元化するNTTファイナンスの「おまとめ請求」を、dカードで支払ってもポイントはつきません。
 
ドコモの端末故障修理代金や端末代金の分割払いなど、ドコモの携帯に関連した支払いでポイントがつかないケースが多いのはデメリットです。
 
他にも電子マネーのチャージ、各種手数料、募金への寄付や国民年金保険の支払いにdカードを利用しても、ポイントは貯まらないので注意してください。

 

29歳以下しか国内・国外旅行傷害保険が付帯しない

dカードに入会すると、国内・国外旅行傷害保険が利用付帯します。航空チケットやツアー代金などをdカードで支払えば、万が一の際に保障が受けられるというものです。
 
しかし年齢制限があり、dカードを契約中の29歳以下の人しか保障の対象にならないのは、デメリットと言えるでしょう。

 

利用携帯電話番号を登録しないと特典を受けられない

dカード利用額100円に対して1ポイント貯まる「dカードポイントサービス」は、ローソンやマクドナルドなどで使える「dポイント」を獲得できるサービスです。
 
利用額100円に対して1ポイント貯まるのは、他のクレジットカードと比べてもかなりの高還元率ですがデメリットもあります。
 
ショッピングを利用すれば自動的にポイントが付与されるクレジットカードもある中、dカードは「利用携帯電話番号」の登録を行う必要があります。
 
各種設定に慣れている人でないと、見落としてしまうかもしれませんので注意してください。

 

「あとから分割」を利用できないケースがある

dカードには、1回払い・2回払い・ボーナス一括払いで指定した、5万円以上の利用代金を分割払いに変更できる「あとから分割」があります。
 
しかし以下の一部の加盟店では、1回払いになる場合があるので注意してください。
 

・エステティックサロン
・語学学校
・パソコン教室など

 
Webや電話で「あとから分割」を申し込むの際に、1回払いから変更不可だと分かってショックを受けないように、あらかじめ確認しておきましょう。

 

「海外キャッシュサービスご利用枠」の事前設定が必要

クレジットカードを持っていれば、海外で現地通貨を手軽に引き出せる……そのようなイメージがありますが、dカードの場合には「海外キャッシュサービスご利用枠」の事前設定が必要です。
 
国際ブランドのVISAやMastercardだから、必要であれば海外で現金を引き出せると思っているとトラブルになります。
 
事前に「海外キャッシュサービスご利用枠」を忘れずに申し込むようにしましょう。

 

家族カード利用で貯めたポイントは本会員のみ使える

家族カードの利用に応じて家族みんなでポイントを貯められますが、ポイントは本会員に貯まります。つまりポイントを利用できるかどうかは、本会員に聞いてみないと分かりません。
 
カード利用料金の支払いは本会員の口座から引き落とされるので、本会員にポイントが貯まるのは当たり前ですが、家族会員は自由にポイントを管理できない点はデメリットでしょう。

 

すでにカートに入っている商品はポイントUPモールの特典対象外

dカードユーザーは経由するだけで、オンラインショッピングのポイント還元率が1.5〜10.5倍になるポイントUPモールを利用できます。使い方は、ポイントUPモールから楽天やアマゾンなどへ遷移して、いつものようにお買い物するだけです。
 
しかし例えば楽天やアマゾンのアプリなどを利用して事前にショッピングカートへ入れた商品は、ポイントUPモールを経由して決済しても、通常より高いポイントが還元されることはありません。
 
細かいルールを知らずに利用すると、高いポイント還元率が適用されないので注意してください。

 

iDやd払いの利用は日本国内に限定される

iDとd払いは、ドコモが提供するキャッシュレス決済サービスです。しかしいずれのキャッシュレス決済サービスも、利用は日本国内に限定されます(2021年9月現在)。
 
dカードとd払いを連携させると、dポイントが貯まりやすくなるため利用している人も多いことでしょう。dカードと一体型の電子マネーiDは、チャージ不要なので使い勝手が良いのがポイントです。
 
使い慣れたキャッシュレス決済サービスを国内でしか使えないのは、デメリットです。

 

インターネットでdカードを解約できない

dカードの申込時は、パソコンやスマートフォンからオンライン入会できるので便利ですが、解約時は電話をかける必要があります。
 
電話の受付時間は、年中無休とはいえ10:00~20:00と決まっているので、24時間対応できるオンライン入会に比べると不便です。さらに電話で解約の意思を伝えるのは、おっくうに感じる人も多いことでしょう。
 
解約は電話だけ、という選択肢の少なさはdカードのデメリットです。

 

dカードの利用に向いている人とは?

dカードはおトクで便利なクレジットカードだと評判が高いため、なかなかデメリットについて語られることがありません。ここではデメリットをふまえて、どのようなタイプの人がdカードの利用に向いているのかご紹介します。
 
向いている人は、dカードで生活費を節約したり、キャッシュレス決済ツールとして毎日のお買い物で使ったりする人です。では詳しく見ていきましょう。

 

ポイント利用で生活費を節約したい人

dカード利用に応じて貯めたポイントは、「1ポイント=1円」としてお買い物やドコモの利用料金に充当できるので、生活費を節約したい人にぴったりです。
 
ポイントの使い道が広く、街のお店やネットのお店でも利用できるので、工夫次第で生活費を大きく削減できます。
 
節約を実践するためには、ポイント還元率が高くなるキャンペーンをこまめにチェックするなど綿密なリサーチが必要です。d払いの支払いにdカードを設定して、ポイントを最大3重取りできるお店を探すなど、面倒がらず結果につながる努力を楽しめる人に向いていると言えるでしょう。

 

コンビニなどdポイント加盟店をよく利用する人

dカードの利用で貯まるポイントは、全国約8万6000店舗(※2021年3月末時点)のdポイント加盟店で使えます。ローソン、マクドナルドやマツモトキヨシなど、毎日の買い物でよく利用している店で、会計の際にdポイントを貯めたり使ったりできるので便利です。
 
少額決済が多いコンビニを利用するなら、ぜひdカードを持ちましょう。特にローソンやファミリーマートは、ポイント3重取りが可能なコンビニです。
 
dカードを支払い方法に設定してd払いで決済する習慣にすれば、いつの間にかポイントが貯まり、手持ちの現金を減らさずに買い物できるようになります。

 

dカードを活用するためにはリサーチも忘れずに

dカードの利用にはデメリットもあります。しかし国内のコンビニやドラッグストアなどで日用品の買い物をすることが多い人なら、dカードは手持ちの現金を節約できるおトクな決済ツールです。
 
効率よくポイントを貯めるためには、還元率の高いキャンペーンを探したりポイント3重取りが可能なお店を探したりとリサーチが必要になります。
 
リサーチを楽しめる人は、節約のためにもぜひdカードを活用してみてください。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部