dカードで毎月発生する携帯料金や公共料金などを支払えるように設定すれば、家計の管理がラクになりポイントも貯まります。ドコモの携帯料金支払いでも、クレジットカード払いは便利ですが、系列のdカードを設定する際には注意が必要です。
今回はドコモ携帯料金支払いにdカードを利用するメリットとデメリットをご紹介します。ポイントを貯めている方は、ぜひ当記事を参考にしてください。
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ドコモ携帯料金支払いにdカードを設定するメリットとは?
dカードはNTTドコモが発行するクレジットカードです。そのためドコモの携帯料金支払いに、dカードを設定するとおトクなメリットが用意されています。
ポイント付与の対象ではありませんが、携帯料金が割引になり、いつでもプランを変更できるのがメリットです。
ここでは、ドコモが提供する「dカードお支払割」についてご紹介します。
ギガホなどの料金が割引に
2019年10月から「dカードお支払い割」がスタートしました。dカードをドコモ携帯料金支払いに設定するメリットは、「dカードお支払い割」が適用される点です。
ドコモの携帯料金支払い方法として、dカードまたはdカード GOLD(家族カード含む)を設定するだけで、月々187円(税込)の割引を受けられます。
2019年10月1日以降に、以下の「定期契約なし」プランを契約している方が187円(税込)割引の対象です。
・ドコモのギガプラン
・はじめてスマホプラン
・U15はじめてスマホプラン
・ケータイプラン
5つの申込方法が用意されているので、自分の都合に合わせて選びましょう。
・パソコン
・スマートフォン
・ドコモ ケータイ(spモード)
・電話
・ドコモショップ
dカードを上記プランの携帯料金支払いに設定するだけで、割引の適用を受けられ手元のお金を節約できるのでおトクです。
定期契約なし! いつでもプラン変更が可能に
定期契約とは、2年間同じプランを利用する契約のことで、途中でプランを変更すると解約金1100円(税込)がかかります。ドコモを継続して利用する場合でも、プラン変更の解約金を支払うことになります。
しかし、「定期契約なし」プランを契約すると、いつでも解約金なしで料金プランを変更できます。解約金を気にせずに、そのときどきのライフスタイルに合わせてプラン変更できるのも「dカードお支払い割」のメリットです。
ドコモ携帯料金支払いにdカードを設定するデメリットとは?
dカードはNTTドコモが発行するクレジットカードなので、ドコモユーザーなら誰でもポイントがつくと思いがちです。しかしドコモ携帯料金支払いにdカードを設定した場合には、dカードポイントサービスによるポイントは付与されません。
dカード利用でポイントが付与されると期待している方にとっては、デメリットです。ここでは、ドコモ携帯料金支払いにdカードを設定した場合のデメリットをご紹介します。
dカードで支払うとポイント対象外に
NTTドコモが発行するdカードですが、ドコモの携帯料金支払いに利用して「利用額100円に対して1ポイント」が付与されないのはデメリットです。
dカードポイントサービスについてよくチェックすると、「ドコモの携帯電話ご利用料金およびドコモ光ご利用料金については、dポイントクラブのポイントプログラムでの進呈となります」と記載されています。
つまり、dポイントクラブのポイントプログラムからポイントは進呈されるということです。しかし、ドコモのケータイ・ドコモ光の利用料金1000円(税抜)につき10ポイントの付与なので、1000円未満は切り捨てとなるのがデメリットです。
ahamoユーザーは割引対象外
ahamoは、残念ながら「dカードお支払い割」対象のプランに含まれていません。dカードをahamoの携帯料金支払いに設定しても、「dカードお支払い割」の対象外なのはデメリットです。
ahamoユーザーは割引対象外なので、dカード以外のクレジットカードを利用したほうがいいでしょう。
割引対象プランへ変更する必要がある
「dカードお支払い割」の対象となるプランは限定されています。dカードを携帯料金支払い方法に設定して、割引を受ける場合には対象プランへ変更する必要がある点ではデメリットです。
これから新規契約を考えている方なら「dカードお支払い割」は利用しやすいものの、長年利用してきたドコモのプランに不便さを感じていない方にとっては、プランの変更は面倒に感じるでしょう。
ドコモ携帯料金支払いをdカードに設定する際の注意点
ドコモユーザーなので、クレジットカードはNTTドコモが発行するdカードだけ持っている、という方もいるかもしれません。毎月発生する携帯料金の支払いをdカードに設定すれば、支払い忘れもなくなるのでとても便利です。
しかし設定する前に、ぜひ知っておきたい注意点がいくつかあります。
ここではドコモの携帯料金支払いにdカードを設定する際の注意点を見ていきましょう。
ポイント重視なら! dカード以外のクレカで支払う
ポイント獲得を最優先に、クレジットカードで携帯料金や公共料金を支払っている方もいることでしょう。ポイントを獲得するためには、ドコモの携帯料金支払いに、dカード以外のクレジットカードを設定することが大切です。
dカード利用に応じてもらえるdポイントは、使い勝手が良いと人気があります。しかしdカードをドコモ携帯料金支払いに設定しても、dカードポイントサービスの対象外です。
ポイント生活を実践している方は、dカード以外のクレジットカードを利用しましょう。最近ではdカードのほかにも、独自のポイントグラムで発行数を伸ばしているクレジットカードがあります。
dカード GOLDでの10%還元には携帯電話番号の登録が必要
dカード GOLDを利用するメリットで代表的なものが、ドコモユーザーにとっておトクな「dポイントクラブご優待(10%ポイント還元)」です。
dカード GOLDに契約すると、ドコモ携帯・ドコモ光料金の10%がポイント還元されるという特典ですが、特典をもらう際に注意点があります。dカード GOLDを支払い方法に設定することが、10%ポイント還元の条件ではありません。
つまり支払い方法の設定と特典の付与は無関係なのです。10%のポイントを還元されるためには、利用携帯電話番号の登録が必要だという点をおさえておきましょう。
「dポイント利用者情報/ご利用携帯電話番号登録方法」は、dポイントを活用するために重要な手続きです。
dカードにdポイント利用者情報の登録をする際に、dカードの利用携帯電話番号を登録します。dカードのdポイント利用者情報の登録・解除手続きの流れは、次のとおりです。
1.My docomoへログイン
2.ご契約内容の確認・変更
3.会員情報画面
4.dポイントカード登録情報
あとで「10%のポイントが還元されていない!」とショックを受けないためにも、利用携帯電話番号の登録を忘れないようにしましょう。
dカード GOLDの10%還元は家族カードにも適用される
dカード GOLD利用者に向けた「dポイントクラブご優待(10%ポイント還元)」は、本会員だけでなく家族会員も対象です。家族会員のケースでも、本会員のカードと同様に、利用携帯電話番号の登録は必須ですので、登録を忘れないようにしてください。
dカード GOLD 家族カードを申し込むと、年会費無料で1枚目が発行されます。家族会員の獲得したdポイントは、本会員の口座に貯まる仕組みです。
家族みんながドコモユーザーであれば、dカード GOLD 家族カードの利用はメリットが大きいでしょう。
割引や自由度あるいはポイント獲得を重視するのか選択できる
dカードをドコモの携帯料金支払い方法に設定するメリットは、割引です。割引対象となるプランは、いつでも解約金なしでプラン変更ができるため自由度が高いでしょう。
ポイント獲得を重視するなら、ドコモの携帯料金支払い方法にはdカード以外のクレジットカードを設定するのがおすすめです。
dカード GOLD特典の10%ポイント還元を利用するためには、利用携帯電話番号の登録が必須のため忘れないように注意しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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